このたび、Criacao Shinjukuに所属しております池谷友喜が、2025シーズン限りで退団することとなりましたので、お知らせいたします。

池谷友喜(いけや・ゆうき)

ポジション
MF

出身/生年月日
千葉県/1995年6月27日(30歳)

身長/体重
161cm/60kg

経歴
ロアッソ熊本ユース→中央大→ロアッソ熊本→カマタマーレ讃岐→クリアソン新宿

出場記録
J2リーグ 2試合0得点
J3リーグ 48試合3得点
JFL 102試合15得点
天皇杯 全日本選手権 2試合0得点

コメント

お世話になっております。
背番号17番、池谷友喜です。
この度、今シーズンをもって、クリアソン新宿を退団する決断をしました。

25歳のとき、Jリーグクラブからの契約延長を断り、当時関東リーグ1部だったクリアソン新宿へ加入しました。

あのとき、自分の中で一つの目標を掲げました。

「30歳までに、このクラブをJリーグへ昇格させる」。
5年で必ず昇格させる。
その覚悟だけを握り締めて、多くの反対を押し切って加入しました。

この目標のために、多くのものを犠牲にして勝負してきました。しかし、昇格という結果には届きませんでした。

試合に出てる・出てない
貢献してる・してない
点を取ってる・取ってない
成長してる・してない

そういった話ではありません。

結果として、昇格させられなかった。ただその一点が、退団を決めた理由です。

それでも、この5年間に後悔はありません。

東京カップ優勝。
関東リーグ連勝・優勝。
地域CL優勝。
JFL・地域入れ替え戦。
国立での試合。
天皇杯東京都予選優勝、初出場。
JFL残留争い。
そしてJFL100試合出場。

思い返すほど胸が熱くなる瞬間ばかりで、ここには書ききれません。

地域CLでのロングシュート。
JFL・地域入れ替え戦でのゴール。
天皇杯予選・法政戦でのゴール。
鈴鹿戦の逆転2ゴール。
滋賀戦でのゴール。
鈴鹿戦の同点弾。

今でもハッキリと思い出せるゴールばかりです。

また、北嶋監督、成山コーチという2人の優れた指導者のもとでプレーできたことは、僕の財産であり、誇りです。

そして、5年間で一緒にプレーした選手、誰一人として欠けていたら、こんな最高な感情を体験することはできなかったと思います。本当にありがとうございます。

このクラブで過ごした時間は、間違いなく僕の人生で最も濃く、最も刺激的でした。胸を張って「出し切った」と言えます。

クリアソンには契約満了がありません。
【自分で決断するクラブ】です。

来季も中心選手として継続のお話をいただきました。正直、来季も戦いたい気持ちはありました。

23区初のJリーグクラブをつくりたい。
新宿にJクラブを。
国立で、もう一度プレーしたい。
この仲間とサッカーがしたい。

やりたい理由はいくらでもあります。

しかし、約束を先延ばしにして「来年こそ」「次こそ」と言い続け、現実に背中を向けたくない。それなら僕は、目の前の現実を受け入れる。そして、正面から斬られる覚悟は加入当初からできています。

そして来季以降もここでプレーすることは、【サッカー人生をクリアソン新宿で獲りにいく】という姿勢から、【クリアソン新宿にしがみつく】という姿勢へ変わってしまう気がします。

そんな自分にはなりたくない。

サッカーは、人生の縮図です。
晴れの日も雨の日も。
暑い日も寒い日も。
良い時も悪い時も。
常に自分の全てを出し切って過ごしてきたという自負があります。

また、ビジネスでもゼロから挑戦し、4年目には数千万円の売上をつくり、今ではクラブとは別の会社で事業責任者を務めています。

ここでの経験がなければ、この自分は存在しません。心から感謝しています。

それでも、僕はまだ成長したい。
常にexplorerでいたい。

決断が自分の人生を創ります。
何かを得るためには、何かを差し出さなければいけない。
僕は次の成長と感動のために、この素敵なクラブを離れ、次にいく決断をしました。

「池谷は、感情をプレーで体現できる今の時代には多くない貴重な選手。だからまだまだやり続けてくれ」

先日、お世話になったコーチに言われた言葉です。

これからも、僕のプレーが誰かの心を動かせる限り、身体が動く限り、まだサッカーを続けたいと思っています。
(今のところオファーはありませんが、もし対戦する際は、お手柔らかにお願いします)

最後に、このクラブでのサッカー人生に後悔はありません。

ただ一つだけ挙げるとすれば、大学時代から9年間ともにプレーしてきた須藤岳晟という最高のリーダーを、Jリーグ昇格の主将にできなかったこと。それだけです。

その悔しさだけは、一生胸に刻んで生きていきます。

クリアソン新宿に関わるすべての皆様。
この5年間、本当にありがとうございました。

地域CLでの景色。
国立での景色。
2025シーズンホーム最終戦。
あの景色は一生忘れません。

いつも温かく声援を送ってくださり、本当にチカラになりました‼︎
誰がなんと言おうと、最高のモメンタムを感じた5年間でした。

新宿の未来はこれからのメンバーに託します。
皆さんの今後の人生に幸あれ。