Match Result
クリアソン新宿 1(0-0、1-1)1 アトレチコ鈴鹿
Member
Starting Lineup
GK 浅沼優瑠
DF 坂本修佑、澤井直人、米原祐、吉田将也
MF 島田譲、中山雄登、猪野毛日南太、村越健太
FW 佐野翼、中山仁斗
Substitute
岩舘直、鈴木翔登、高橋滉也 、池谷友喜、前澤甲気、齊藤和樹、岡本達也
60分:猪野毛→前澤
70分:佐野→齊藤
80分:中山(仁)→岡本、中山(雄)→池谷、澤井→高橋
Goal
63分:アトレチコ鈴鹿
90+2分:池谷友喜
Match Review
前回のホーム・西が丘では、沖縄を相手にアディショナルタイムの劇的なゴールで勝利。翌節のアウェー青森戦では破れたものの、良いイメージが残る中でアトレチコ鈴鹿を迎え撃つ。
順位が一つ上の相手に、勝ち点をこぼしたくない重要な一戦。

立ち上がり9分にカットインから猪野毛がシュート。キーパーに弾かれるが、クリアソンとしては積極的な立ち上がり。
しかし、鈴鹿も負けじと反撃。22分、ゴール前での混戦から最後は至近距離からシュートを打たれるが、これは坂本がしっかりとブロック。
33分にはクリアソンに決定機。澤井がフワッと入れたボールを中山(仁)が逸らし、島田が抜け出してキーパーと1対1の場面。冷静に左足で流し込もうとするがわずかにポストの左。会場にはため息が漏れる。

それぞれチャンスに恵まれるも、前半はスコアレスで折り返す。
後半になり58分、村越が左サイドをドリブル。中に入れたボールを中山(仁)がスルー。背後で待っていた佐野が冷静に反転してシュートを打つが、これはやや浮いてしまう。得点の気配がするクリアソン。

しかし先制したのは鈴鹿。63分、キーパーの蹴ったボールをペナルティエリア内で懸命に競り合うが、こぼれたところをゴール右側から打たれて決まってしまう。

67分にも、今度は左からシュートを打たれるがバーに助けられる。流れを変えるべく、70分には佐野に替わって齊藤、80分には岡本、池谷、高橋の3枚投入。
79分にはCKに齊藤がドンピシャのヘッドで合わせるが、これは相手DFがナイスカバー。時間は刻一刻と過ぎてゆく。
そんな中で起死回生の一発を放ったのは池谷だった。92分、左サイドで村越が粘って奪い返すと、やや空いたペナルティアーク付近に横パス。右サイドから中に入ってきた池谷が左足一閃。大きな大きな同点ゴールが決まる。

大盛り上がりの西が丘。ペースは一気にクリアソンに。終了間際、齊藤のクロスがファーに流れて、フリーで待っていた村越がシュートを打つが、これはDFにブロックされる。
直後にもカウンターから池谷に渡るが、シュートまでいけず。こぼれてゴール前で混戦になるが、やはりシュートまでいけず。1-1のままタイムアップ。

アディショナルタイムでの得点で、なんとか追いつく格好となったクリアソン。3試合連続でゴールが生まれているだけに、次は勝ち点3につなげたい。
Comments
監督 北嶋秀朗

ー試合を振り返ってください
今日もたくさんのファン、パートナーの方たちに集まってもらって、どうしても勝利をプレゼントしたかったんですが。勝利することができず悔しいです。
失点するとしたらああいうシーンだろうということをハーフタイムに話したんですが、チームとして大事にしている凡事徹底をもっと徹底しなきゃいけないなと思いました。
攻撃は自分たちが狙っているスペースも見えていましたし、相手コートでの再現性、決定機も作れていました。得点にまで至らないという部分は、あともうひと転がりをどうすればいいか、みんなで考えようと話しました。
ー追いつけたことについて
よく追いついてくれたなという印象です。交代で入ったメンバーがリズムに乗り切れていなくて、ボールの循環が落ちたと感じました。だからシュウ(坂本)をFWに上げて、ビルドアップではなく前に早めにボールを入れて、ガチャガチャさせようと思いました。そこから点が取れたことは良かったですが、交代で入った選手にはもっとクオリティを求めたいですし、起爆剤になってほしいです。
