このたび、Criacao Shinjukuに所属しております恩田雄基が、2022シーズン限りで退団することとなりましたので、お知らせいたします。
恩田 雄基（おんだ ゆうき）
ポジション
DF
出身／生年月日
埼玉県／1993年12月15日（29歳）
身長／体重
178cm／75kg
経歴
美杉台トゥギャザーSC / ペルナールSC → 坂戸ディプロマッツFC → 西武台高校 → 早稲田大学
→ Criacao Shinjuku
出場記録
関東サッカーリーグ2部：17試合 1ゴール
関東サッカーリーグ1部：3試合
日本フットボールリーグ（JFL）：1試合
コメント
みなさま、平素より多大なるご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます。私は今シーズン限りで、クリアソン新宿を離れることに決めました。今回、自分の中で考え抜き、こうした決断をさせていただきました。
私は、クリアソン新宿の「選手」は、自らのプレーでチームを前に進め、周囲をプラスの感情に巻き込める存在でなければならない。それができなければ、それはクリアソン新宿の「選手」として身を引くべきときだと決めていました。
今回、そのときが来てしまったということです。
幼稚園の年中さんのとき、近所の友達に誘われてはじめたサッカー。小学生のころには、Jリーガーになることが夢になっていました。
その後、中学・高校・大学と本当にサッカー中心の生活でした。大学卒業時、その夢が叶わないことを目の前に突きつけられたとき、それでも少しでも上のレベル・カテゴリーでチャレンジしたいと、当時 東京都1部にいたクリアソン新宿に加入しました。
そこから仕事とサッカーを両立しながら、できる限り上を目指して歩んできました。周りでは本気でビジネスに取り組む同僚がいる中で、少しの引け目と、それでも「自分はサッカーをやりたい」「両立するからこそ出せる価値がきっとある」という想いで7年間走ってきました。
「好きこそものの上手なれ」
私の座右の銘とも言うべき好きな言葉です。私は本当にサッカーが大好きです。一途に想い続けたからこそ、大学卒業時に、箸にも棒にも掛からない選手だった自分でも、日本の社会人サッカーの最高峰であるJFLまで辿り着けたのかなと思います。
もしかすると恩田が、単純にちょっとでも上のレベルでサッカーをしたかっただけに見えるかもしれません。もちろん、その想いが大きなエネルギーになっていたことは間違いありません。
しかし、いつしかクリアソン新宿でサッカーをすること自体が、自分のエネルギーになっていました。大学サッカー部の同期との出会い同様、ここクリアソン新宿での出会いは自分の人生を大きく変えてくれました。そんな仲間たちと大好きなサッカーをする時間は、本当に素晴らしい時間でした。
ここ数年は膝を怪我をし、眼も失明しかけ、なかなか苦しい時期もありましたが、そんなときでもみんなと一生懸命に練習し試合に勝ったとき、あの瞬間のために頑張れました。
長々と書かせてもらいましたが、ここでは到底書ききれないほどに、チーム、諸先輩方、同期、後輩、e-kidsのみんな、応援してくださるみなさまへの想いが、退団することを決めた今でも溢れてきます。そんな大好きなチームを離れます。
選手を続けていたら、起きうることが分かりながらの挑戦になるかもしれません。しかし、今回ばかりはまったくもって何が起きるか分かりません。自分で決断し、自分らしく、前に突き進むしかありません。少しの怖さと、大きな楽しみでいっぱいです。
私は、サッカーが大好きなので、どこかでボールを蹴っていることでしょう。ビールも好きなので新橋で飲んだくれているかもしれません。見かけた際にはぜひ楽しくお話ししましょう。
クリアソンも、みなさんも、自分も、人生ここから！素敵な出会いに感謝し、そしてこれからもよろしくお願いします。ですが、ひとまず、一旦、本当に本当にありがとうございました。
恩田 雄基
