Criacao Shinjuku Procriar 2点差からの逆転劇!劇的勝利で今シーズンを3位で締めくくる│東京都リーグ 試合レビュー

Criacao Shinjuku Procriar 2点差からの逆転劇!劇的勝利で今シーズンを3位で締めくくる│東京都リーグ 試合レビュー

第54回東京都社会人サッカーリーグ2部 順位決定戦
Criacao Shinjuku Procriar vs 三井住友海上サッカー部

● 試合結果
Criacao Shinjuku Procriar 3(0-2、3-0)2 三井住友海上サッカー部

● 得点者
10分 三井住友海上サッカー部
40+1分 三井住友海上サッカー部
57分 Criacao Shinjuku Procriar 森 一樹(#28)
59分 Criacao Shinjuku Procriar 杉浦 拓也(#9)
80+3分 Criacao Shinjuku Procriar 杉浦 拓也(#9)

コロナウイルスの影響で異例の形で行われた東京都リーグの最終戦は、3位決定戦となった。

試合開始直後からシンプルにロングボールを入れてくる相手に、徐々にペースを握られる。立ち上がりの10分。相手の右サイドからチャンスを作られ、GKと一対一に。シュートはポストにあたったが、その跳ね返りを押し込まれ、開始早々に失点する。その後もサイドからチャンスを作られるが、相手チームのミスに助けられる。

Criacao Shinjuku Procriarも左サイドの小椋(#13)、上原(#4)を中心に攻めるが、シュートは枠を外れる。追いつけないまま、前半終了間際の40+1分。
中盤のパス回しから相手にボールをとられ、再びGKとの一対一に。相手に冷静に決められ、0-2で前半を折り返す。

このままでは終われないと、ハーフタイム話し合い、迎えた後半。開始早々に杉浦(#9)がシュートを打つが、惜しくも相手GKの正面。前半と異なり後半はサイドを大きく使い、相手ゴールに迫るCriacao Shinjuku Procriar。徐々にペースを握ると、後半17分、若杉(#10)、小椋とパスを繋ぎ、最後はこの試合、右サイドハーフで出場した森(#28)が逆サイドネットに突き刺す豪快なシュートで、待望のゴールをきめる。

そのまま勢いに乗ったCriacao Shinjuku Procriarは続く後半19分にも、左サイドの小椋のパスを中央で受けた杉浦が、素晴らしいボールコントロールでシュートを放つと、それが決まり遂に同点。その後は、相手に攻め込まれるシーンもあるが、山内(#5)の体を張った守備などで、追加点は奪わせない。

そして、PK戦も見え始めた、後半アディショナルタイム。右サイドでボールをカットした金(#7)から前線の杉浦にスルーパス。それを杉浦がシュート。
ボールは相手DFに当たりながらもゴールに吸い込まれ、3-2と逆転ゴールを決め、試合終了のホイッスル。

この試合の結果をもって、今季は3位で終了。劇的勝利で今季を締めくくった。


● Procriar インタビュー企画
最後にキャプテン下小牧選手のインタビューです

Q:どのような姿勢で順位決定戦に臨みましたか。
下小牧:優勝の可能性に関係なく、今年は自分たちのありたい姿とそのギャップに常に向き合ってきました。優勝がないとはいえ、やることは変わらず、ありたい姿を体現するだけだと心に決めて試合に臨みました。

Q:今年一年の総括を教えてください。
下小牧:非常に悔しいシーズンでした。コロナウイルスの影響もあるなかで、最後まで付いてきてくれた仲間、応援してくれた皆さまには本当に感謝しています。新しいメンバーも多い中、Criacaoはどうあるべきか、自分はどうありたいのかを一人一人が考えることが多いシーズンだったのではないでしょうか。必ずこれが次に繋がると信じて、これからも前を向いてやっていきます。

1年間応援ありがとうございました!!

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