4/2(日) JFL第4節 vs ソニー仙台FC|試合結果

4/2(日) JFL第4節 vs ソニー仙台FC|試合結果

Match Result

ソニー仙台FC 1(1-0、0-0)0 クリアソン新宿

Member

Starting Lineup

GK 浅沼優瑠
DF 樋口裕平、須藤岳晟、千葉丈太郎
MF 澤井直人、中山雄登、上田康太、瀬川和樹、池谷友喜、森村昂太
FW 佐野翼

Substitute

小屋原尚希、竹内諒太郎、西山大輝、高橋滉也、大﨑淳矢、齊藤和樹、岡本達也

72分:森村昂太→西山大輝、池谷友喜→原田亮
76分:竹内諒太郎→千葉丈太郎
91分:瀬川和樹→竹内諒太郎

Goal

33分:ソニー仙台FC

Match Review

Written by 土屋秋喜(株式会社Criacao インターン)

前節、ホームで今季初黒星を喫したクリアソン新宿。連敗は避けたい今節はアウェーでソニー仙台FCと対戦した。

試合序盤は長短のパスを交えながら攻撃を組み立てる仙台が主導権を握る。セカンドボールの回収で後手を踏んだクリアソンは苦しい時間が続くが、体を張った守備で徐々にペースを手繰り寄せると19分。中盤の中山が左サイドへ展開すると、瀬川がクロスを上げる。

このボールに中央の森村がダイレクトで左足を振り抜くも、ここはクロスバーに直撃し先制点とはならない。

その後も相手ゴールに迫るシーンを作るも、先手を打ったのは仙台。33分、右サイドからのスルーパスから中央を崩され、最後は鈴木啓太郎が無人のゴールへと流し込む。

「樋口もカバーしていましたが、相手の質が上回ったと思います」(監督 成山)。一瞬の隙を突かれ、2試合連続で先制点を奪われる。

1点ビハインドの後半は、サイドからの攻撃でクリアソンが徐々に流れを掴む。46分には左サイドの瀬川のクロスに、中央の佐野が頭で合わせるも惜しくもゴール左へ。

その後、58分には今季初出場となる大﨑、齋藤を投入。「森村も池谷も試合開始から全力でやっているので、あの辺りで息切れするというところと、大崎も斎藤もケガ明けで練習から状態が良かったので予定していた交代でした」(監督 成山)。

フレッシュな攻撃陣を中心に、同点、そして勝ち越しへの執念を見せ、両サイドから幾度となく決定機を作るも、最後まで相手ゴールを破ることはできず。0-1で試合終了のホイッスルを迎えた。

次戦は1週間後、国立競技場にブリオベッカ浦安を迎えての戦いとなる。「この舞台を作りあげてくれた、みなさんの想いと一緒に戦わせてもらって、みなさんに勝利を届けたい」(監督 成山)。

新宿の地で開催される一戦に勝利し、勢いを取り戻したい。

監督 成山一郎 コメント

ー0-1での敗戦という結果をどう感じていますか。

勝てば上位浮上のチャンスがあるというのはみんな分かってい他ので、だからこそ勝つ気で 1週間練習しました。

全体的には、そこまで悪いわけではなかったですが、前節同様に良い流れではないときにポロッと失点してしまって、それを取り戻すことができずに終わってしまいました。

ただ、初スタメンの選手、ケガから戻ってきた選手の出場もあり、また新しい積み上げみたいなものもありました。「次に繋げていかなくてはいけない」と、みんなで振り返っています。

ー失点シーンはCB間のスルーパスに対して、どちらが対応するか迷ったようなシーンでした。

その時間帯は前線からのプレスが効かなくなっていて、相手に良いところに運ばれてしまいました。

迷ったチャレンジというよりも、真ん中の須藤は自分のマークに対してアタックし、しっかりと近い距離で樋口もカバーしてました。ただ、相手に先に触られたり、そういうところに対しての状況判断だったりは、もったいない失点だったと思います。

他の場面では、須藤の背中を上手く樋口がカバーできているシーンもあったので、あの瞬間は相手の質が上回ったんだと思いますし、経験に変えて次は同じことをやられないようにしたいです。

ー攻撃面では特に後半はゴールに迫っていましたが、あと一歩、得点に向けてはどのような点が足りないと感じていますか。

前節は迫力があるというよりも、相手が引いてくれた分、自分たちがボールを持って押し込めたという展開でした。ただ、相手が引く前にもっと速い攻撃ができるんじゃないか、というところで1週間準備していました。

須藤から澤井にボールが入って、サイドからワンタッチで佐野にパスというシーンもあり、相手のDFラインへ仕掛ける回数や、スピードは少しづつ意識できてきてると思います。その回数を上げ、より人数をかけられるかが、次のトライになります。

ー次戦は国立競技場でのブリオベッカ浦安戦です。大事な一戦になりますがどのような準備をして臨みたいですか。

「開幕からスタートダッシュをかけたい」そう思っていたので、このタイミングで国立でできると、選手に勢いがついていいんじゃないかと思っていました。

そういう環境を新宿中で、街中で準備してくれたにも関わらず、チームが成績を出せていないというところが、情けないのと悔しいのと申し訳ないのと、気持ちが入り混じってるというのがまず一つです。

ただ、どうしても来てくれた人の期待に応えたい、そういう強い想いを去年の分も含めて自分たちは持っているというのが二つ目です。

みなさんが想いを持って作り上げてくれたこの国立での試合。クリアソンは「つながり」に敏感なチームなので、その想いを必ず感じられるし、力に変えられると思います。みなさんの想いと一緒に戦わせてもらって、みなさんに勝利を届けるべく準備していきたいと思います。

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