JFL 第2節 vs FC神楽しまね|監督会見 コメント

JFL 第2節 vs FC神楽しまね|監督会見 コメント

● 試合結果
Criacao Shinjuku 0(0-0、0-1)1 FC神楽しまね
https://criacao.co.jp/soccerclub/game-result/post-8917/

● 試合後、監督 成山一郎 コメント
ーー試合を振り返ってください
試合の振り返りではありませんが、試合が終わってスタンドにご挨拶に行った際、多くの人が温かい拍手を送ってくださって、改めて「本当に勝ちたかったな」という感情が湧き出てきました。会社のメンバーがすごいスタンドをつくってくれて、パートナーのみなさんも協力してくださって、クリアソン新宿ではボランティアの人たちを「ファミリア」と呼んでいるんですが、ファミリアの方、新宿高校サッカー部の方、クリアソン新宿U-15の人がサポートしてくれて、そうして、せっかくたくさんの方々に来ていただいて、FC神楽しまねの方々にも来ていただいて、一つの「良いサッカーの試合」を作れた中で、勝ち切れなかった悔しさが今は残っています。サッカーの内容の方で言えば、第1節のFC大阪戦よりは明らかに良い形がつくれていたので、試合に勝った負けたというところと切り分けて、またみんなで振り返りながら、確認しながら次に進んでいきたいです。

ーー昨年のチームから変わったところはありますか
昨年から(在籍する)人がたくさん変わったので、比較が難しいです。私たちがベースとして大事にしている「あり方」「やり方」で分けると、みんなとよく話をするのですが「あり方」だと「闘う。走る。声を出す」というものがあります。これは行動のように聞こえちゃうんですが、もう少し深い話があって、そういうあり方を大事にしていこうということは、昨年も今年も一切変えていないです。これはクリアソンの伝統というか、歴代のOBの方がずっと大事にしてきたものなので、ぶらさずにやっていこうと思っています。「やり方」は今日だと前節から出場している選手が違ったり、去年と今年だと所属している選手が違ったりするので、なるべく選手の特徴が出るようにコーチと選手と相談しながら進めています。

ーー個人名は出せないと思いますが、新型コロナウイルスの感染者が出て、本来試合に出したかったメンバーを外さざるを得なかったということはあったんでしょうか。
毎試合、1週間かけて全員で競争をして進めています。いなかったメンバーが、その場に立って競争していたら試合に出ていた可能性もありますし、今日出ていたメンバーが、練習で良いパフォーマンスをして、そのまま出ていた可能性もあります。「あの選手を出したかった」という話ではなくて、全員が競争をして、そこからスタメンを選出するという考え方だと、それができなかったという評価です。

ーー昨年、一足飛びでここまで来て、開幕戦のFC大阪戦で負けたこの1週間。今まで連勝してきたチームが負けちゃうと「あれ?」となることもあると思いますが、監督は、特に精神面でどんな働きかけをしましたか。
「久しぶりに負けた」ということはコーチ陣でも話していました。言い訳することなく、力負けしたと強く感じましたし。だけど、みんなの特徴を生かせれば「もっとできたな」と手ごたえも感じていました。駆け引きなしで、それをそのまま選手に伝えたところ、みんなも「そうだよな」という反応だったので、精神面で励ますとかではなく、全員で事実を共有して「じゃあこの1週間、みんなの特徴が発揮できるようにやっていこう」という進め方をしました。

ーー今日はあれだけチャンスを作りながらネットを揺らすことができなかった。クリアソン側にどんな課題が考えられますか。
まずは、自分たちがボールを持つ時間をもう少し長くしたい。そうするとチャンスをつくれるさらに頻度が増え、確率はおのずと上がると思うので。あとは、今日のサッカーの試合を、FC神楽しまねのみなさんと一緒につくっていた中で、明らかに、キーパーの方が素晴らしいセーブを連発されていて、またひとつ基準をもらったので「自分たちのトレーニングも、もっといいシュート練習をしよう」とか、そういう話になってくると思います。

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