2020シーズン新体制・新プロジェクトを発表いたしました

2020シーズン新体制・新プロジェクトを発表いたしました

「スポーツの価値を通じて、様々な世界を繋げ、誰もが豊かさの体現者となれる世界に」をビジョンに、サッカーにとどまらず地域貢献や人材育成を通じて世界一のサッカークラブを目指す、新宿区サッカー協会代表チーム Criacao Shinjuku(クリアソン新宿)は、J5相当の関東1部リーグに臨む2020シーズンの新体制ならびに新プロジェクトを発表いたしました。

 

Criacao Shinjukuは新しく、元浦和レッズの岩舘直選手や元SC相模原の伊藤大介選手など、計4名をチームに迎え、JFL昇格を目指す2020年シーズンを戦ってまいります。

また、Criacao Shinjukuは、7カ国が集まる「新宿グローバルカップ」をはじめ、新宿高校サッカー部への練習参加・講演会・インターン受入れ、区教育委員会と連携して行うスポーツキャリア教育「太陽の授業」、落合中央公園で毎週行われるサッカースクールなど、スポーツ体験の機会が失われつつある新宿区において、サッカーを通して地域に貢献するため、多岐にわたる事業を展開するプロジェクトを始動いたします。

新加入を含めた選手たちは、プレーだけに限らず本プロジェクトにも参加し、サッカーとの両立に挑戦します。


 

<監督 成山コメント>
日頃より、ご支援ご声援いただきありがとうございます。自分の監督としての転機は、2011年3月11日の東日本大震災でした。大学サッカー部で監督をしていた自分は、逃げ帰るように東京遠征を切り上げました。同世代の人たちが被災地で命をかけて復興に臨む中で、サッカーの指導者というものに誇りが持てなくなりました。それ以来、最も大事なのは人間の成長や豊かさで、そのための手段としてのサッカーコーチでありたい、サッカーを通じて世のため人のためになりたいと思うようになりました。今の私に与えられた仕事は、このクリアソンの理念を体現するサッカークラブをつくり、目標であるJFLに昇格することです。仕事や学業をしながら関東1部で優勝することの難しさはわかっていますが、それでも、ここにいるメンバー全員とやると決めたので、懸命に戦い、みなさんのこころを動かせるクラブでありたいと思っています。

<キャプテン 井筒選手コメント>
今期、Criacao Shinjukuでキャプテンをつとめさせていただきます。私がこのクラブでプレーするのは、これまで20年間をかけてやってきた自分のサッカーを肯定するためです。プロサッカー選手のときは、サッカーを頑張れば頑張るほど、自分が豊かになっていきました。しかしそれだけでは、物足りなさを感じていました。もし、自分のサッカーが、新宿や世界中を豊かにすることができれば「サッカーをやってきてよかった」そう感じられると思い、このクラブでサッカーを続けています。仕事、そのほかの物事を大事にしながら、必ず目標であるJFL昇格を実現したいと思います。よろしくお願いいたします。

<新加入代表 岩舘選手コメント>
自分がCriacao Shinjukuに加入するまでの想いです。浦和レッズとの契約が満了になると決まってから、これからのキャリアについて色々と考えさせられました。その中で、現役でプレーを続けたいという想いとともに魅力あるサッカークラブづくりに携りたいという想いが強くなりました。日本の中心である新宿にサッカークラブができることの社会的な影響力や勝ち負けだけに捉われず、勝った先に目指す社会があるという理念の話などに自分の気持ちが期待で膨らむのを感じ、このクラブの成長していく過程に自分も携わりたいと思いました。今年一年間、全力で頑張りたいと思います。

新加入選手4名


 

主なプロジェクト
サッカーを通して新宿区に貢献するため、下記をはじめとした多岐にわたるプロジェクトを始動・強化いたします。

<新宿グローバルカップ> 
新宿区は、130か国を超える約4万3千人の外国人が暮らす多文化共生のまちです。サッカーが人々をつなぎ、身近な国際交流が行われるよう、2019年より開催され、子供から大人まで幅広い方が参加しています。Criacao Shinjukuは、この活動に参画し、今後もサッカーをきっかけに国際交流、他者理解・尊重が進むよう協力していきます。2020年大会も開催予定です。

<新宿高校との提携> 
10代の青少年が日々や将来に豊かさを感じられるようなプロジェクトをと考えていたCriacao Shinjukuと、文武両道を掲げる東京都立新宿高校サッカー部の考えが一致し、2月に練習参加、講演を実施いたしました。練習には岩舘、井筒が参加し、講演にはキャリア事業部も参加。「勉強とサッカーの関係」について、セッションを行いました。また、プロジェクトの一環として、高校よりインターンを受け入れ、ビジネス領域の体験も提供しました。様々な機会や体験を新宿区の高校に提供することで、豊かさを感じられる素地づくりに貢献していきたいと考えております。

<太陽の授業>
新宿区の小学校教育と連携し、サッカーを教材として仲間の大切さを伝える「太陽の授業」を実施予定です。Criacaoエンブレムが太陽を模していることから名づけられています。多くの子供たちが、この授業の中で仲間の大切さを学び、太陽のように光り輝き、周りを照らす人に育っていくことを狙いとして掲げています。上記以外にも、世代や国籍、性別関係なく「誰もが豊かさを感じられる世界」を目指し、活動して参ります。ご期待ください。

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