2点差追いつかれる悔しい展開も、大きな大きな「勝ち点 1」|選手が書く!マッチレビュー JFL第7節 vs 奈良クラブ(文=#10 上田 康太)

2点差追いつかれる悔しい展開も、大きな大きな「勝ち点 1」|選手が書く!マッチレビュー JFL第7節 vs 奈良クラブ(文=#10 上田 康太)

5月1日 (日) JFL 第7節

● 試合結果
Criacao Shinjuku 2(1-0、1-2)2 奈良クラブ

● 得点
32分 25 千葉丈太郎
56分 17 池谷友喜
65分 奈良クラブ
87分 奈良クラブ

● メンバー
GK 41 岩舘 直
DF 8 須藤 岳晟、15 米原 祐、25 千葉 丈太郎、28 岩田 寛生
MF 10 上田 康太、13 高橋 滉也、17池谷 友喜、23 西山 大輝、34 堀田 稜
FW 35 澤井 直人
<サブ>
1 阿部 雄太、29 小屋原 尚希、32 石井 優輝、20 樋口 裕平、40 渥美 瑛亮、50 岡本 達也、9 原田 亮

● 交代
73分 池谷→樋口、澤井→岡本
79分 高橋→渥美
87分 上田→原田

● マッチレビュー(文= #10 上田 康太)
第7節 奈良クラブ戦、勝利で流れを変えたい大事な試合。前節から2週間ぶりとなるため戦術練習、体力強化の面でともにハードなトレーニングを行うことができた。

攻撃面ではサイドからの崩しと、クロスの出し手と受け手のタイミングを合わせることを重点的に行い、守備ではコンパクトな陣形から相手にプレッシャーをかける練習を重ねた。

朝から雨だったがキックオフ時には天気も回復し、素晴らしいピッチと競技場の雰囲気で前半が始まる。クリアソン新宿の応援にもたくさんの方が駆けつけてくれていた。

キックオフ直後は、相手のピッチを広く使ったボール回しで守備の時間が多く、7分、9分と決定機を作られるも41 岩舘と#15米原がゴール前で体を張りピンチを防ぐ。

前半10分にシステムを変え、相手への圧力を強めていく。高い位置からのプレッシャーでボールを奪い、中盤で素早く繋ぎ サイド攻撃を展開。すると32分、サイドの裏に抜け出した#34堀田のマイナスのパスから#25千葉がゴール前まで上がり、冷静にゴール右へ流し込み先制する。

開幕以来の先制点でベンチも含めた全員でいい雰囲気を作ることができた。その後、一進一退の展開になるが集中を続けて前半は1-0で終了。

ハーフタイムに「バックパスした後の同サイドの裏を狙っていこう」「後半もう一度良い入りをして追加点を取りにいこう」と確認をして後半へ。

56分、#28岩田の中央へのクサビから#35澤井がスルーして、#17池谷がきれいなファーストタッチからゴール左隅へ流し込む。練習してきたサイドからのコンビネーションでゴールすることができた。

しかし65分、自陣でボールを奪われ、失点してしまう。2-1となり、奈良クラブはさらに圧力をかけてくる。87分にパワープレーから奈良クラブの山本選手に押し込まれてしまい、2-2。

クリアソン新宿も追加点を取るため最後まで攻め続ける。90+4分、#20樋口から#50岡本へのスルーパスも決定機になりかけたが、オフサイドの判定。そして試合終了の笛が鳴る。悔しい引き分け。

ただ、すぐにラインメール青森FC戦がやってくるので、絶対に全員で勝利したい。

 

● レビュー担当の選手が語る “試合のウラガワ”(文= #10 上田 康太)

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