「採用担当はいない、採用予算もない、採用ページもない、知名度もない」 だけど魅力的な人材がクリアソンに集まる理由

こんにちは、Criacao広報です。
企業における人材不足が深刻化を増していますが、深刻化した問題を解決するため、様々な採用支援サービスが生まれ、進化を続けてきました。

【増え続ける採用手法】
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専門特化型
オファー型
決定者お祝い金
垂直検索型
リファラル
SNS系
広報・PR型

「競争」が消費者のためになるという原理は間違いなく存在しますが、ここまでくると求職者にとっても採用側にとってもカオスのような状況になってきているように感じます。

そんなカオスな状況で株式会社Criacaoは毎年のように素敵なメンバーが増え続けています。ずっと人材業界で働いてきたので、採用担当もいない、採用予算もない、採用ページもない、知名度もない「4ない」のクリアソンがどのように採用を成功させたのかが気になったので記事にしてみました。


クリアソンが「4ない」で採用した人たち

採用における前提条件について

まず大前提としてクリアソンがスポーツ業界(人気業界)という好条件が採用に大きな影響を与えているのは間違いありません。

クリアソンの採用力とは何か?

クリアソンは「理念」を大事にする会社で、社会に対してどのような影響を与えたいか? 何を成し遂げたいのか?を熱く語れるトップがいます。最初はここが採用力のキーファクターだと考えましたが、よく考えれば理念が素敵な会社はいくらでもあります。

クリアソンの魅力は事業にある
色々と考えた中で辿り着いた結論の1つとして、クリアソンの魅力は「企業理念」でなく「事業に対する思いの強さ」であること。1つ1つの事業に強い信念があり、ストーリーがある。

サイモンシネックさんの「優れたリーダーはどうやって行動を促すのか」という話は有名ですが、このWHYを「企業理念・会社の目的」という単位だけでなく、事業単位まで落とし込んでいるのがクリアソンという会社。そしてHowに愛がある。だからWhatが魅力的に見える。

クリアソン にはいくつも事業がありますが、その内の2つを事例として紹介させて下さい。(この2つが特に良かったから選んでいるのではなく、全ての事業にWhyと愛があります)

サイモンシネック ゴールデンサークル

ブラインドサッカー研修 OFF T!ME

OFF T!MEは、目隠し(アイマスク)をして動いたり、走ったり、実際にボールを蹴ってブラインドサッカーを体験する研修です。目をOFFにすることで、コミュニケーション、チームビルディング、ダイバーシティ理解など、日常生活にも活かせる新たな発見が数多くあります。

なぜOFF T!MEなのか?
クリアソンでは良い組織を創る上で「コミュニケーションを通じた関係の質」を創造することが必要不可欠であると考えています。これはダニエル・キム教授の「組織の成功循環モデル」と、GOOGLEの「サイコロジカルセーフティー」を組み合わせた考え方になっています。

re:Work 心理的安全性について

言葉によるコミュニケーションを「バーバルコミュニケーション」、そして、言葉を使用しないコミュニケーションを「ノンバーバルコミュニケーション」といいます。心理学者のアルバート・メラビアン博士は、話し手が聞き手に与える印象がどのような要素で形成されるが測定したところ、話し手の印象を決めるのは、「言葉以外の非言語的な要素で93%の印象が決まってしまう」ということがわかりました。

視覚情報(Visual) 見た目・身だしなみ・しぐさ・表情・視線 … 55%
聴覚情報(Vocal)  声の質(高低)・速さ・大きさ・テンポ … 38%
言語情報(Verbal) 話す言語そのものの意味 …7%

だからこそ私たちは日ごろから「目で相手の意図をくみ取り」「目で相手に意図を伝える」といったコミュニケーションが自然と多くなっています。そうなるとコミュニケーションの抽象度が高まり、人と人が繋がらなくなり、関係性の質が低下していく。もっと人が自然と言語コミュニケーションを楽しめる研修が、OFF T!MEなんです。

ソンスさんもOFFT!ME事業に関わり、人生観を大きく変えられた一人です。

ソンスさんのブログより

この瞬間に自分は障がいをもった方に対して偏見があったのだと気づかされました。全く悪気はないのですが、心のどこかで「障がいをもった人生とは何かを諦めなくてはいけない」という認識があったのかもしれません。それは本当に失礼な事だし、そんなことを心のどこかで思っていた自分がすごく恥ずかしくなりました。

「人間にはたくさんの可能性がある」

視界を閉ざしてサッカーと本気で向き合って生きている人がいる。そんな光景を目のあたりにした時に、社会でどこまでJリーガーが通用するんだろうと不安になっていた自分が小さなことで悩んでいたなと気づかされました。

キャリア事業

クリアソンはキャリアサービスも展開しています。通常の人材会社と異なり、「HRM(Human Resource Management 人的資源管理)」ではなく「SHRE(Sports Human Relationship Education スポーツを通じて人と繋がり教育を提供する )」を軸として採用支援しています。採用を「手段で差別化する時代」から「リレーションと教育の時代」に変革することが優しい社会をつくっていくと考えたからです。

クリアソンでは体育会の部活生に対して、リーダーシップ、マネジメント、パフォーマンスアップなど様々な研修を提供しています。優秀な学生を探して企業へ紹介するサービスではなく、早期に学生と接点を持ち、学生たちがもっと素敵な自分になるためのきっかけを提供することで可能性を最大化することに貢献しています。

またキャリアに関わる中で、就職活動への好奇心を創造するような手法で学生と関わることを大切にしています。

「就職活動はやらなきゃいけない事」
「就職活動は頑張らなきゃいけない事」

という視点で学生に就職活動を押し付けるのではなく、就職活動って面白そう・ワクワクする・はやく社会人になりたいと思ってもらえるように取り組んでいます。

クリアソンの採用力となる要因 その②

クリアソンは社内で素敵な人に出会った自慢をします。メチャクチャ儲けてる人、すごく成功している人ではなく、「素敵な人」を自慢します。

LINEでこんな素敵な人に出会ったとメッセージがくるだけでなく、「ちょっと今時間ある?」と声を掛けられて、10分ぐらい出会ったこともない人の自慢話を聞かされるわけです。

普通なら「なんて迷惑な会社だろう」と思うかもしれませんが、クリアソンの社員はこの自慢話を聞くのも好きな人たちが集まっています。「めちゃくちゃ素敵ですね」「うわーー会ってみたいな」「面白い!!」と会ったことない人の自慢話で盛り上がれる組織です。

この盛り上がりが、だんだん社内で「いつか一緒に働けたらいいですね」というコミュニケーションになり、「じゃあ、一度会ってみる?」というコミュニケーションへと発展して、いつの間にか仲間になっているパターンがほとんどです。

クリアソンの採用力となる要因 その③

笑顔が多い職場だから。

すごく幼稚な答えのように聞こえてしまいますが、やはり笑顔が多いところに人が集まってくるのだと感じています。勝負にこだわり、真剣に取り組んでいる中に、たくさんの笑顔がある事。

そんな笑顔がたくさん生まれるクリアソンの文化はこちらより!

以上、簡単ではありましたがクリアソン採用力についてでした。