4月6日 (水)
東京都社会人サッカーチャンピオンシップ
● 試合結果
Criacao Shinjuku 0(0-0、0-1)1 東京ユナイテッドFC
● 得点
56分 東京ユナイテッドFC
● メンバー
<スターティングメンバー>
GK 41 岩舘 直
DF 28 岩田 寛生、23 西山 大輝、32 石井 優輝、2 瀬川 和樹
MF 8 須藤 岳晟、6 森村 昂太、11 伊勢 太一、34 堀田 稜
FW 50 岡本 達也、13 高橋 滉也
<サブメンバ―>
1 阿部 雄太、25 千葉 丈太郎、15 米原 祐、20 樋口 裕平、40 渥美 瑛亮、17 池谷 友喜、9 原田 亮
● 交代
60分 伊勢→池谷、岡本→原田
82分 西山→米原、森村→樋口
次節のホームゲームは4月16日(土)
▼ チケット発売中!!!!!!!
https://criacao.co.jp/soccerclub/ticket/
● マッチレビュー(文= #9 原田 亮)
公式戦3連敗。2020年の関東サッカーリーグ1部 初挑戦で苦労した過去を思い出すスタート。リーグ戦とは異なる大会に臨み、今季初勝利をあげてリーグ戦にも勢いをつけたい。
一見するとそんな風に捉えてしまう試合だが、そう甘いものではない。一発勝負のトーナメント。相手は昨年のリーグ戦で激戦を演じ、かつ今季4戦全勝と絶好調の関東1部・東京ユナイテッドFC。昨年までJFL所属の東京武蔵野ユナイテッドFCでプレーしていた選手も多く、弾みをつけるなんて考えていたら、完全にやられてしまう強敵である。さらには今季初の平日試合で中2日。苦戦する条件は揃っている。
状況は非常に厳しいが、下を向かずに持ち前の明るさ、元気さを忘れずに、要求しあって切磋琢磨していく。監督代行の伊藤、キャプテンの#8須藤を中心に声掛けをして、月・火といい準備をして、当日を迎えた。
当日現地に入ると、まずは絡みつくピッチの状態に一同目がいき、戦い方を確認しあう。平日でも応援に駆け付けてくださった方々の前で、いつも以上に気合を入れたアップをし、いざキックオフ。
戦前のスカウティング通り、東京ユナイテッドFCはとにかく縦の推進力があり、圧力をかけ続けてくる。主導権を握りあうべく、走力を生かした展開が続くが、互いに決定機には至らない。前半は大きな見所が少なく、スコアレスでハーフタイムを迎える。
監督代行のコーチ伊藤からは「良くも悪くもない試合。もっと勇気を出して、チャレンジしていこう。アグレッシブに守備をして、攻めの姿勢を貫こう。」と静かだが強い意志のこもった檄が飛ぶ。
後半、相手はスカウティングのなかで最も警戒していた前線の選手を入れ、勝負をかけてくる。徐々に前で溜めを作られ、劣勢に。2試合ぶり復帰のGK#26岩舘やDFラインを中心に声をかけ続ける。
だが後半11分、相手ゴールキックをクリアミスし、一度はシュートブロックをするも、そのこぼれ球からクロスをあげられ、背後を取られて失点。開幕戦同様に、サイドからクロスをあげられての失点と、同じような形を繰り返してしまう。
勢いを取り戻すため、この日、今季初先発でサイドで奮闘していた#11伊勢と#50岡本を変え、#9原田と#17池谷を投入。池谷の飛び出しから徐々にチャンスを作り始める。
#34堀田、池谷、さらにはコーナーキックから途中出場の#15米原が立て続けにヘディングでゴールに迫るなど、少しずつゴールの匂いがしてくる。さらにはロングスローから池谷や#13高橋がペナルティエリア内で粘り、零れたところを原田がシュートを放つもキーパー正面。
この日一番の決定機も実らず、3試合連続での0対1試合で終了。天皇杯本選初出場は絶たれ、今季4連敗となった。
● レビュー担当の選手が語る “試合のウラガワ”(文= #9 原田 亮)
私は後半途中から出場しましたが、相手チームはピッチ内で「とにかく結果、結果だ」と言い続けていました。トーナメントということもあり、内容云々よりも、とにかく結果を出そうという意思を強く感じました。
うまくいっていないときに何に目を向けるかは、本当に難しいことだといつも思います。あり方なのかやり方なのか、攻撃なのか守備なのか、ポジティブにいくか課題に目を向けるか。
試合後の振り返りでは…
🔐 この記事の続きを読むには、クリアソン新宿のメンバーシップが必要です。