5月14日 (土) JFL 第5節
● 試合結果
東京武蔵野ユナイテッドFC 3(1-0、2-0)0 Criacao Shinjuku
● 得点
28分 東京武蔵野ユナイテッドFC
57分 東京武蔵野ユナイテッドFC
80分 東京武蔵野ユナイテッドFC
● メンバー
GK 41 岩舘 直
DF 25 千葉 丈太郎、8 須藤 岳晟、15 米原 祐、2 瀬川 和樹
MF 10 上田 康太、40 渥美 瑛亮、6 森村 昂太、17 池谷 友喜、34 堀田 稜
FW 35 澤井 直人
<サブ>
1 阿部 雄太、32 石井 優輝、28 岩田 寛生、20 樋口 裕平、23 西山 大輝、13 高橋 滉也、9 原田 亮
● 交代
62分 渥美→高橋、森村→樋口、上田→西山、千葉→岩田
71分 池谷→原田
● マッチレビュー(文= #2 瀬川 和樹)
同じ東京の地域をホームタウンとして活動している東京武蔵野ユナイテッドFCとの一戦。
ゴールデンウィークの2連戦を闘い抜き、今のクリアソン新宿にとっては大きな大きな勝点1を得た。それでも、これまでの闘いでクリアソンらしさが出ているのかと言われれば疑問が残る。
そこで5月7日には映像を使いながらミーティングを行い、改めてクリアソンの良さは何なのかということを監督の成山から選手に提示された。キーワードは「前へ」。
練習ではその日を含めバックパスはなし。ボールを常に奪いに行くといったような攻守ともに「前へ」を強烈に意識したトレーニングを多く行い、1週間クリアソンらしさを呼び覚ますトレーニングができた。
そして5月14日(土)、武蔵野陸上競技場に乗り込んだ。試合前のミーティングでも「前へ」を意識し、ウォーミングアップでは変わらず 明るく元気に。対人が入ってくると、ピリッとした雰囲気でとてもメリハリのある良いアップができ、キックオフのときを迎える。
前半からクリアソン新宿がロングボールも使いながら「前へ」プレーし、奪われてもすぐに奪い返しに行った。その中でも6 森村のところで攻守ともにに主導権を握り、そこから左右ともに攻撃を繰り返した。
前半5分、25 千葉からのクロスに17 池谷のシュート。これを皮切りに、16分には34 堀田、17分にはこの試合最大の決定機だった堀田のクロスから35 澤井、23分には40 渥美のシュートと前半から数多くのきわどいシュート打つシーンを作った。「前へ」の意識は、確実に試合の中で表現されていた。
ところが28分、クロスを相手ゴールキーパーにキャッチされ、前がかりになっていたところを使われるとロングカウンターを受けそのまま失点。スコアを0-1とされた。
それでも「前へ」の意識をさらに強め、その後もシュートを打つシーンを何度も作ったが、0-1で前半を折り返した。
後半に入ってからも「前へ」の意識は変わらず出し続け、ゴールまで迫るシーンを作り出すが得点には至らず。後半12分には、ミスから失点をし0-2とされる。
クリアソン新宿はすぐに手を打つ。後半17分には13 高橋、28 岩田、20 樋口、23 西山を投入してさらに勢いを出した。しかし、このスコアになると構図はクリアソン新宿がリスクを背負って前へ、相手はしっかり守ってカウンターを狙う。
そして後半35分、その前がかりになったところをうまく突かれ失点し、0-3となった。0-3にされてもクリアソン新宿は交代も含め最後まで「前へ」向かってプレーし続けたが、最後は疲労も見られ精度を欠き得点を奪うことできずにタイムアップ。
0-3という結果で敗戦となった。
● レビュー担当の選手が語る “試合のウラガワ”(文= #2 瀬川 和樹)
東京武蔵野ユナイテッドFCとの試合を応援して頂きありがとうございました。本当に素晴らしい仲間がクリアソン新宿にはたくさんいて、その仲間と一刻も早く勝利の瞬間を味わいたいと強く思っています。
試合に90分間出場し、私自身の力がまだまだ足りてないと感じました。JFLに上がって1番感じるのは相手の個人のレベルが明らかに上がっていることです。
サッカーはチームスポーツなので、チームとして立ち向かうことももちろん大事なのですが、私は個人として立ち向かうことから逃げてはいけないと思っています。
まず私自身が…
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