5/14 (日) JFL第8節 vs FCティアモ枚方|ハイライト・レビュー・監督コメント

5/14 (日) JFL第8節 vs FCティアモ枚方|ハイライト・レビュー・監督コメント

Match Result

FCティアモ枚方 2(0-0、2-4)4 クリアソン新宿

 

Member

Starting Lineup

GK 浅沼優瑠
DF 須藤岳晟、米原祐、鈴木翔登
MF 澤井直人、石井圭太、中山雄登、瀬川和樹、池谷友喜、岡本達也
FW 佐野翼

Substitute

阿部雄太、千葉丈太郎、森村昴太、上田康太、高橋滉也、齋藤和樹、樋口裕平

73分:岡本達也→齋藤和樹
81分:澤井直人→高橋滉也、佐野翼→樋口裕平
87分:池谷友喜→森村昴太、中山雄登→上田康太

Goal

52分 瀬川和樹
60分 瀬川和樹
69分 池谷友喜
72分 FCティアモ枚方
80分 佐野翼
94分 FCティアモ枚方

Match Review

東京都トーナメント決勝で明治大を破り、クラブ史上初の天皇杯出場を決めてから1週間。再び戦いの場をJFLへと移したクリアソンは、アウェイでFCティアモ枚方と対戦した。

連敗脱出に向けたこの試合。指揮官は「チーム内で競争をして、いいメンバーがピッチに立った」(監督 成山)と、東京都トーナメントで調子の良さを見せた岡本や石井らをスタメンに抜てき。DFラインでは3バックの中央に入ることが多かった須藤を右にし、中央には米原が入った。

試合序盤は縦に速い攻撃とセットプレーからゴールを狙う枚方がチャンスを作るが、米原の安定した守備もありゴールは許さない。次第に前線からのプレスでクリアソンはペースをつかむと、27分には左サイドの瀬川のクロスを中央で池谷が倒れ込みながら頭で合わせる。

このシュートは枠外へと飛びゴールとはならなかったが、36分、38分にも瀬川を起点にチャンスを作り、得点の気配を感じさせながら前半を終えた。

プレスのところを「北嶋コーチが整理してくれて」(監督 成山)入った後半は、前半から攻守で存在感を示していた瀬川が躍動する。

まずは52分、右サイドからのクロスのこぼれ球をPA外正面から左足一閃。強烈なダイレクトボレーはゴールへと突き刺さり、スーパーゴールで先制に成功する。

さらに60分、再び瀬川がPA内左でボールを受けると、相手DFを交わし左足を振り抜く。低い弾道のシュートはゴール右隅へと吸い込まれリードを2点に広げる。

極め付けは69分。浅沼のロングボールから瀬川が左サイドで相手DFの背後を取ると、ゴール前へクロスを上げる。このボールを逆サイドに走り込んだ池谷が流し込み、瀬川の2ゴール1アシストで3点のリードを奪った。

72分には自陣PA内の混戦から失点するも、80分にはCKの流れから澤井が頭で落としたボールを佐野が右足で決めリードを再び3点に広げる。試合終了間際にミドルシュートからゴールを許したが、今季最多の4ゴールを奪い快勝を収めた。

1週間後には初出場となる天皇杯全日本選手権の初戦、いわてグルージャ盛岡戦が控える。J3の格上との一戦となるが快勝の勢いそのままに、クリアソンらしさを見せつける戦いに期待したい。

Comments

監督 成山一郎

―直近のリーグ前からメンバーを少し変えて臨みましたが、どのような意図がありましたか。

今週は、東京都トーナメントの決勝に出たメンバーとそうでないメンバーでゲーム形式を多くやりました。どちらも状態が良くて、みんなで競争した結果、いいメンバーがピッチに立ったと思います。

ー3バックでは須藤が右、米原が真ん中に入りましたが、そこにはどのような意図がありましたか。

ヨネ(米原)が真ん中で調子が良かったのと、タケ(須藤)は器用だからどこでもできるし、ビルドアップの起点にもなれるというところです。

―拮抗した前半でしたが、後半に向けてはどのような点を修正しましたか。

前半はプレスにいきたいけどなかなかいけないという雰囲気がありました。後ろからスライドして、みんなで前から行くというのを、北嶋コーチが整理してくれました。

(文=土屋秋喜)

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