Match Result

クリアソン新宿 0(0-0、0-1)ブリオベッカ浦安・市川

Member

Starting Lineup

GK 浅沼優瑠
DF 坂本修佑、米原祐、前澤甲気、吉田将也
MF 小島心都、島田譲、高橋滉也、池谷友喜
FW 齊藤和樹、中山仁斗

Substitute

中島佳太郎、鈴木翔登、瀬川和樹、上野正騎、猪野毛日南太、赤井シャロッド裕貴、佐野翼

44分:米原→赤井
69分:高橋→瀬川、池谷→猪野毛
79分:吉田→佐野、小島→鈴木
86分:中山(仁)→上野

Goal

70分:ブリオベッカ浦安・市川

Match Review

西が丘に戻ってのホームゲーム。ナイターとなった今節は、毎年恒例の「夏祭り」として開催された。前節からの変更は、キーパーに中島に替わって浅沼がスタート。前澤と高橋の立ち位置が前後入れ替わった。

前半はクリアソンペース。立ち上がりの3分には、島田が入れたグラウンダーのクロスを坂本がヒールでゴールに流し込むが、これはキーパーの好反応に防がれる。

その後もポジションをSBに移した前澤がうまく起点となり、高橋とのコンビネーションで左サイドを崩すなど終始押し込む展開。飲水タイムを超えても攻める続けるが、ただシュートまではいけない。

40分には、米原が相手との競り合いで地面に落ちた際に脳震盪で動けなくなり、赤井シャロッド裕貴と交代するアクシデント。

頭を強く打ったにも関わらず試合を止める笛が鳴らず、選手やベンチに座るスタッフの猛抗議で会場は騒然とした空気になった。

後半になって徐々に浦安に押し込まれる展開が増える。69分に猪野毛、瀬川を投入。サイドに起点を作って、流れを変えようとする。

しかし、直後の71分。相手に右サイドを抜け出されるとクロスは大外へ。後ろから走り込んできた選手がダイレクトでボレー。浅沼が素晴らしい反応を見せ手に当てるが詰められて失点。点が取れないチーム状況の中で、痛すぎる先制点の献上。

すぐに、中山(仁)がバイシクルでシュートを放つが、これは枠を捉えられず。結果的に後半のシュートはこの1本のみ。

79分に鈴木、佐野を入れて、さらに前がかりの布陣に。82分には猪野毛の鋭いクロスから、ファーの瀬川が拾って折り返す。相手のクリアは際どいところを通るがこれはCK。92分には、左サイドからのCKを佐野が頭に当てるが枠を捉えられず。

この試合も得点が奪えずタイムアップ。良い形は作れている印象だったが、終わってみればクリアソンのシュートは前半1本、後半1本のわずか2本。試行錯誤は実らず、勝ち点を積み上げることはできなかった。

Comments

監督 北嶋秀朗

ーまずは試合の振り返りをお願いします。

良い時間帯に得点が取れなかった。そういう試合が続いてるなという印象です。シュートも2本しか打てていないので、ゴールに向かうシーンをどう作っていくかが課題です。ピンチはあの1回しかなかったと思うんですが、そういうのが入っちゃう。それが今の力だなと。なかなか苦しい状況です。

ー前半はクリアソンペースでしたが、後半は浦安が優位に進める時間帯が増えました。

前半はシュート1本とはいえ、その分 CKを取れていました。 相手のペナ内に鋭いボールが入っていたり、深い位置まで進めていたりした証拠だと思います。 だから"前半シュート1本"というのは、そんな感じがしませんでした。

一方で"後半シュート1本"は、その通り1本だったなと。後半、相手がやり方の何か変えてきたかというと、試合中はあまり感じませんでした。若干プレスの位置を下げてきて背後が消された。その中でも、攻撃のときに背後を狙いすぎちゃった部分はありました。

あとは後半の立ち上がりから、押し込まれるシーンが増えたんですが、今日は押し返せなかったんです。そこがちょっと難しかった。エッジのところの2人の選手をいつ替えようかというのは考えていたんですが、0-0で進んでいたので守備ことを考えるともうちょっと待とうかという判断で進めました。