新宿の地場産業を広める「Azalée(アザリー)プロジェクト」 コミュニティーウェアを新調

新宿の地場産業を広める「Azalée(アザリー)プロジェクト」 コミュニティーウェアを新調

Criacao Shinjukuは、新宿の地場産業である「染め物」と「印刷」の共同によるプロダクトの開発や企画を通じた街の活性化プロジェクト「Azalée(アザリー)プロジェクト」に協力し、同プロジェクトのロゴマークをデザインした新しいコミュニティーウェア(選手が地域活動を行う際に着用するウェア)を制作し、その贈呈式を3月6日に行いました。同時に、プロジェクトの代表者からクリアソン新宿に対して、同ロゴをデザインしたボールが贈られました。高齢者施設で行うサッカーボウリングなどで使用される予定です。

Azalée(アザリー)プロジェクトとは

「染め物」と「印刷」の共同によるプロダクトの開発や企画を通じた、 街の活性化プロジェクト。伝統を尊重しながらも、現代の生活環境に 即したモノとコトを提案し、新宿区に根付いた2大地場産業への 再認識と継承、街の新しい表情の創出を目的に活動しています。新宿区、新宿区染色協議会、新宿区印刷・製本関連団体協議会が連携して行っています。

ロゴマークは、新宿区の花としても制定されているツツジ(Azalée=フランス語) をモチーフに、小紋柄を連想させるドットをアクセントに添えています。

詳細はこちらをご参照ください。

贈呈式

瀬川から、内田喜基氏(アザリープロジェクト・クリエイティブディレクター)へロゴマークをデザインした新しいコミュニティーウェアを贈る
瀬川に、新宿区染色協議会・吉澤敏会長から、ロゴマーク入りのボールが贈られる。内田氏、新宿区印刷・製本関連団体協議会・中村盟副会長

デザイン

コメント

新宿区染色協議会 吉澤敏会長

クリアソン新宿に関わる全ての皆さま、こんにちは。

クリアソン新宿と「Azaléeプロジェクト」がコラボしたウェアの完成をとても嬉しく感じております。
「Azaléeプロジェクト」とは、新宿の地場産業である、「染め物」と「印刷」の共同によるプロダクトの開発や企画を通じた、街の活性化プロジェクトです。

私たちは「Azaléeプロジェクト」を通じて新宿の街を元気にしたいと考え、ロゴマークは新宿区の花として制定されているツツジ(フランス語でAzalée) を、中核となるデザインは新宿の小紋柄と咲き誇るツツジが繋がり合うイメージをモチーフとして生み出されました。

私たちの活動やデザインモチーフは、クリアソン新宿の「サッカーを通じて新宿の街を豊かにする」という理念と結び付いていると感じております。選手の皆さんにはグラウンドでは熱く戦ってもらい、地域活動の際はこの新しいコミュニティーウェアを纏い、各地で多くの花を咲かせて、花々を繋げて、新宿の街を豊かに色付けていってもらえればと思います。

Criacao Shinjuku 地域共創室 瀬川和樹

区報の写真撮影をきっかけに知り合った新宿区役所の及川翔平さんから、地場産業を盛り上げたい、というお話を頂き、去年の夏に初めて「Azaléeプロジェクト」の方たちと話しました。その際に、ウェアのデザインの中に取り入れられるのではないか、といった案を出し、ここまでたどり着きました。また、新宿の高齢者施設などで行っているサッカーボウリング用のボールが古くなってきた、というお話をしたところ、ボールを贈って下さることになりました。

新宿に地場産業があって、それを守るための活動、伝統を残していく活動をしっかりされていることには心を動かされました。そうした活動を、自分たちが一緒にやれることにやりがいを感じています。

元々、コミュニティーウェアを着ていると「何のウェア?」と聞かれることが多かったのですが、このデザインになって、さらに会話のきっかけになることが増えて、「Azaléeプロジェクト」についても話ができます。新宿でこのウェアを着る意味が、より強くなりました。自分たちの活動を通じて、さらに広げていきたいと思います。

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