経営者コミュニティ「クリアソン新塾」2年目が始動

経営者コミュニティ「クリアソン新塾」2年目が始動

クリアソン新宿が掲げる「真の豊かさ」や「リーダーシップ」を、法人パートナーの経営者の皆さまと共に育み、学んでいくコミュニティ「クリアソン新塾」が2年目を迎えました。3月10日、新宿区の京王プラザホテルにて開催された第1回プログラムには、約20名の経営者が集いました。

「クリアソン新塾」とは

「クリアソン新塾」は、ミスのスポーツと呼ばれるサッカーの競技特性を取り込み、「失敗やミスから学ぶ」ことを掲げた経営者向けの学びの場です。心理的安全性を確保した環境の中で、率直な意見交換ができることを特徴とし、参加者同士が等身大でつながり、クリアソン新宿の枠を超えた深い関係性を築くことを目指しています。

伊勢丹新宿本店長 近藤詔太氏による講演

第一部では、株式会社三越伊勢丹取締役執行役員で伊勢丹新宿本店長の近藤詔太氏が、「プレーヤーからマネジャーへの転換」と題した講演を行いました。

1933年に開店した伊勢丹新宿本店は、厳しい業界環境の中、前期に過去最高の売上を計上するなど日本屈指の百貨店として知られています。自己紹介では、ファッションで自己表現することや第一印象の重要性を伝えようと、持参した複数のメガネを取り替えて印象の違いを見せる一幕がありました。生い立ちから、バイヤー時代の失敗談やマネジャー時代の経験、大切にしていることや現在の社内での取り組みなどを語りました。質疑応答では、参加者との率直なやり取りが交わされ、大いに沸きました。

「Pick Up President」 ヤプリ 山本崇博氏との対談

第二部では、株式会社Criacao 代表取締役社長 CEO の丸山和大が聞き手を務め、経営者の経験や事業の舞台裏を掘り下げる「Pick Up President」を実施。今回は、株式会社ヤプリ取締役執行役員COOの山本崇博氏を迎え、トークセッションを行いました。

ヤプリは、ノーコードでアプリ開発・運用・分析が可能なプラットフォームを提供する企業で、クリアソン新宿の公式アプリも同社の技術を活用しています。山本氏は新卒で入社した会社でウェブ制作に配属されたことを機に、当時は珍しかったデータ分析やマーケティングプラットフォームの普及などに携わり、数社を経て2019年にヤプリへ入社。自身のキャリアと業界の変化を中心に語りました。丸山からの問い掛けで「なぜヤプリを選んだのか」「急成長する企業での課題」などについても語られ、山本氏から逆に参加者へ質問を投げかける場面もありました。

新たな繋がりが生まれる時間

懇親会では、飲食を交えながら、名刺交換や参加者同士の紹介が行われ、新たなビジネスのつながりが生まれる場面が多く見られました。

2025年も昨年同様、全4回のプログラムが予定されており、経営者同士の学びと交流の場として、さらなる発展を目指していきます。

参加者の声

株式会社HIROTSUバイオサイエンス 代表取締役 広津 崇亮 氏

初めて参加しました。こんなに活気のある経営者交流会は、他にないのではないでしょうか。知り合いのいないところはなかなか難しいものですが、初めて会った方とも共通の話題があって、いろいろな話ができました。それは業種は違えど、サッカークラブを核にして、同じ志を持った方が集まっているからでしょう。事業についてもいろいろとお話しましたし、サービスを使って頂ければと思います。

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