農業体験を通して生産者と新宿の飲食店を繋ぐ「パープルプロジェクト」をパートナーの株式会社大治と実施。伊勢太一が紫キャベツ育成のためのソイルまきを体験。

農業体験を通して生産者と新宿の飲食店を繋ぐ「パープルプロジェクト」をパートナーの株式会社大治と実施。伊勢太一が紫キャベツ育成のためのソイルまきを体験。

クリアソン新宿の法人パートナー株式会社大治とともに「パープルプロジェクト」という農業体験活動を実施しています。

株式会社大治は「青果物の販売を通じて関わる人々の幸せに貢献する」ことを信念に、青果物の仕入れ、搬送、販売を行っている会社です。

大治は「千載一遇 農en」という、企業に向けた農業体験通じて、従業員満足と企業価値向上を実現する事業を行なっています。

その中で「パープルプロジェクト」は、クリアソン新宿がハブになり、新宿に所縁のある企業や飲食店と東京の生産者を農業体験でつなぐプロジェクトです。

クリアソン新宿の紫にちなんだ青果を作り、新宿の街に提供する活動を通じて、農業体験を楽しみながら、新宿の街の活性や都市部での農業の課題・環境問題を身近に考えることができます。

3月28日、紫にんじんに続き第二弾ということで練馬区で紫キャベツの農業体験を伊勢太一が行いました。

この日は、雨ということもあり、まず住宅街での農業についてや、当プロジェクトで扱う紫キャベツについての説明を受けました。住宅開発の影響で、風通し、日当たりが悪くなり、作物の育成に悪影響を及ぼすこと、また最近の気候変動による状況もあり、住宅街での農業の難しさについて詳しく教えていただきました。これからもこのような状況がますます増えることが予想されるとのことでした。

次に、ソイルまきを実施しました。ソイルまきとは炭素を地中に固定することにより、温室効果ガスの一種である二酸化炭素の削減を目的としたものです。名古屋を拠点とする会社が開発した微生物培養を行った高機能バイオ炭を撒く事で植物の生育促進だけでなく、10aあたり約1tのCO2削減が期待されています。本日のキャベツ畑は3aの広さであるため、約250kgのCO2削減が見込まれています。

雨の後ということもあり、足場はあまり良くありませんでしたが、大人数で協力しとても楽しく作業を行うことができました。

収穫時期は7月ごろとなっています。紫キャベツと紫にんじんは、見た目が美しく、通常のキャベツや人参の栄養素に加えてアントシアニンなど栄養素も多く含んでいます。クリアソン新宿のつながりのある飲食店などで、野菜ジュースやサワーの割材として提供を検討しています。身体にも環境にも優しいこれらの野菜を、いち早くみなさんにお届けできることを楽しみにしています。

伊勢太一 コメント

パートナーの株式会社大治と進めているパープルプロジェクトは、毎回の活動の中で、都市農園に関する新しい学び、そして参加してくださる企業・ファンの方々との交流があり、とても有意義な場になっています。「農業×クリアソン」は前例のないチャレンジですが、より多くの新宿の街の方々を巻き込み、地域活性に繋がるようなプロジェクトにしていきたいと考えています。

詳細はこちら(株式会社大治)
https://senzaiichigu.com/nouen/purplepj/

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