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株式会社Criacaoと小林祐三のこれからについて

「スポーツの価値を通じて、真の豊かさを創造し続ける存在でありたい」
我々が心底大切にしている理念です。
この理念のもと活動を続け、スポーツが人をつなぎ、そこにいる人を中心に、豊かさが社会に広がっていくさまを目の当たりにしてきました。

今月2日、弊社社員でCriacao Shinjukuの選手として活躍する小林祐三が、現役引退を発表しました。その事実を告げるニュースリリースには多くの反響を頂き、小林がサッカーでつないできたものを感じずにはいられませんでした。

そんな中、このたび、12月末で弊社所属の小林祐三が退社をすることとなりました。

小林は、入社前の2016年より、弊社が主催する大学生向けセミナーや、大学体育会学生の幹部を集めて、自分らしいリーダーシップやマネジメントを学んでいくCriacao Leaders’ Collegeなどのゲスト講師として登壇していました。その後、理念への深い共感により、歩みを共にすることとなりました。

今年1月に入社した後は、Criacao Shinjukuの選手として活躍する一方で、日本航空株式会社と共同実施したイベント「プロフェッショナルの科学」や、小学生、中高生、大学生向けのキャリア授業、法人パートナー企業の社内研修などで講師として登壇しました。また、キャリア事業部では、体育会学生のキャリア支援や部活支援のため個人面談を実施したり、佐賀大学と連携したキャリア支援の取り組みなども行いました。

小林自身が豊かさの体現者として、仕事とサッカーの両立に挑戦したことは、少なからずスポーツの可能性を広げていたと確信しています。そんな中で小林の可能性をさらに広げ、サッカーの価値をもっと広く、多くの人に届けられる可能性が見えてきました。

日本のサッカー界を次のステージへと進化させ、新たな価値を広げていくために、小林は競技面で新しい挑戦に向き合う決断をしました。

退社後は、サガン鳥栖(J1)の強化担当として、また、弊社のパートナー(社外の協力者)として、引き続き取り組みを進めて参ります。立場は違えど、想いは同じです。皆様には、チャレンジャーとして、それぞれの道を歩む我々を、温かく見守っていただければ嬉しいです。


代表取締役社長 丸山和大
この度、小林祐三が12月末をもって、弊社を退社することになりました。
祐三くんが在籍してくれた1年という期間に、この会社、そしてクリアソン新宿というクラブにもたらしてくれたたくさんのことに感謝しかありません。

プロサッカー選手としての生活とは全く違う環境の中でも、決して文句一つ言わずに、できることにまっすぐ目を向けて、メンバーと協力して、事業に、クラブ活動にとチャレンジし続けてくれる姿には、プロフェッショナルとはこういった人間のことを言うのだなと、いつも感銘を受けています。

自分はもちろん、たくさんの社員・クラブメンバーが祐三くんから考え方や経験を学び、また、祐三くんもこちらからたくさんのことを学ぼうとし続けてくれたことで、会社もクラブも成長し続けることができたと感じています。

祐三くんと共に創り上げたクリアソンという組織は、永遠に紡がれていくものです。今後のチャレンジは、大きくはクリアソンが目指しているものと何も変わらず、場所は違えど心からの同志です。クリアソンメンバー全員が応援しています。

と言いながら、これからもパートナーとして変わらずに弊社と関わり続けてもらいます(笑)。
祐三くん、共に頑張ろう!!

 

小林祐三
私、小林祐三は株式会社クリアソンを12月末に退社することを、この場を借りてご報告させていただきます。

新入社員の域を出ないままに、入社して1年足らずでこのような決断は下すことはとても抵抗がありました。ですが、これからのキャリアを考え、スポーツを通じ世の中に豊さを届ける体現者になるためにもここで一歩踏み出すべき、という結論に達しました。

私のわがままに耳を傾け、最後には背中を押してくれた丸さんや会社のみんなには、ここで改めて感謝の意を表したいと思います。社員という立場ではなくなりますが、パートナーという関係でこれからも理念の体現者として共に歩んでいくことも併せてご報告させていただきます。

最後に所属したサッカークラブがCriacao Shinjukuで、ビジネスパーソンとして最初に勤めた会社がCriacaoということは、この先どんなことがあっても変わりません。今はそのことをとても誇らしく思っています。次なる挑戦も応援して頂けたら幸いです。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。