Criacao Shinjuku 3試合連続の0-1。関東1部の洗礼を受け、厳しい状況に立たされる

Criacao Shinjuku 3試合連続の0-1。関東1部の洗礼を受け、厳しい状況に立たされる

関東サッカーリーグ1部 後期第3節
Criacao Shinjuku vs ブリオベッカ浦安

第3節 試合レビュー担当 伊藤 大介(#16)

● 試合結果
Criacao Shinjuku 0(0-0、1-0)1 ブリオベッカ浦安

● 得点者
11分 ブリオベッカ浦安

後期第3節は、開幕2連敗となかなか波に乗れないCriacao Shinjukuと、開幕2連勝と好調なブリオベッカ浦安の、対照的な2チームの対戦となった。Criacao Shinjukuは、チーム一丸となって今季初勝利を目指す。

夕方5時でも、かなり強い日差しが残る中、Criacao Shinjukuのキックオフで試合が始まる。立ち上がりは、両チームともにDFラインの背後に長いボールを蹴り合い、互いに主導権を取り合う展開となった。

最初にチャンスを作ったのは、Criacao Shinjuku。前半8分、セカンドボールを拾った岡野(#27)が、ダイレクトの縦パスを黄(#6)に繋ぎ、岡本(#50)、伊勢(#11)とわたる。伊勢からの絶妙なクロスに、ファーサイドで高橋滉(#13)がヘディングでゴールを狙うもボールは左に外れる。奪ったボールを前に進め、サイドを経由してフィニッシュという、Criacao Shinjukuのサッカーが表現されたシーンだった。

しかし、その直後ゲームは動く。まさに「チャンスのあとにピンチあり」。前半11分、ブリオベッカ浦安が右サイドを侵入、マイナス気味のクロスに、Criacao Shinjukuは対応できず、フリーでシュートを打たれ失点。

その後も、ブリオベッカ浦安ペースでゲームが進む。右サイドからの攻撃に対して再三 押し込まれるが、GK岩舘(#26)を中心に高い集中力を保ちながら、耐える時間が続いた。

前半30分近くから、Criacao Shinjukuも相手陣内でのプレーが増える。伊勢の切れ味鋭いドリブル・クロス、岡本と黄もPA内で徐々に存在感を増し、チャンスを創出するも、決定機にはつながらず。前半は0-1のビハインドで終了。

直近の2試合は、後半の立ち上がりに失点をしているCriacao Shinjuku。選手たちからは「徹底」「集中」といった声が飛び、テンション高く後半をスタートさせた。

後半立ち上がり、ブリオベッカ浦安は左サイドからチャンスをむかえるが、GK岩舘はビッグセーブを連発。まさに守護神と呼ぶべき存在感。岩舘のプレーに触発され、Criacao Shinjukuにもチャンスがおとずれる。後半15分、井筒(#3)、岡本、高橋滉と流れる展開からPA内に侵入、最後は黄がシュートを放つもミートせず。

逆転を目指すCriacao Shinjukuは交代カードを切る。後半18分、伊勢→高橋亜(#55)、樋口 (#20)→伊藤克(#4)と次々とフレッシュな選手を投入。一進一退の攻防が続き、互いに高い集中力が続く、拮抗したゲームは進む。

ゲームは徐々にCriacao Shinjukが押し込み出すが、最後のクロスとパスに精度、そして工夫を欠き決定機にはいたらず。対するブリオベッカ浦安はしっかりと守備を固め、カウンターを狙う。

後半38分、井筒がカウンターの対応で、裏を抜け出す相手選手を引っ掛けてしまい痛恨の一発退場。0-1のビハインドながら1人少ない状況になってしまう。すかさず、攻撃の選手を投入。岡本→渥美(#40)に替えて、高い技術を持つ渥美に得点の期待がかかる。

その後も、何とか得点がほしいCriacao Shinjukuは、PA内に何度も侵入をするが、ゴールは生まれず。0-1のまま試合終了。開幕から3連敗という厳しい状況に立たされた。


● レビュー担当選手コメント
いつも応援ありがとうございます。背番号16 伊藤大介です。

開幕から3連敗、そして無得点。応援してくれてる方々の期待に応えることが出来ず、非常に悔しいです。結果が出ていませんが、ここで諦めるようなチームではありません!うまくいかないときこそ、チームのために、仲間のために頑張れる選手・スタッフがこのチームにはいます!!

今は苦しい状況ですが、Criacao Shinjukuが大きくジャンプするために与えられた試練ととらえて、もがいて、もがいて、必ず結果を出します。

「頑張る時は、いつも今」

引き続き、熱い応援をよろしくお願いします!

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