7/30 (日) JFL第18節 vs FCティアモ枚方|レビュー・ハイライト・監督コメント

7/30 (日) JFL第18節 vs FCティアモ枚方|レビュー・ハイライト・監督コメント

Match Result

クリアソン新宿1(1-0、0-1)1FCティアモ枚方

Member

Starting Lineup

GK 浅沼優瑠
DF 黄誠秀、鈴木翔登、米原祐
MF 澤井直人、石井圭太、中山雄登、瀬川和樹、齋藤和樹、岡本達也
FW 佐野翼

Substitute

阿部雄太、千葉丈太郎、上田康太、高橋滉也、樋口裕平、池谷友喜、赤井シャロッド裕貴

60分:岡本達也→池谷友喜、黄誠秀→千葉丈太郎
70分:澤井直人→高橋滉也、瀬川和樹→樋口裕平
84分:齋藤和樹→上田康太

Goal

11分:佐野翼
76分:FCティアモ枚方

Match Review

35度に迫る猛暑のAGFフィールドで行われた第18節。ホームでの連勝を目指すクリアソン新宿は、前半戦の対戦では4-2で勝利を収めているFCティアモ枚方を迎えた。

終了間際の得点で勝利を収めた前節とは打って変わり、試合が動いたのは開始早々の11分。右サイドを駆け上がる斎藤に澤井からスルーパスが送られると、ゴール前にクロスを上げる。このボールに巧みな駆け引きでマークを振り切りニアサイドへ走り込んだ佐野がサイレクトで合わせる。

このシュートが相手GKの手を弾きゴールへと吸い込まれ、先制点となった。

「クロスからのシュートは練習から長い時間をかけてやっていること。和樹くん(斎藤)のクロスを上げるタイミングが分かりやすかったからそこで相手の前に入って、とりあえず枠に入れようと思って当てた」(佐野)と振り返るこのシーン。

練習からの積み重ねがこの先制点へとつながった。

「『暑いから力を溜めて』とは考えず、試合の入りから力を出していこうと言っていた」(監督 成山一郎)と、先手を奪い良い形で前半を終えた。

しかし後半はシュート数でもクリアソンが2本に対し枚方は10本とペースを握られる。体を張った守備でなんとか耐え凌ぐ時間が続いたが、76分に右サイドを崩され試合を振り出しに戻された。

その後は再び勝ち越しを目指し攻勢を強める。85分には左サイドでボールを運んだ高橋がPA内で倒されたが笛は鳴らず。そのまま試合は終了し、勝ち点1を分け合う結果となった。

第18節が終わり、1ヶ月の中断期間を迎えるJFL。そのため次戦は9月2日、アウェイでのヴィアティン三重戦となる。

ここまでの試合を指揮官は「右肩上がりに安定して力を出せるようになっている」とチームの成長を実感している。しかし「一番良いのはもっと上位にいること」(監督 成山)と満足はしていない。中断期間でのさらなる成長がJFL優勝、J3昇格への佳境となる9月からの戦いを勝ち抜くカギになるだろう。

Comments

監督 成山一郎

―試合を振り返っていかがですか。

「暑いから力を溜めて」とかではなく、試合の入りから勢いを出していこうと言っていました。それで開始早々に点を取れたというのは、みんなの今日の試合への意気込みみたいなものを感じられるいいゴールだったなと思います。

枚方は先制されても追いついて、ひっくり返す試合がここ数試合続いていたので、後半にギアを上げてくることはわかっていました。

どうしても夏場の暑さは自分たちの練習の時間が夕方なので慣れていなくて、それを考えるとみんなベストを尽くしてくれて「この結果で良しとしておこう」と思っていますし、みんなにもそう伝えています。

―先制点のシーンは振り返っていかがですか。

直人(澤井)が意思を持って自分で抜け出して、和樹(斎藤)も連動して動いて、あそこに入ったらクロスを上げようというところで、そこから狙った場所で合わせるというのは直人、和樹、ポッポ(佐野)で本当にいい準備をしていたなと思います。

ファーに流れてきても達也(岡本)が待っていたと思うので、本当にいいプレーしてくれたなと思います。

―1ヶ月の中断期間に入りますが、ここまでの結果はどのように受け止めていますか。

一番いいのはもっと上位にいることだと思いますが、そんなに思い通りにいかないのがサッカーで、その中でみんなが毎日集中して切磋琢磨できているというのはすごく誇れるところだと思います。

サッカーの内容のところでは、たくさんの選手が出場しながらいろんな個性を発揮してくれていますし、いい勝ち方もあれば悔しい負け方もしてますけど、確実に右肩上がりというか、安定して力を出せるようになっているなとは感じます。

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