新宿を拠点とする弁理士法人 太陽国際特許事務所は、一般企業や官公庁、教育機関などの、特許、意匠、商標から訴訟に至るまで、知的財産にまつわる幅広いニーズをサポートしている。
そんな特許事務所が、なぜスポーツクラブとのパートナーシップを結んだのか? 所長の中島さん、総務管理部の阿部さんにお話を聞いた。
弁理士法人 太陽国際特許事務所
1981年設立。「知的財産分野のトータルサービス」を掲げ、国内外におけるお客様の知財戦略を支える知財専門の法律事務所。ともに新宿に本拠地をおき、クリアソン新宿の知的財産を支える。2023年よりクリアソンのパートナー。
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Speaker
中島崇晴さん(所長)
阿部雅則さん(管理本部 総務管理部 部長)
ともに「太陽」を掲げる組織として
ークリアソンとの出会いは?
中島さん:我々がブランディングアドバイザーを務めているフットサルクラブの社長の方から、「クリアソンという面白いチームがあるの知ってる?」と教えていただいたのがきっかけでした。調べてみるとオフィスも近く、以前に黄(黄誠秀)さんとも接点があったことを聞き、改めてコンタクトを取り、最終的には丸山さんと意気投合しました。クリアソンがJ3クラブライセンスの取得を目指すタイミングも重なり、知財の面からサポートしていこうとパートナーシップを締結しました。
ー丸山とはどんな点で意気投合したのでしょう?
中島さん:クリアソン新宿のエンブレムは「太陽」で、私たちも社名に「太陽」を冠しています。さらに「豊かさ」というキーワードも合致して「一緒ですね」と。新しいサッカークラブを立ち上げる構想やビジョンも、すごく面白いなと思いました。

ー特許事務所とスポーツクラブとのパートナーシップ。具体的なイメージは沸いていましたか?
中島さん : スポーツクラブとのパートナーシップというのは、なかなかイメージが湧きにくいかもしれませんが、実は相乗効果があるんです。スポーツクラブは多くの知的財産を抱えているので、しっかりと脇を固める必要があり、私たちが貢献できると感じています。また、特許事務所は仕事の特性上、クライアントが誰かというのは基本的には話せません。このパートナーシップによって、私たちが「クリアソンの知的財産アドバイザーです」と公にして、社会的な信頼が作れることは、実はすごく嬉しいことです。名刺にも「くりあにゃん」を入れさせてもらっています。
「所員の新しい一面が見れた」
ー所内活性化という点では、先日はブラインドサッカー研修も実施いただきました。
阿部さん:ブラインドサッカー研修は、周りから苦情が届くのではないかというほどの盛り上がりでした(笑)。ここまでの盛況ぶりは正直意外でしたが、所内でもかなり好評でした。

中島さん : コロナ禍で在宅ワークを導入して、同時に在宅で仕事を完結できるようペーパーレス化したんです。特許事務所の仕事は事務作業も多く、リモート勤務との親和性は高いと思います。ただそうなると、今までは封筒やファイルを手渡ししていたのが、ドラッグ&ドロップで終わってしまって「この仕事を誰にお願いしているのだろう?」と顔が見えづらくなってしまいました。組織の一部という意識も薄くなっていたと思います。ブラインドサッカー研修では、みんなで集まって、身体を動かして、コミュニケーションについても学ぶことができて、非常に良い機会でした。
阿部さん:これまでは、あまりコミュニケーションが得意じゃないのかな?と思っていた所員も参加していたのですが、驚いたことに序盤から積極的に声を出して楽しんでいました。まさにブラインドサッカー研修のおかげで、新しい一面を知ることができました。

「クリアソンの選手たちを飲み仲間のように感じている」
ー毎月ユニークな所内イベントを実施されていて、クリアソンの選手をよく呼んでいただいています。
阿部さん:事務所の福利厚生イベントの際に石井選手にはサーバーからビールを注いでもらいましたし、澤井選手や中山選手にはディッシャーでアイスを作ってもらいました。皆さんサーバーやディッシャーの使い方からのスタートでしたが、そんなお願いでも飛んできてくれるのは嬉しい限りです。やっぱり「どんなイベントにしたら所員が喜ぶかな?」と考えたときに、クリアソンのことが頭に浮かびますね。クリアソンの選手たちを飲み仲間のように感じているので、気軽に連絡してしまいます(笑)。
中島さん:所内では60歳以上の方から20代までが一緒に仕事をしていますが、共通の話題を持てることが少ないので、普通は「こんにちは」って挨拶したら会話が終わってしまいます。クリアソンの選手に来ていただいたり、グッズ販売会を開いてもらったりすると、年代を問わず共通の話題が生まれてコミュニケーションが深まっていると感じます。

阿部さん:とりわけクリアソンの選手たちは、コミュニケーションの取り方が本当に上手。同じイベント会場内でもなんとなくグループになっている所員たちの間に立って、自然と双方のコミュニケーションを活性化してくれるのも印象的です。
中島さん:こうしたユニークな関係のおかげで、所員の中で必ずしもサッカーを好きじゃない人やスポーツに関心が薄い人でも、「クリアソンは応援している」という感じになっていますね。
ー国立開催の試合にも、たくさんの方にお越しいただきましたね。
中島さん:オフィスからだと国立競技場まで歩いて行けるので、希望者みんなで集合して、ツアーのような形で観戦へ行きました。所員の家族も、サッカーを観たことのない人も、引退した元所員も、50人以上が集まって楽しい時間になりました。お世話になっている選手が出場すると、所員みんながより近い存在として応援できる体験はやっぱり貴重なものですね。
