サッカー選手が目を閉じてサッカーする事で気づけた事。

自己紹介

はじめまして、黄 誠秀(ファン・ソンス)です。
2018年まで大分トリニータというサッカーチームで選手として活動しており、2019年からクリアソンで社会人として働いています。

今は「ブラインドサッカー」というスポーツを通じて、たくさんの方に学びや気づきを提供するための研修事業を担当しています。

この事業に強く関わりたいと思ったのは、自分自身が研修に参加してみて価値観を大きく揺さぶられるような経験をしたからです。

価値観を大きく揺さぶられたブラインドサッカー

ブラインドサッカーの研修では「日本代表選手」の方が先生として研修に参加してくれるのですが、駅で待ち合わせをして会場にたどり着くまでの道のりで、「かわいそうだな」「大変だからこそ何か出来る事はないか」「辛いだろうな」と同情をもって接していた自分がいました。

しかし研修の中で実際にプレイされているのを見て、目が見えないとは思えないほどドリブルにスピードがあり、本当に障がいを持っているのか疑いました。今でも強く記憶に残っていて、衝撃的な光景でした。こういう表現は幼稚かもしれませんが、キラキラと輝いてました。

この瞬間に自分は障がいをもった方に対して偏見があったのだと気づかされました。全く悪気はないのですが、心のどこかで「障がいをもった人生とは何かを諦めなくてはいけない」という認識があったのかもしれません。それは本当に失礼な事だし、そんなことを心のどこかで思っていた自分がすごく恥ずかしくなりました。

「人間にはたくさんの可能性がある」

視界を閉ざしてサッカーと本気で向き合って生きている人がいる。そんな光景を目のあたりにした時に、社会でどこまでJリーガーが通用するんだろうと
不安になっていた自分が小さなことで悩んでいたなと気づかされました。

目を閉じてサッカーをする…

たったそれだけの事だけど、ブラインドサッカー研修を通じて自分の人生ともっと本気で向き合って生きていきたい。可能性を考えるよりも、目の前の事に集中して向き合っていこうと心をリセットすることができました。

この価値をもって広めたいと心から思えた

このブラインドサッカーという研修を世の中に広めていく事って、すごく価値がある事なんじゃないかと思っています。

僕にはマーケティング力もないし、
ブラインドサッカーの魅力を伝えるためのコミュニケーション力もない、
SNSの上手な活用方法もわからない。

だけど本気で価値を信じられる事業と出会えた。

このNOTEに自分の想いをのせたところで何になるのか?
本当に意味はあるのか?

正直僕にはわからない。
だけど少しでもこのNOTEを読んで、ブラインドサッカーを体験してみたいという方が増えたら嬉しいなと思っています。

最初のきっかけは、元プロサッカー選手に会ってみたい。
そんなことでもいいんです。

ブラインドサッカーと出会って、あなたに少しでも気づきと学びを提供できたら嬉しいです。最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

黄 誠秀

ブラインドサッカーに興味を持っていただけたら嬉しいです。
個人として学びを深めたい方も、企業として研修に取り入れたい方なども大歓迎です。一緒にブラインドサッカーを体験しましょう^^

オフタイムというプログラムに下記URLからご参加頂けたら嬉しいです。
http://www.offtime.jp/