「これからの採用」を、業界を超えて若手が議論 人事のプロ曽和氏と考える全6回講座

 Criacaoでは7月より、弊社パートナーでもある人材研究所代表取締役の曽和利光氏をメンター講師に迎え、業界を超えて集まった次世代の人事リーダーを目指す若手人事担当者が議論を交わしていく、「HR Leaders’ College(通称:人事CLC)」をスタートしました。


 7月より開始した人事CLCは、オンラインで毎月一回、3時間で全6回の講座です。一期生はメーカー、商社、人材等、約20社の人事担当者にご参加いただきました。

 

 

 7月22日キックオフとなった第一回では、各社のDNAとなるコーポレートメッセージや理念を題材に、まずは自社への理解を深めました。普段よく口にする、耳にする自社ならではのワードを再定義することで、採用活動の解像度は大きく変わるとお伝えしました。

 参加者の方からは「企業のDNAになっているようなワードや単語ひとつでも捉え方や根付いている背景、そこから受けとるものが異なることを実感しました。この感覚を解像度をあげてワード化したり、さらに採用につなげていくとなると難易度が高いと思いつつ、大事なことだと改めて思いました」といった感想を頂きました。

 セミナーは、事前に参加者から課題を頂戴し、テーマを設定する方式をとりました。「自社らしい人と自社らしくない人の採用」「失敗しないマッチングをする方法」「求めている人材を集客する方法」等、明日からでも使える実践的なノウハウに対し、経験豊富な曽和氏からポイントの共有をした後、グループワークを行います。

 「求めている人材を集客する方法」をテーマにした回では、オーディション型採用とスカウト採用等、知識のレクチャーを行った後に、具体的な学生の口説き方の例をお伝えしました。また、「企業PR」の回では、参加者の方から実際に企業PRを15分で行って頂き、採用ブランディングのプロである株式会社パラドックスさんにフィードバックをして頂きました。セミナーの効果をより高めるために配布された事前課題にも参加者の方々は全力で取り組み、毎回活発な議論が生まれました。

 

 セミナーでの学びの共有以外にも、懇親会など他業種の同じ悩みを持つ人たちと打ち解けて親しくなる時間もありました。
 参加者の方からは「ワーク内容がリアルで、自社の採用活動に応用できる点がいい」「普段自らの発表のフィードバックの機会を得ることが無いので、率直に素晴らしい機会でした。また他社さんの工夫を凝らした発表はなかなか拝見する機会がないので自身の勉強になりました」「自社ならではの弱みが明確になり、改善のモチベーションがあがった」などの声を頂戴しました。

参加企業例

  • 伊藤忠商事株式会社
  • 京セラ株式会社
  • サントリー食品インターナショナル株式会社
  • パナソニック株式会社
  • 株式会社オプト
  • 株式会社ザイマックス
  • 株式会社Speee
  • 株式会社パラドックス