Match Result

FCマルヤス岡崎 1(1-0、0-0)0 クリアソン新宿

Member

Starting Lineup

GK 中島佳太郎
DF 坂本修佑、高橋滉也、米原祐、吉田将也
MF 小島心都、島田譲、池谷友喜、前澤甲気
FW 小池純輝、中山仁斗

Substitute

浅沼優瑠、上野正騎、西山大輝、猪野毛日南太、赤井シャロッド裕貴、佐野翼、齊藤和樹

HT:池谷→猪野毛、小池→齊藤
81分:前澤→西山、高橋→上野
88分:小島→佐野

Goal

84分:FCマルヤス岡崎

Match Review

7戦未勝利、さらに無得点という厳しい状態で迎えたFCマルヤス岡崎との一戦。マルヤス岡崎龍北スタジアムがブッキングできず、ヴィアティン三重のホームであるラピスタでの開催。キックオフ時間は7月にも関わらず15:00とイレギュラーづくしの中での試合となった。

クリアソンの最初のシュートは池谷。前澤から受けたボールをミドルシュート。これは相手に当たって枠を捉えられず。

その後、クリアソンはサイドに張った小池、高橋を起点にして主導権を握るが決定的なシーンは作れない。ただ、マルヤスにもチャンスは作らせず。25分、相手FKからボールがゴール前にこぼれるが、これは中島がしっかりとキャッチ。

30分、ビルドアップで相手がミス。キーパーが出ていたため、遠目から無人のゴールに高橋がシュートを打つがこれは強い当たりにならず。膠着気味の展開のまま、クーリングブレイクを迎える。

40分にピンチ。右サイドを突破されると深い位置からラストパス。後ろから走り込んできた選手にわずかに合わず間一髪。クリアソンも45分にチャンス。カウンター気味の流れで池谷が前向きでボールを持つと、長い距離を走ってきた吉田を使って、吉田はグラウンダーで絶妙なボールをゴール前に通すが、中山(仁)は届かず。

48分にも高橋が左サイドを突破、相手に当たったボールを拾ってチャンスを作るも、これは池谷の競り合いがファールの判定。スコアレスドローで前半を終える。

ハーフタイムで、池谷に替えて猪野毛、小池に替えて斎藤を投入。前線での起点を増やす。50分、カウンターから前澤がゴール前でターンするもシュートまでいけず。

54分、ビルドアップのミスから危ういシーンを作るが、これは枠から外れて事なきを得る。59分にも、ビルドアップでうまく剥がせず、ファジーに蹴ったボールを相手に拾われフリーでいた右サイドの選手へ。これは坂本がなんとか身体を寄せて守る。

64分にはクリアソンに決定機。島田が胸で落としたボールを齊藤が右足を振り抜くが、キーパーのナイスセーブに阻まれる。

クーリングブレイクを挟んで、西山と上野を投入。直後のCK、トリックプレーで西山がフリーを作る。迷いなくダイレクトで振り抜くがこれはわずかにゴールの上。決定機が続くがモノにできない。

クリアソンに得点の気配がした直後、一転。85分の相手のCK、一度はニアで弾くが、拾った選手が放ったボールはDFに当たってゴールに吸い込まれてしまう。クリアソンペースだっただけに、セットプレーから悔やまれる失点。

まずは一点を返したいが、シュートに至るシーンがなかなか作れず、焦る時間が続く。最後のカード、佐野を投入。前線にFW登録の選手が3人並ぶ形に。99分には猪野毛のクロスを中山(仁)がそらして佐野へと通るぐこれはギリギリでオフサイド。

0-1のままスコアを動かせずタイムアップ。5月3日以来、8戦勝ちなし。直近2試合はクリーンシートで勝ち点1を持ち帰り復調の兆しが見えていただけに、ショックの大きい敗戦となった。

Comments

監督 北嶋秀朗

ーまずは試合の振り返りをお願いします。

今日、試合が終わって選手に言ったのは、あり方や彼らの振る舞い、そういうものには何の文句もないということです。ちゃんと最後まで闘っていた、ちゃんと走れていた。だからこそ、サッカーのところにもっと目を向けようという話をしました。

試合でシュートを外したり、コントロールをミスしたりしたときと同じくらいの感情に、練習でもなっているか。シュートを決める、ここでターンをする、自分も含めて、サッカーのコアな技術のところに目を向けていかないといけません。そこが僕たちの伸びしろだと思っています。

ー戦術の部分では、前々節からの形を踏襲したように見えましたが、手応えは感じていますか。

手応えは感じています。ボールの出口になる場所、クリアソンで言えばシャドーの位置のところで前を向けるように、ボールをみんなでつないだり、ロングボールを使ったりしています。

ただそこでミスしちゃう、取られちゃう、そういうことでリズムが悪くなる。個人のミスでも、チームとしてうまくいっていない感じになってしまうのは、去年もあったので、そこは改善していきたいです。