6/4 (日) JFL第10節 vs 東京武蔵野ユナイテッドFC|ハイライト・レビュー・コメント

6/4 (日) JFL第10節 vs 東京武蔵野ユナイテッドFC|ハイライト・レビュー・コメント

Match Result

東京武蔵野ユナイテッドFC 0(0-1、0-0)1 クリアソン新宿

Member

Starting Lineup

GK 浅沼優瑠
DF 須藤岳晟、米原祐、鈴木翔登
MF 澤井直人、石井圭太、中山雄登、瀬川和樹、池谷友喜、岡本達也
FW 佐野翼

Substitute

阿部雄太、樋口裕平、千葉丈太郎、森村昴太、上田康太、高橋滉也、齋藤和樹

15分:池谷友喜→齋藤和樹
HT:澤井直人→樋口裕平
64分:岡本達也→森村昴太、瀬川和樹→高橋滉也
90分:佐野翼→上田康太

Goal

21分:齋藤和樹

Match Review

前節、ヴィアティン三重を開幕戦以来の無失点となる1-0で下し、今季初の連勝を果たすなど勢いに乗るクリアソン新宿。“西が丘3連戦”の2戦目となる今節は、東京武蔵野ユナイテッドFCとの東京対決を迎えた。

試合は序盤から攻守が目まぐるしく入れ替わるオープンな展開。最初に決定機を迎えたのは武蔵野。GKのロングボールからFW野澤康介がDFラインの裏に抜け出すと、GKと1対1の状況を作り右足でゴール左を狙う。ここは浅沼が鋭い反応を見せ先制点は与えない。

すると21分、直前にケガでピッチを退いた池谷に代わって投入された齋藤が試合を動かす。左サイドでFKを獲得すると、瀬川の蹴ったボールを少し下がり目で狙っていた米原がヘディングでゴール前へ、ここを岡本が反応し折り返す。最後は齋藤が押し込み先制点を奪った。

「『してやったり』という形。相手がセカンドボールの位置に人がいなかったので、ヨネ(米原)が下りながら当てる。タツ(岡本)も『直接ゴール狙えなかったら俺のところに寄越せ』って話をしていて、結果的に(武蔵野は)左右に振られて足が止まっていた」(監督 成山)。

その後は武蔵野がゴールへと迫る時間が続く。それでも「前線の守備が頑張ってくれているから後ろも守りやすいだろうし、バラバラにならずにうまく連動しながら自分のゾーンを守れている」(監督 成山)。

ボールを握られながらも要所を抑え、最後まで攻め手を与えず。たびたび訪れるシュートシーンも浅沼のセーブでしのぎ、2試合連続のクリーンシートで連勝を3に伸ばした。

この結果を受けて、順位を首位と勝ち点差2の2位まで上げたクリアソン。次戦は6月11日 “西が丘3連戦”の3戦目となる鈴鹿ポイントゲッターズ戦だ。

昨季は国立競技場でも辛酸を舐めさせられた相手との一戦だが、勝てば首位浮上の可能性もある試合。厳しい暑さも敵となって立ちはだかるが、ホームの声援を力に昨季の雪辱を果たしたい。

(文=土屋秋喜)

Comments

―東京武蔵野ユナイテッドFCの印象と、ゲームプランは?

去年から監督が変わって攻撃的になった印象で、前線に良い選手がいました。パスを繋がれるのは嫌だったので、前からの守備で自由を与えないようにして、23番の選手(小口大司)が裏を狙ってくるところは、ラインを上げて対応しようと打ち合わせしていました。

その点はうまくいきましたが、相手のSBがあまり前に出てこない分、両WBがつり出されそのスペースを使われていました。HTにキタジさん(ヘッドコーチ 北嶋)が修正してくれて、前線で相手の4バックを誘導し、後ろはしっかりと構える形になって落ち着きましたし、メリハリがつきました。

―得点シーンはいかがでしたか。

「してやったり」という形です。相手は前線に2人を残し、DFラインに8人が並んで、セカンドボールの位置に人がいませんでした。ヨネ(米原)が下りながら当てる。タツ(岡本)も『直接ゴール狙えなかったら俺のところに寄越せ』って話をしていて、結果的に(武蔵野は)左右に振られて足が止まっていたね。

今のところセットプレーから3戦連発。ヨネが入って、ターゲットが一人増えたのも大きいです。キタジさんも去年大宮でセットプレーからたくさん点を取った技もあってみんな信頼しています。守備もキリ(GKコーチ 桐畑)中心にここまで0失点。渋い試合ではありますけど、やはりセットプレーが効いているなと思います。

―2位という順位についてはいかがですか

まだ順位を大きく気にする時期ではないとは言いながらも、やはり気分が違いますね。下の方で勝てないよりも、勝てば元気になるし。あとは気を抜かずに毎試合、毎日やり続けるだけだと思います。

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