Match Result

クリアソン新宿 3(0-0、3-2)2 FCティアモ枚方

Member

Starting Lineup

GK 浅沼優瑠
DF 坂本修佑、澤井直人、米原祐、吉田将也
MF 島田譲、池谷友喜、中山雄登、村越健太
FW 佐野翼、中山仁斗

Substitute

岩舘直、鈴木翔登、小島心都、猪野毛日南太、前澤甲気、齊藤和樹、岡本達也

58分:池谷→猪野毛
67分:佐野→前澤
82分:中山(仁)→齊藤

Goal

49分:FCティアモ枚方
60分:島田譲
68分:猪野毛日南太
85分:猪野毛日南太
90+5分:FCティアモ枚方

Match Review

夏の中断が明けて、沖縄SVを相手に久しぶりの勝利。その後、青森、鈴鹿との対戦では勝てていないものの、いずれも得点が生まれている。悪くない流れの中、ホームで勝ち点3を手にしたい一戦。

迎え撃つはFCティアモ枚方。順位を6位につけ、攻撃力に定評のあるチーム。ボールをつなぐ枚方に、クリアソンは恐れることなく前線からプレス。

6分、相手キーパーのパスミスが島田の足元に。そのまま打てるかと思ったが、持ち直して池谷に鋭い縦パス。池谷は迷いなく右足を振り抜くがわずかにポストの左。

枚方も自陣からボールをつないでクリアソンを押し込んでくる。14分、CKをフリーで合わされるが、ここは浅沼がスーパーセーブ。

クリアソンは中山(仁)と佐野が起点になり、村越のドリブルを生かした攻撃を展開。

35分には、ビルドアップから相手のプレスをかいくぐり、佐野が起点となって村越が抜け出す。シュートまで行くが、ギリギリで戻ったDFのスライディングにブロックされる。

42分、相手のロングボール一本で左サイドを割られるが、フリーで放たれたシュートは芯をとらえず浅沼がキャッチ。即座にクリアソンも澤井のミドルでやり返す。

44分にも、中山(仁)が競り合ったボールがDFラインの裏に流れ、村越が抜け出してキーパーと1対1。しかしこれはオフサイドの判定。

セットプレー、流れの中からクリアソンが多くチャンスを作るも決めきれず。0-0で試合を折り返す。

前半で決めきれなかったツケが早くもまわってくる。立ち上がり49分、CKのこぼれ球を枚方の選手がボレーシュート。浅沼が手で触るも弾き出すことはできず決まってしまう。ビハインドの展開に。

ただ攻撃の形を作れているだけに、クリアソンのメンバーは勢いを落とさない。すると60分。獲得したFK。中に合わせるかと思ったが、島田が意表をついて直接狙う。これがゴールネットに刺さる。早いタイミングで追いついた。

58分に前回の同点の立役者、池谷に替えて猪野毛を投入。その猪野毛がすぐに結果を出す。68分、坂本の縦パスを中山(仁)がフリック。左からクロスオーバーしてきた村越が抜け出してラストパス、最後は猪野毛が冷静に左足で流し込んで逆転。

その後、一進一退の攻防が続くが、クリアソンはリードを守りながらチャンスを重ねる。

85分には左サイドで齊藤が粘って逆サイドに展開。猪野毛が遠目から迷いなくシュート。これがディフレクションしてゴールに吸い込まれる。交代で入った猪野毛の2ゴールで突き放す。

95分には枚方の素晴らしい崩しから失点するが、3-2のままタイムアップ。上位チームを相手に3得点、逆転での勝利。チャンスシーンも十分、気持ちの良い試合で白星を飾ることができた。

Comments

監督 北嶋秀朗

ーまずは試合を振り返ってください

選手たちが躍動してくれました。ずっと良いゲームができていたけど、なかなか得点に繋がらない試合が続いてて「いつか得点量産が来るから」という話をしていました。そんな中で、狙い通りの形からゴールが生まれた。選手の辛抱強さ、やり続けてくれたことに感謝したいなと思います。

相手陣内での攻撃の回数、チャンスの数も多くて、選手たちが自信を持ってやれているのもわかっていました。メンタル的にも成長を感じました。

ーやりたかったサッカーができたように見えました。

自分たちの狙い通りのサッカーが、ここ最近はずっと続いていました。これが形になって結果に現れたということ、選手たちを本当に称えたいなと思います。