Match Result

クリアソン新宿 1(1-0、0-1)1 ミネベアミツミFC

Member

Starting Lineup

GK 浅沼優瑠
DF 坂本修佑、澤井直人、米原祐、吉田将也
MF 高橋滉也、中山雄登、鈴木翔登、村越健太
FW 佐野翼、前澤甲気

Substitute

岩舘直、相澤佑哉、小屋原尚希、上野正騎、猪野毛日南太、原田亮、岡本達也

56分:高橋→猪野毛
65分:鈴木→上野
80分:佐野→原田、澤井→相澤、中山(雄)→小屋原

Goal

37分:前澤甲気
50分:ミネベアミツミFC

Match Review

アウェイでのミネベアミツミFCとの一戦は、年に一度の串間開催。気候も26度、日差しが痛い中での試合となった。

最初にチャンスを作ったのはクリアソン。5分、右サイドをうまく崩すと吉田がファーストシュート。

すぐにミネベアも反撃。10分、遠目からシュートを放つがこれは枠外。20分にも中央を抜け出されてしまうが、ここは浅沼が左手一本でセーブ。

ややミネベアが押しこむ展開が続く。しかし、先に試合を動かしたのはクリアソン。37分、相手がバックパスしたボールを前澤と佐野で追いかけると、引っ掛けたボールを最後は前澤が冷静に流し込む。ミネベアはオフサイドで猛抗議するも判定は覆らずに先制。

その後、中盤で激しい闘いになるが、前節の反省を活かしたクリアソンは徹底抗戦でゆずらず。リードしてハーフタイムを迎える。

ゲームを優位に進めたいところだったが、50分、右サイドのクロスからバイシクルで見事なゴールを許す。後半早々に追いつかれてしまう。

高橋に替えて猪野毛を投入。直後、58分にGKからのビルドアップで相手陣内に侵入すると、佐野がキーパーと1対1を作るが、これはオフサイド。鈴木に替えて上野。サイドからの攻撃にオプションが増えるが、その後も押し込まれる展開。

80分には3枚替え。相澤と、引退を発表している原田、小屋原がピッチに立つ。

交代が奏功して、徐々に押し返す。しかし、双方決定機には至らない。

クリアソンは終了間際、セットプレーからチャンスを作る。低い位置から猪野毛が蹴ったボールは、キーパーがこぼしてチャンスになるが、最後は枠をとらえられず。

ラストプレーのCKでも、同じく猪野毛が良いボールを上げる。競ったボールはゴール方向に飛ぶが、ギリギリでかき出され、そのままタイプアップ。

先制するも追いつかれる悔しい展開だったが、激闘の末に手にした勝ち点1は大きな成果になった。

Comments

監督 北嶋秀朗

ーまずは試合の振り返りをお願いします。

前節のHonda FC戦では、クリアソンが大事にしてきた「闘う、走る、声を出す」の部分が表現できなかった。そうした中で今週が始まりました。新宿で待っている選手たち含めてみんなで、 そこをもう一度 変えようと。みんなの協力もあって、それは達成できた。 今日はインパクトメンバー(サブ)も含めてすごく戦ってました。そこがチームとして戻ってきたことは、一つポジティブに思います。

ただ、サッカー的なところで、もうちょっとクオリティを上げなきゃいけないところがたくさんあった。チャンスの作り方とか、ペナの中に入ったときの景色は、すごく再現性があります。あとそれをどう得点につなげるかですね。

ー交代選手も含めた総力戦という感じでした。

今日に関しては、ここまで主力として試合に出ていた、カズキ(齊藤)、マサト(中山)、ユズ(島田)、あとはユウキ(池谷)がコンディション不良。インパクトメンバーは、今まで違うフレッシュな顔ぶれでした。そういった状況で、本来は彼らにも同じものを求めるべきかもしれません。

ただ、今回はそれよりも、彼らのパワーが引き出す方法を探っていました。だから最後は3-4-3にした。リョウくん(原田)は本当にチームのために犠牲になれるので、彼になんとか球を入れて、マサキ(上野)、ユウヤ(相澤)、ムラ(村越)が後ろから出てくる設計にして、だいたいその通りになっていたと思います。

今いるメンバーの特徴を出すことについては、 選手たちの反応も良くて、今週はすごくトライしてくれました。難しいゲームでしたけど、この勝ち点1を大事にしたいです。

原田亮

ー最後、得点に迫るシーンもありました。

約束事があって、その通り完璧にボールが来ました。風もすごかったんですが、自分のところに来るか?どうか?という感じで。狙って打てる状態ではなかったんですが、まああれが入らないかと…。

キタジさんから言われたのは、前線で起点になること、あとは守備でしっかり走ること。ナリさんからは 1-1の状況をしっかりと握りながら、刺しに行くぞと。だから、ちゃんとまず凡事徹底をやってから、攻撃に出てこうと思っていました。

ー最後は激しい試合になりましたね。

タフな相手でした。久しぶりに前半で先制できたんですが、後半は風下になって、一発食らって。Honda FC戦を除くと、ここ最近は後半は相手陣内でやれることが多かった。今日は相手がボールをうまく入れてもきたし、クリアソンのコートでやろうという彼らの意志を感じました。それに対して、最後CKを取ったシーンのように、途中から入った選手たちでそれを押し返して相手陣地でやりたかった、そういうゲームでした。