元Jリーガー、現ビジネスマン日記「元Jリーガーが研修の1か月を終えました」

4人の元Jリーガーの新しい社員が、このほど、入社後1か月間の集中研修を終え、オンラインにて報告会を行いました。新天地に飛び込んでの日々を振り返り、印象に残ったことや今の想いを話しましたので、一部をご紹介します。


池谷友喜

ビジョン・理念が明確で、どのミーティングに入っても、みんながそこに立ち返って「これって本当にいいことか?」のように再確認しているのを感じられるのが、良いなと感じています。クラブに対してや、街の期待が今本当に伸びているところでもあるので、その期待を背負ってプレーしないといけないですし、覚悟を持つことがより感じられるようになりました。

小林祐三

この1か月で最も印象に残ったのは、やはり1月6日です。初めて出社して、1日オフィスで過ごして、その後に練習したのですが、帰りの電車の中で気が遠くなって、すごい疲労感に襲われて、「僕は、いったいこれをやっていけるのか?」などと、自分を疑いました。「正気か、これを毎日」と(笑)。新しい環境というのを加味しても、自分が決めていた覚悟が甘いものだったなと、あの日に痛感させられ、クリアソンを一瞬疑いました。
でも、あの後、(緊急事態宣言が出て)出社する日はなくなってしまいましたけど、仕事やチームでの練習を重ねて、自分自身がこの1か月で確実に慣れてきたし、変化したことも感じられています。

瀬川和樹

あるミーティングが本当に僕の中ではすごくインパクトがあって、ビジネスの本質みたいなところを聞かせて頂いたと思っています。どうやってお金を稼ぐかみたいな話で、あまり知らない状態で参加できてよかったなと思っています。その中で、ビジネスパーソンとして最も大切にしたいことができました。自分の中でかみ砕いて言うと、「1,000円しか出せないけど、クリアソンというものを本当に欲しい」という人と、「10万円出すから、クリアソンを買うよ」くらいの感覚の人がいて、1つしかないとして、どちらに売りたいかというと、やっぱり僕は本当にクリアソンを求めている人に1,000円で売りたいなというところがあります。本当に必要としてくれている人に価値を届けて、そういう人と仲間になって、また大きな価値をつくり上げて、長い目で見る。僕は迷った時は、そこに立ち返りたい、そこを最も大事にしたいと決意しました。

森村昂太

会社での自己紹介も、サッカークラブでの自己紹介もうまく伝えられなくて、失敗を引きずっていたのですが、メンターが夜遅くまで親身に相談に乗ってくれました。組織論のようになってしまいますが、相手企業の方や仲間に対しても、徹底して相手の目線に立つということが大切なのかな、と思いました。この1ヶ月間で、自分が助けてもらいたい時に助けていただいたことで、「本当に心地いいな」「もっと頑張りたいな」と思い、「助けてくれる仲間がいることで、すごく自分自身チャレンジができるんだ」と思いました。最初から自分のできることを見つけて、周りの助けてほしい方に対して、そういうことができたら、組織として向上していって、もっといい循環が生まれるのではないかと思いました。自分がしてもらって助かった、嬉しかったということを自分から周りにしていきたいと思っています。

2月1日より、4名はそれぞれ担当を持ち業務を行っています。真の価値を創造するため、新しい仲間と共に挑戦を続けます。入社一年目の様子は随時紹介していきます。