10月10日 (日)
関東サッカーリーグ 1部後期第6節
■ 試合結果
Criacao Shinjuku 6（2-0、4−0）0 流通経済大学FC
■ 得点（アシスト）
30分 19 大谷 真史（8 須藤 岳晟）
38分 50 岡本 達也
48分 13 高橋 滉也
67分 13 高橋 滉也（19 大谷 真史、50 岡本 達也）
76分 19 大谷 真史（20 樋口 裕平）
90+2分 16 伊藤 大介
■ メンバー
＜スタメン＞
GK：26岩舘
DF：2瀬川、3井筒、15米原、51小林
MF：8須藤、13高橋滉、17池谷、20樋口
FW：19大谷、50岡本
＜サブ＞
1阿部、25千葉、6黄、16伊藤大、40渥美、9原田、11伊勢
■ 交代
後半31分 岡本 ⇒ 渥美、大谷 ⇒ 原田、池谷 ⇒ 伊藤大
後半35分 米原 ⇒ 千葉
後半39分 岩舘 ⇒ 阿部
▼ ショートハイライトはこちら！
■ マッチレビュー（文＝ #21 村下 将梧）
勝てば文句なしの優勝がかかった、リーグ最終戦。ウォーミングアップ前のミーティングでは、監督からここまで積み上げてきたことを全面に出していこうと話があり、明るい雰囲気で試合に臨む。
勢いそのままに、ファーストプレーで須藤（#8）が裏に落としたボールに大谷（#19）が反応し、相手キーパーと交錯しながらボールはゴールに。早くも先制点かという場面は、惜しくも最後のところで相手選手にかき出され、先制点とはならず…。
そのあとも小林（#51）から瀬川（#2）に裏へのボールが入り、チャンスが続くも決めきれず 膠着した戦いが続く。優勝がかかっているせいか少し硬い試合となり、時間が経っていく。
前半の給水タイムではキャプテンの井筒（#3）から「そんなに甘くないぞ、何度もゴールを狙い続けるぞ」という声がかかり、また岡本（#50）からも「そんなんじゃ勝てねえぞ、もっと走れよ！」という檄が飛ぶ。
するとその数分後。須藤から裏に抜けた大谷がパスに反応し、キーパーをかわしてゴールに流し込み待望の先制点！
その後も立て続けにチャンスを作り、前半38分。瀬川のコーナーキックを樋口（#20）がそらし、ゴール前の混戦のなかで岡本が追加点を決める！
そこからは危なげなく、岩舘（#26）、小林を中心にした安定した守備で、無失点で前半を終える。2-0で前半を終えたが、誰一人慢心していない。ハーフタイムでは監督からも「今日はベンチも含めいつも以上に緊張感があったが、まだ45分ある。チャレンジし続けよう」とあり、後半戦へ。
後半3分、左サイドの瀬川のクロスを一旦はクリアされるが、そのこぼれ球に高橋滉（#13）がダイレクトで蹴り込み3点目。ゴラッソ。高橋滉の勢いはこれだけでは終わらない。
後半22分、左サイドのスローインを起点に大谷から岡本へ繋ぎ、岡本から浮き球のボールをクロスで上げたところにまたまた高橋滉。ダイビングヘッドでこの日2点目。
まだまだ攻撃の手を緩めないクリアソン新宿。右サイドの高橋滉のクロスは一旦はクリアされるも、樋口がボールをカットし、大谷にラストパス。それを大谷が冷静に決め5-0。
ここで成山監督 得意の強気の3枚替え。大谷、岡本、池谷に替え、原田（#9）、渥美（#40）、伊藤大（#16）を投入し更に圧力を加える。また、米原（#15）に替えて千葉（#25）を投入。次々と交代のカードを切っていく。
そして、後半39分。守護神 岩舘に替え、今季初出場の阿部（#1）にバトンタッチ。相手もこれで終われないと交代選手を交えて攻撃に転じてくる。本日1番のピンチも阿部のビックセーブで失点を許さない。
逆に後半45+2分、須藤の裏パスに原田が抜け出し、強烈なシュート。キーパーが弾いたところに伊藤大が押し込み6-0。
最後まで攻撃の手を緩めず、後ろも無失点でこのまま終了のホイッスル。待望の関東サッカーリーグ 1部 優勝を飾った。
■ レビュー担当 村下が語る試合の裏側
いつもクリアソン新宿を応援していただきありがとうございます。今回のレビュー担当 背番号21 村下将梧です。ハーフタイムに、監督成山から「実は前半かなり緊張していた」というカミングアウトがありました。私は、監督とは大学時代を合わせると7、8年も一緒のチームでプレーさせていただいてますが…
はじめてのことでびっくりしました！
ただ、その監督の発言で、さらに選手たちは伸び伸びプレーをできていたかなと思います。初の地域チャンピオンズリーグとなりますが、初心を忘れずチーム一丸となっとなって戦っていきたいと思います。引き続き、応援よろしくお願いいたします！
■ レビュー担当が選ぶ、ピックアッププレイヤー
1 阿部 雄太
＜選出理由＞
リーグ戦初出場。同じGKとしてどんなときも前向きに直向きにプレーして努力し続けている阿部くんを近くで見てきたいたので、すごい嬉しい気持ちになりました。
＜メッセージ＞
長年、阿部くんとは共に切磋琢磨してきたこともあり、たくさんの刺激をもらってきました。どんなときでも弱音を一切吐かず、ポジティブな声かけでチームを鼓舞する阿部くんをいつも尊敬しております。奥さんがしっかり者ということもあり、常々アドバイスを求めてくる阿部くんも可愛いです（笑）。
