東京都立新宿高校サッカー部で「勉強とサッカーの関係」について講演を行いました!

東京都立新宿高校サッカー部で「勉強とサッカーの関係」について講演を行いました!

 

 2月8日(土)午後、東京都立新宿高校サッカー部にお伺いし、練習参加と講演を行いました。

Criacao Shinjukuは、サッカーの力で、人の心を動かし、誰もが豊かさを感じられる世界の実現に向けて、新宿の地域に対しても活動を行っていますが、今回は、その一環として、ホームタウンにある新宿高校にお伺いしました。

 

進学校・文武両道の東京都立新宿高校での練習
新宿高校サッカー部は、現在、1・2年生の部員が約40名所属しており、進学校である新宿高校で、毎日、部活と勉学に励んでいます。

この日は、Criacao Shinjukuの井筒主将(元J2徳島ヴォルティス選手会長)と岩舘選手(元J1浦和レッズ選手会長)が練習に参加し、GK練習やパス回し、ミニゲームを行いました。

 生徒の皆さんも積極的に質問を行うなど、コミュニケーションをとりながら充実した練習になりました。

 

「何でJリーグに行ったんだっけ?」「東大に行った意味って何なんだっけ?」
練習後は、Criacao Shinjuku 井筒主将×Criacaoキャリア事業部卓間(東大サッカー部→伊藤忠→Criacao)によるパネルディスカッションを実施しました。

 テーマはずばり
「勉強はできた方がよいのか」
「サッカーと両立したほうがよいのか」

 

 井筒からは大学日本一とJリーガーになった経験を、卓間からは公立進学校や東大での両立経験を基に、日々、勉学とサッカーに全力で生徒の皆さんに、今伝えたいことをお話ししました。

 井筒は、関西学院大学主将として日本一になった時、優勝の嬉しさよりも記念写真に写った下級生の表情が気になり、「何のために日本一になったのか」をよく考えたといいます。
彼が考えた結果、サッカーをやることの価値は、「人に信頼してもらう大切さを学べること」「人との違いを受け入れること」でした。
卓間は、東大に入ることが目的になっていたり、東大に入ったもののすぐ退学してしまったりという周りの人の経験から、勉強をただするのではなくて、「何のために勉強をしているのか」、時には立ち止まって、目的を考える機会が実はとてもその後の人生にとって重要であることを感じ、何を目的に勉強や就職をするのか、と問いかけました。
方法論にとらわれるのではなく、生徒の皆さんにとって理念や目的が必要になると、その重要性を伝えました。

生徒の皆さんからは、サッカーと勉強の兼ね合い、サッカーが役立つポイント、練習メニューのアイデアの相談など、サッカーや勉強からプライベートに至るまで様々な質問を頂き、盛り上がりました。

わずか1日と短い時間ではありましたが、生徒の皆さんから発される質問や意見の端々に、「自分らしく、進む道を決めていきたい」という前向きな、強い力を感じました。
Criacao Shinjukuは、一つ一つの活動で、少しでも多くの人に、「自分らしく、やりたいことに挑戦していく気持ち」、「前向きに自らを動かしていく力の大事さ」を伝えられたらと思っています。

今後も、サッカーと新宿の繋がりを大切に、新宿高校サッカー部とCriacao Shinjukuがお互い高め合う存在になり、皆さんが自身の描く夢に向かって、自信をもって進んでいってもらえればと思います。

 

誰もが豊かさを感じられる世界へ。
Enrich the World.
Criacao Shinjuku

 

 

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