2点先取も悔しすぎるドロー|選手が書く!マッチレビュー JFL第13節 vs ヴェルスパ大分 文=#29 小屋原 尚希

2点先取も悔しすぎるドロー|選手が書く!マッチレビュー JFL第13節 vs ヴェルスパ大分 文=#29 小屋原 尚希

6月26日 (日) JFL 第13節

● 試合結果
Criacao Shinjuku 2(1-0、1-2)2 ヴェルスパ大分

● 得点
18分 31 大﨑 淳矢
57分 31 大﨑 淳矢
85分 ヴェルスパ大分
88分 ヴェルスパ大分

● メンバー
GK 41 岩舘 直
DF 15 米原 祐、32 石井 優輝、2 瀬川 和樹
MF 35 澤井 直人、6 森村 昂太、34 堀田 稜、10 上田 康太、17 池谷 友喜、31 大﨑 淳矢
FW 13 高橋 滉也
<サブ>
1 阿部 雄太、8 須藤 岳晟、23 西山 大輝、20 樋口 裕平、40 渥美 瑛亮、50 岡本 達也、28 岩田 寛生

● 交代
65分 高橋→岩田、森村→須藤
70分 池谷→西山、大﨑→岡本
88分 澤井→樋口

● マッチレビュー(文= #29 小屋原 尚希)
先週の3連戦を2勝1敗で終え、試合を重ねるごとにチームが積み上がっていると感じていた。調子の良さを裏付けるかのように、また今週は1週間ぶりに全員がそろっての練習ということもあり、いつも以上に明るく元気な火曜日から始まった。

先週の課題であった 崩しの部分での質、そして強度をさらに積み上げた1週間となった。Honda FC戦の逆転勝利から早1週間。2020年JFL優勝、2021年JFL3位の強豪ヴェルスパ大分をホームに迎えての一戦。6月とは思えない日差しが降り注ぐなかいよいよキックオフ。

前節の雨とは打って変わり、最高気温 35度を記録した日はとてもタフな試合になることが予想された。そんななか試合開始直後の3分、ヴェルスパ大分の決定機。サイドのクロスからヘディングで合わせられるもクロスバーに救われる。その後もヴェルスパ大分の巧みなポゼッションでボールは保持されるものの、前線のハードワークとブロックでチャンスを作らせない。

すると前半18分、2 瀬川のフリーキックを15 米原が折り返し、最後は31 大﨑がヘディングシュート。これがネットに吸い込まれ待望の先制点が生まれる。

その後は相手のポゼッションに徐々に対応し始め、ボールを持つ時間が長くなる。前半35分にはロングボールの流れから34 堀田、6 森村がつなぎ、最後は35 澤井がシュートを打つも枠の外。1−0で前半を折り返す。

追加点が欲しいなか後半11分。自陣の深い位置でボールを奪うと澤井、17 池谷とつなぎ、相手と交錯しながらもラストパス。これを大﨑が冷静に左足で流し込む。大﨑のこの日2点目となるゴールでクリアソン新宿が差を広げる。

直後にこの試合のビッグチャンスが訪れる。41 岩舘のキックに13 高橋がうまく抜け出し、GKとDFの間への絶妙なクロスに池谷が合わせるもシュートは枠の外。その後は途中交代の28 岩田、50 岡本のプレッシングと8 須藤、10 上田を中心とした守備で相手にリズムを与えない。

またCKから相手に合わせられるも岩舘がビックセーブ。その後、押し込まれる場面でも、米原、32 石井、瀬川が体をはって守り、時間を進めていく。後半40分、サイドで相手に起点を作られると、クロスをファーで合わせられ失点。

その3分後、相手のクロスを1度は岩舘がキャッチをしたものの、置いたところを相手に狙われ、同点に追いつかれる。そしてこのまま試合終了。連勝を狙った今節は引き分けで終わった。

● レビュー担当の選手が語る “試合のウラガワ”(文= #29 小屋原 尚希)

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