Match Result
沖縄SV 3(3-0、0-0)0 クリアソン新宿
Member
Starting Lineup
GK 浅沼優瑠
DF 坂本修佑、上野正騎、米原祐、吉田将也
MF 石井圭太、須藤岳晟、池谷友喜、前澤甲気
FW 齊藤和樹、中山仁斗
Substitute
中島佳太郎、赤井シャロッド裕貴、相澤佑哉、高橋滉也、中山雄登、瀬川和樹、小池純輝
61分:須藤→中山(雄)、池谷→瀬川
73分:上野→相澤
86分:吉田→高橋、齊藤→小池
Goal
49分:沖縄SV
73分:沖縄SV
90+10分:沖縄SV
Match Review
快晴の沖縄。キックオフの13:00には気温が30度、湿度が80%と厳しいコンディションでの試合となった。

立ち上がりは互いに決定機を作れずにいるが、徐々にFWの中山(仁)と齊藤のツートップが前線で起点となりチャンスが増え始める。
19分、左サイドを齊藤がうまく突破すると、ゴール前で待ち受けていた石井にラストパス。シュートは惜しくも相手DFのブロックに阻まれる。

一方、22分には、直前のプレーで米原がピッチを離れている間に二度のクロスでピンチに陥る。最後はしっかりと身体を張ってブロック。37分には、攻撃のCKのこぼれ球を拾えず、ロングカウンターを食らうがここも全力で戻って守る。
41分には、中山が自陣から一人で持ち運び、遠目からシュートを狙うもキーパーがキャッチ。一進一退の前半はスコアレスで終了。途中には今シーズンで初のクーリングブレイクが実施された。
後半の立ち上がり、左サイドで守備の対応をしていた須藤の手に、相手のクロスがあたりハンドの判定。このPKをきっちり決められて不運な形で先制を許してしまう。

消耗の激しい中でゴールに迫れない時間が続くと、61分には中山(雄)、瀬川を投入。左サイドからの攻撃が増えるも、決定的なシュートには至らない。
73分には、ペナルティエリアから打たれたシュートが左隅を捉えて2失点目。苦しい点差となってしまう。

相澤を入れて3バックに変更。小池、高橋を入れてサイドの活性化を図るも時間だけが過ぎていく。アディショナルタイムには前澤が後半で唯一となるシュートを放つが、これは惜しくもキーパーの正面。

90+10分には、前がかりになったところを突かれ3失点目。そのまま試合終了のホイッスル。
前半は双方にチャンスがあったものの、終わってみれば沖縄SVはシュート13本、一方クリアソンは5本。この試合での勝利で首位に浮上した沖縄SVに実力を見せつけれた一戦となった。

Comments
監督 北嶋秀朗

―まずは試合の振り返りをお願いします。
クーリングブレイクが実施される非常に暑い中で、両チームともよく頑張ったなという印象です。 この熱さを真正面に受け止め、苦しい中で試合をしたこと、両チームを称えたいです。
新宿から沖縄まで応援に来てくれたファン、パートナーの方がには、0-3という結果を見せてしまったこと、申し訳なく思っています。
ーどのようなゲームプランを描いていましたか?
暑かったんですがゲームプラン自体を変えることはなく、守備から入って奪ってカウンターで仕留めたいと考えていました。実際、そういった形も何回か出せていました。
得点を奪い切ることができない中で、PKで失点してしまった。何か大きな問題があったわけじゃないところからの失点だったので、この暑さもあってメンタル的なダメージは感じました。チームに重くのしかかったのは、やっぱりこの1失点目だったかなと。
ー交代の狙いを教えてください。
相澤を入れて3バックにしました。彼は走力がある選手なので、3バックの選手が上がってくるような仕組みでサイドを破り、点を取りたかった。それ以外にも色々と試行錯誤しましたが、沖縄SVの方が得点を取るところのクオリティが高かったと思います。
ー沖縄SVの印象はどうでしたか?
(沖縄SVの)小野木監督は市船の同級生で、一緒に全国優勝をした仲間です。去年から彼には勝ててなくて、いつも点差を広げられ、すごく悔しい思いをしています。
彼が作り上げているチームは、前に球を入れ、早くターンして、人を追い越して点を取りに来ます。選手たちは迷いなく自信を持ってプレーしていて、彼の指導が行き渡っているのではないかと思います。とても良いチームだと思います。