9月8日に行われました関東リーグ後期第7節はCriacao Shinjukuが3-2で勝利しました！
応援ありがとうございました。
次節は【9月15日（日）14：00キックオフ vs tonan前橋 @駒沢オリンピック公園総合運動場 補助競技場】です。
今季リーグ戦も残り2試合です。よろしくお願いいたします！
■試合結果
Criacao Shinjuku ３（0-1、3-1）２ アイデンティみらい
■得点者
37分 アイデンティみらい
56分 Criacao Shinjuku（高橋亜）
67分 アイデンティみらい
75分 Criacao Shinjuku（原田）
90+4分 Criacao Shinjuku（大谷）
後期第7節は、6節終了時点で暫定7位と残留のために何が何でも勝ち点が欲しいアイデンティみらいとの一戦。
ここ2戦で2連勝と勢いのあるアイデンティに、これに勝てば優勝に王手がかかるCriacaoが挑む。
残留か、優勝か。両チームの行方を決める戦いは、まさに意地と意地のぶつかり合いと呼ぶにふさわしい試合となった。
台風の影響により雨が降ったり日差しが照りつけたりと不安定な天気が続く中、試合開始のホイッスルが鳴り響く。
試合序盤は、アイデンティの猛攻によって展開が進む。右サイドからの攻撃を起点とした猛攻撃に、DFラインが粘りはじき返すが、それをまた素早く奪取され二次攻撃へつなげられる。その繰り返しに、Criacaoの選手から早くも疲労感と焦りが見え始める。しかし、GK村下を中心になんとかゴールラインを割らせない。
均衡が破れたのは前半37分。
猛攻を続けるアイデンティのコーナーキック。両者ヘディングで競り合ったこぼれ球を押し込まれ、0-1。
セットプレーを得意とするアイデンティの策にしてやられた形となった。アイデンティの選手の喜ぶ姿に、この試合にかける想いが感じられる。流れを変えたいCriacaoは、井筒を中心にチーム内で声をかけあう。
前半42分、Criacaoにとって初めてのチャンスが訪れる。恩田が左サイドからクロスを上げると相手のクリアミスを原田が拾い、そのままシュート。これが惜しくもポストに弾かれる。Criacaoにとって、45分間の中でこれが最初で最後のシュートとなった。その後もアイデンティの3トップを軸にした攻撃が何度も続くが、なんとか凌ぎきり前半を0-1で折り返す。
後半開始。反撃を狙うCriacaoは、前半と打って変わって前に早い攻撃でアイデンティを攻め立てる。
アイデンティは前半の疲れが少しずつ見え始め、Criacaoが主導権を握ろうという時間帯。ここでなんとしても同点弾が欲しいところ。
後半13分、須藤のロングフィードを相手DFが処理を誤り、そのままDFラインの裏へとボールが流れる。そこにいたのは後期リーグなかなか得点を奪えずにいた高橋(亜)。相手のミスを見逃さなかった高橋(亜)が、迷いなくゴール右隅へと強烈なシュートを振り抜き、1-1。ついにCriacaoが同点に追いつく。
その勢いのまま大谷と上村の2人をピッチに送り出す。ここで一気に畳み掛けたいところ。
Criacaoの勢いがアイデンティに襲いかかる。その後スピードのある剣持も投入し、サイド攻撃に拍車がかかる。
しかし後半22分、またしても相手のコーナーキックからドンピシャで頭に合わせられ痛恨の失点を許し、1-2。またもや勝ち越しを許す。
ロスタイム含め、残り約25分。Criacaoとして、男として、まさに真価を問われる時間が始まった。
サッカーの神様はそんなに簡単に栄光は与えてくれない。そこに挑む器かどうかは、この残りの時間で一人一人が示すしかない。
失点から10分後の後半32分、反撃の一発が決まる。
須藤のフリーキックから、後期調子をあげ続ける原田の豪快なヘディングがネットに突き刺さる。快心の一撃。
前半からチームのために懸命に走り続けた原田が、貴重な同点弾をあげる。
次の1点、Criacaoは一丸となってゴールを目指し続ける。ここで大野に替わり、千葉がピッチに姿を現す。
後半42分、一進一退の攻防が続く中、右サイドの攻撃から途中交代で入った千葉がペナルティエリア内で強烈なシュートを放つ。しかし、ボールは惜しくもクロスバーに弾かれゴールの頭上に。チャンスはあるが、決めきることができない。
もどかしい時間帯が続く中、気がつけばアディショナルタイムは6分の表示。Criacaoに関わる全ての人が手を握り、勝利を願う。
願いが通じたのは、後半45+4分。須藤の裏への的確なロングパスに抜け出した大谷が、魂のヘディングをゴール左隅にねじ込む。
劇的な逆転弾を叩き込んだ大谷は、観客席の元へと一目散に駆け寄り、歓喜を味わう。
理屈ではない何かが動いた瞬間であり、Criacaoというチームの最大の強みがはっきりと現れた瞬間だった。
その後もチーム一丸で走り抜き、ピッチには試合終了の笛が鳴り響く。
ガッツポーズを手にするCriacaoメンバー。アイデンティの残留に対する強い気持ちとパワフルな猛攻によって2度も勝ち越されるも、しぶとく戦い続けチャンスをものにしたメンバーの顔には、安堵感と達成感の表情。
逆境を跳ね返すことのできる器であることを証明し、精神的な強さ、そして肉体的な強さ、その両方を見せたCriacaoは、この長いリーグを通して確かに大きな成長をしたのだろう。
他会場の結果をもって、関東リーグ2部 昇格1年目で優勝を決めた。
やっとの想いで昇格した関東リーグ2部も残り2試合となりました。
Criacaoの人としてのあるべき姿を追求してベストパフォーマンスを見せられるように、チーム一同次戦に向けてまた精進していきます。
いつも本当に応援ありがとうございます。
残り2戦、引き続き熱い熱い応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
▼試合予定
《Criacao Shinjuku》
2019年度（第53回）関東サッカーリーグ2部
後期第8節 vs tonan前橋
9月15日（日） 14：00 @駒沢オリンピック公園総合運動場 補助競技場
後期第9節 vs 東邦チタニウム ★最終節★
9月22日（日） 11：00 @駒沢オリンピック公園総合運動場 補助競技場
《Criacao Shinjuku Procriar》
第53回東京都社会人サッカーリーグ2部 2ブロック
第12節 vs 三菱商事サッカー同好会
9月22日（日） 11：15 @三菱養和会巣鴨サッカーグラウンド
▼instagram
https://www.instagram.com/criacao2005/
