「たった1つ」就活をする上で大切なこと

株式会社クリアソンは、毎年、約3000人の体育会学生と接しています。その中で、これから就職活動を始める学生に、是非知っておいてもらいたい大切なことを簡潔にまとめました。読んでみて下さい。

自分にとって当たり前の行動プロセス(習慣化)の中に、本当の強みがある

面接官:「あなたの強みは何ですか?」

学生:「点を取ることができます」

面接官:「では、企業があなたは採用したいと思うメリットは?」

学生:「 ・・・・・・・・・・・」

1 強みとは何か

強みは、意外と分かっているようで分からないものです。「あなたの強みは何ですか?」と聞かれた際に考え込んだ経験が、少なくとも一度はあるのではないでしょうか。
そもそも強みとは、大きく3つに分けられます。

「業界・職種に関する専門的な技術や知識」
テクニカルスキル 
「マネジメント力」「課題解決力」「提案力」
ポータブルスキル
「スタンス・価値観・性格」「協調性/忍耐力/柔軟性」
ヒューマンスキル

つまり、サッカーで習得したシュートやパスのような専門的な技術であるテクニカルスキルは、仮にサッカー部からバスケ部に移ったときに直接使えないかもしれません。でも、ポータブルスキルやヒューマンスキルは移っても使えるのです。

「ポータブルスキル」とは「業種や職種が変わっても通用する、持ち出し可能な能力」と定義されているので、特定の企業だけで有効なノウハウでない、どんな仕事を行う場合でも重要な能力を意味します。
上手になるためにやってきた練習の仕方(課題を明らかにし、計画を立て、実行をする)仲間や監督との関わり方は、部活動が変わっても活かすことができます。

企業も同じく、ここにきてどのように活躍してくれるのか、なぜそう言えるのかを知りたいのです。

出典元『DIAMOND online』自己PR&志望動機が書けない就活生必読!採用の神さまが教える「自分の強み」と「やりたいこと」の見つけ方

2 本当の強みとは何か?

強みとは、成果がともなう習慣化された行動特性のことです。

人の強みを知るための診断、ストレングスファインダー®で言えば、才能のかたまりである資質は、“無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン”であり、自分にとっては当たり前にできてしまう、とあります。

部活動や練習に取り組む姿勢一つとっても、様々です。

目標から逆算して計画を立てることを大事にしたい考えもあれば、今の積み上げからできることを増やしていく考えもある。
結果や評価にこだわる、それよりも手段や過程にこだわりたい。
役割に人を合わせるのか、人に合わせた役割があると考えるのか。

人は日々を判断の連続の中で生きており、あなたが取る行動はその積み重ねの上にあるのです。
チームを作る上で大事にしたい、あなたらしい「あり方とやり方」を是非見つけてください。

3 自己認知のできている人は10%ほどしかいない

アメリカの心理学者ターシャ・ユーリック氏は、自己認識に関する長年にわたる研究を通して、「95%の人は自己認識ができていると思っているが、実際には10%~15%の人しか正しい自己認識をしていない」という驚きの統計を明らかにしています。

つまり、90%近い人がそれぞれの持つ本当の強みを生かさない選択をしている可能性があるということです。

自分自身の本当の強みを知ると、組織の中でパフォーマンスを上げることができ、他人に流されることのない自分を見つけることができます。

あらゆる者が強みによって報酬を手にする。
弱みによって、人は何かを成し遂げることはできない。
                                                                  by ピーター・ドラッカー

経営の神様、かのピーター・ドラッカーの名言です。

名言にあるように、メッシも大谷翔平も、あなたの周りで活躍している人達も、きっと自身の強みを理解して活かしているはずです。
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Criacaoキャリアチームでは、あなたの本当の強みを見つけるお手伝いをしています。それは、スポーツの価値を言語化することが豊かな社会に繋がると信じているからです。まずはお気軽に対話するところから始めてみましょう。

自己分析をして欲しいや、少しでも聞いてみたいこと、気になることがあれば是非ご連絡ください!
こちらから、ご連絡下さい!
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