会場で243冊の古本を直接受け取る~障がい者就労を支援する「ジョブボン」

会場で243冊の古本を直接受け取る~障がい者就労を支援する「ジョブボン」

 9月30日 (土) 、味の素フィールド西が丘で行われたJFL第23節 vs ソニー仙台FC「WE LOVE FAMILY! マッチ~日本ハウズイング Your Life First DAY~」におきまして、古本の寄付で障がい者就労を支援する「ジョブボン」の回収ブースが初めて設けられ、個人、グループを含む20組から、243冊の古本が集まりました。ご協力、ありがとうございました。

 ジョブボンとはJOB(仕事)+本を組み合わせた活動名で、役目を終えた本を回収し、障害者就労施設で再生、ネット通販を通じて、再び必要な方のお手元に届く仕組みです。ブースには、この活動を企画した一般社団法人ワーキングバリアフリー並びに、新宿区内にある障害者就労施設(コンフィデンス早稲田)のスタッフが立ち、本を持ってきた人たちと言葉を交わしながら、受け取りました。

 現場で見守ったコンフィデンス早稲田の佐藤惠子施設長からは、「今回、実際に『顔が見える』『直接手渡される』『ありがとうの言葉が交わされる』という中で古書のご寄付を受け取る、という企画は人の優しさとつながりを実感でき、とても嬉しかったです。スタッフの方々も親切でチームで働けた感じがしました。ありがとうございました」とのコメントを頂きました。
 同じく来場した一般社団法人ワーキングバリアフリーの島田博之代表理事からは、「この度、クリアソン新宿さんのご協力により、サポーターの皆さんから本をたくさん寄付頂きました。また、地元新宿の障害者就労施設『コンフィデンス早稲田』とサポーターの皆さんとの地域のつながりもつくることができました。『本を捨てないで活かせるのは良いですね』とコメントも頂き、私達もとてもうれしかったです。ありがとうございました」との言葉を送って頂きました。

 なお、今回の企画は事前に東京新聞にも記事が掲載されました

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