“門番” HondaFCを相手にアウェイで逆転勝利|選手が書く!マッチレビュー JFL第12節 vs Honda FC 文=#35 澤井 直人

“門番” HondaFCを相手にアウェイで逆転勝利|選手が書く!マッチレビュー JFL第12節 vs Honda FC 文=#35 澤井 直人

6月18日(土) JFL 第12節

● 試合結果
Honda FC 1(1-1、0-1)2 クリアソン新宿

● 得点
4分 Honda FC
34分 17 池谷 友喜(PK)
87分 34 堀田 稜

● メンバー
GK 41 岩舘 直
DF 15 米原 祐、32 石井 優輝、2 瀬川 和樹
MF 35 澤井 直人、6 森村 昂太、34 堀田 稜、10 上田 康太、17 池谷 友喜
FW 31 大﨑 淳矢、37 黄 誠秀
<サブ>
1 阿部 雄太、8 須藤 岳晟、23 西山 大輝、28 岩田 寛生、20 樋口 裕平、13 高橋 滉也、50 岡本 達也

● 交代
HT 森村→須藤、黄→高橋
62分 池谷→樋口、大﨑→岡本
78分 澤井→西山

● マッチレビュー(文= #35 澤井 直人)
JFLでは常に優勝争いをし、アマチュア最強と呼び声の高いHonda FCとの一戦。新型コロナウイルス感染症により延期となった鈴鹿ポイントゲッターズとの試合から中2日。

前節、試合を通して戦い方など大きな手応えを得ていたのは間違いない。ただその中で最後の精度の部分で課題が残り、敗戦してしまった。悔しさと確かな自信が残るなか、Honda FCとのゲームを迎えた。

試合前、監督成山から「今日は目の前の1対1に負けないことも大事だが、まずは自分自身に打ち勝つこと。クリアソンの強みである“闘う、走る、声を出す”で絶対に負けないこと。そして今日スタンドに来てくれた方々、新宿から共に戦ってくれている人たちのために戦おう」と話があり、みんなで意気込んで試合に臨む。

しかし、前半 開始4分。相手のコーナーキックからヘディングで合わせられ、いきなり失点を許す。

相手のテンポの良いパス回しになかなかボールを奪えない時間が続くが、徐々に跳ね返し、クリアソン新宿ペースになっていく。前線の37 黄、31 大﨑、17 池谷が前から積極的にプレッシャーにいき、中盤やDFラインもついていくことで奪えるシーンが増えてきた。

攻撃では、6 森村や10 上田を中心にボールを回し攻めの形を作っていく。そんななか前半33分、右サイドの35 澤井がクロスをあげるとペナルティエリア内で大﨑が相手に倒されてPKを獲得。17 池谷が右上にしっかり決め、同点に追いついて前半を折り返す。

ハーフタイムでは、クリアソン新宿らしく 選手みんなでコミュニケーションを取り、後半へ向かう。そして後半から8 須藤、13 高橋を投入し、更にチームを活性化していく。

後半は相手に決定機も作られるが、41 岩舘を中心にゴールを守る。攻撃は相手の背後を何度も取りに行き、クリアソン新宿もしっかり食らいつく。

50 岡本、20 樋口、23 西山を投入し、選手交代を交えながら新たにパワーを加えていくが、1-1のまま時間が経過していく。そこで迎えた後半42分、ついにクリアソン新宿が相手ゴールをこじ開ける。

カウンターになり岡本がしっかり収めると、西山に繋げる。そのボールを西山がサイドの34 堀田へ繋げると、独走。最後は堀田が左足を振り抜き、相手に当たりながらもゴールに吸い込まれた。待望の逆転ゴールに喜びが爆発する。


残り時間も少なくなり、相手も攻勢をかけるが 15 米原、32 石井、2 瀬川が最後まで跳ね返し、岩舘もゴールを守り抜く。ここで試合終了のホイッスル。今シーズン初の逆転勝利を収めた。

● レビュー担当の選手が語る “試合のウラガワ”(文= #35 澤井 直人)
僕自身 前節(第3節 鈴鹿ポイントゲッターズ戦)にPKを外してしまい、チームも流れの良かったなかでの敗戦ですごく責任を感じた試合でした。

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