JFL 第1節 vs FC大阪|監督会見コメント

JFL 第1節 vs FC大阪|監督会見コメント

● 試合結果
https://criacao.co.jp/soccerclub/game-result/post-8779/

● 試合後、監督 成山一郎 コメント

――試合の総括を教えてください。
「まずは、JFLで初めて試合をさせてもらって、先制点を取れて嬉しい思いもできましたし、追いつかれてひっくり返されて、負けて悔しい思いもしましたし、JFLの開幕戦を存分に楽しませてもらったという感想です。FC大阪さんが本当に強くて、1試合目でJFLに対する一つの基準を持てたのがすごくよかったと思います。第2節以降につなげられるように、みんなで反省を生かしていきたいと思います。」

――JFL初めての試合でいきなり先制点を勝ち取ることができました。その要因を教えてください。
「いきなりとは思っていなくて、ずっとFC大阪さんの圧を感じながらでした。だけど選手たちが一歩も引かずに向かっていってくれ、その結果、点が取れたと思っています」

――先ほどFC大阪の圧と表現されていましたが、どんなところで感じましたか。
「ひとりひとりのたくましさです。フォワードの9番、7番は力強かったですし、18番はすごい走力で向かってきていました。20番は小柄でしたけど、ボール受けるのがうまかったですし、前にも行けてました。ダブルボランチの22番、25番は前のポジションにくっついて、セカンドを拾って展開したり、ディフェンスラインの人たちも一人ひとりが強かったです。キーパーも堂々とやっていらっしゃいましたし、途中出場の選手もしっかり結果を残す選手が出てきました。チーム全体の圧もなんですけれども、その圧をつくっている一人ひとりも本当にたくましい選手ばかりで、さすがJFLの選手たちだなと感じました」

――試合後のミーティングで戦術以外に選手へ伝えたことは?
「ミーティングはこの会見が終わってから行います。今、選手が振り返りの時間を取っていて、今日の試合に対して話し合っていると思います。その話し合いでどんなことを話したのか聞いて、選手たちの顔色を見て、選手たちが落ち込んでいたらもちろん励まし、全然へこたれてなくて歯を食いしばって次に向かうんだと言うならば、僕もそれに乗っかって『やろうぜ』という空気に持っていきたいと思います」

――JFLに昇格して、これからJリーグを目指していく心境を聞かせてください。
「今日の試合に向けて、今シーズンが始まってからという話ではなく、歴代のチームを創ってくれたメンバーからずっと上を目指していて、そういう人たちの想いもひしひしと伝わっていました。直近でいうと、去年のメンバーの人たちが頑張ってくれて、やっとこの舞台に立てました。今年、JリーグからJFLに来てくれた選手たちの心意気もすごく感じていましたし、そんな私たちを応援してくださるパートナーの皆さんとか、スタンドに集まってくださった人たちとか、そういう人たちの応援が本当に嬉しかったです。だから、そういう人たちの想いを背負って戦いました。結果は、1-3で負けたんですが、一人も手抜きせず戦え、初めての舞台で誰も下を向かず、一歩も引かず、前に向かってチャレンジャー精神でやり切れたことが恩返しかと思いますし、そういうチームの想いが伝わっていればいいなと思います。ただ、負けてしまっているので、次は勝って皆さんに喜んでほしいですし、これからどんどん積み上げていって、また次の歴史、今年のチームをつくっていきたいと強く感じています」

――関東リーグの時代から変わらず、いつもの明るいクリアソン新宿だったと思います。次節、ついにホームゲームで初めてのJFL、新宿から全国へ、を見せつける舞台があると思います。そこに向けて、どんな準備をしていきますか。
「まずは、明るくと言ってもらえたことがすごく嬉しいです。明るく元気な姿を新宿の皆さんやスタンドに集まって下さる皆さんにお見せできるようにピッチのところでは準備していきます。それと、会社とクラブの周りの皆さんに一生懸命手伝ってもらいながら、ホーム開幕戦の観客数を5,000人目指そうとみんなで決めてプロジェクトを動かしています。それに対して、選手は何もしないとかそんなことはなくて、選手も一緒に協力して、いい雰囲気つくって、その一体感のなか、思う存分プレーして、自分たちの明るく元気にという姿勢を皆さんにお伝えできるように、あと1週間しっかり準備していきます」

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