3月20日にMUFGスタジアム(国立競技場)で開催した「新宿の日2026」の人気企画「ぱん食い競走」で、木村屋總本店、中村屋、文明堂東京、新宿高野の4社からご提供いただいたパンや菓子160個を、このほど新宿区社会福祉協議会を通じて、5つの新宿区内の子ども食堂へ寄贈しました。
クリアソン新宿と4社が「ぱん食い競走」を通じて子ども食堂へ商品を寄贈するのは今回で3回目。7月13日に行われた寄贈式には、4社の代表者や子ども食堂の代表者、新宿区社会福祉協議会の関係者が出席し、それぞれの立場から地域の子どもたちを支える活動への思いを語りました。

2024年の「新宿の日」が大きな転換点に
「ぱん食い競走」は、2024年の「新宿の日」で初めて国立競技場を舞台に開催され、多くの子どもたちが参加しました。ぱん食い競走協会副会長でもある株式会社木村屋總本店の木村光伯代表取締役社長は、これまでの取り組みを振り返りながら、「一番の転換点だったのは、クリアソンさんに国立競技場で開催していただいた会(2024年の「新宿の日」)でした。非常に思い出深い会です」と語りました。
競技ルールを整備した一方で、木村屋のあんパンだけでなく、文明堂東京のカステラや中村屋のどら焼き、新宿高野のクリームメロンパンも加わり「非常に『緩い会』になりました。ですが、それが一番多くの笑顔が生まれた会だったと記憶しています」。タイムを競うだけではなく、多くの人が笑顔になれるイベントだったことが印象に残っていると話しました。

木村氏はさらに、この取り組みの意義について次のように語りました。
「現代社会では『分断』が社会問題となっていますが、人の繋がりを深めていくのは『子ども食堂』であり、『スポーツ』であり、そして『食』であると考えています。それらを一堂に会して活動されている新宿の皆さんの取り組みは非常に意義深いです。これからも一緒になって、このような活動を続けられればと願っています」

「心にかけてもらえること」が支え
寄贈先の活動を日ごろから支援している新宿区社会福祉協議会事務局次長の宮端啓介氏は、地域における企業との連携に期待を寄せました。
「新宿区内の企業の皆様が、こうして地域の方々と連携して取り組みをしていただけるというのは、社協としても本当に心強い限りです」
今回の寄贈先を代表して、にじこども食堂、Besties Kitchen(ベスティーズキッチン)、北新宿子ども食堂の代表者も出席しました。北新宿子ども食堂の山下さんは、支援への感謝を述べました。
「物資の面で助かることはもちろんですが、それ以上に、企業の皆様が私たちのことを『心にかけてくださっている』ということが、何よりの支えになっています」
また、「私たちの活動は、まだ声を上げられない人すべてに届いているわけではありませんが、こうして社会や企業の皆様が私たちに目を向けてくださる機会が増えていくことを願っています」と話し、地域で活動を続ける団体にとって、物資だけでなく、社会とのつながりそのものが大きな励みになっていることを語りました。

スポーツを通じて、新宿のつながりを育む
スタジアムで生まれた笑顔が、地域への支援へとつながる。「ぱん食い競走」は、スポーツを楽しむイベントにとどまらず、新宿を代表する企業、子ども食堂を結ぶ取り組みへと広がっています。
クリアソン新宿はこれからも、スポーツを通じて企業や地域、人と人とのつながりを育み、新宿のまちに新たな価値を生み出す活動を続けてまいります。
【寄贈式出席者(敬称略)】
木村屋總本店:木村光伯、山口一彦
中村屋:中山義則、提箸俊之
文明堂東京:牧野賢太郎
新宿高野:松崎洋平
新宿区社会福祉協議会:宮端啓介
Criacao Shinjuku:峰尾隼人、赤井シャロッド裕貴




