昨年のリベンジマッチで見事勝ち点3!

昨年のリベンジマッチで見事勝ち点3!

7月29日に行われました都リーグ1部の第11節はCriacao Shinjukuが2-0で勝利しました!応援ありがとうございました。
次戦は
8/26(日)12:00 Criacao Shinjuku vs 東京海上FC @東京海上日動多摩グラウンド
となっております。応援をよろしくお願いいたします!

CriacaoShinjuku試合詳細

Criacao Shinjuku 2(1-0、1-0)0 TOKYO UNITED PLUS

■得点者
23分 Criacao Shinjuku(岡本)
90+5分 Criacao Shinjuku(矢吹)

今年からチーム数が増えたものの、リーグ戦も気付けば3分の2に当たる10試合を消化。成山新体制の下、8勝1敗1分と過去最高の成績で順調に歩みを進めるCriacao。しかし、順位は2位。唯一の敗北を喫した南葛SCが目下7連勝中と首位を快走する。4年ぶりの都リーグ最強の称号を手にするためには、勝ち続けるしか道はない。
また、今年の最大目標は何と言っても関東昇格。今年のリーグ戦は見事な日程が引かれ、夏場の3連戦で昨年の関東参入戦進出チームと激突。関東昇格を見立てるのに絶好の機会であり、3連勝しなければ先はないと、監督の成山より飛ぶ檄が選手を高ぶらせる。

前節のCERVEZA FC 東京に完勝し、続くはTOKYO UNITED FC +PLUS(以下、TUプラス)。関東リーグ1部に所属する強豪TOKYO UNITEDのサテライトチームである。メンバー表を見れば、半数以上が関東リーグの経験者。そして何より昨年の7月、今節と同じ会場にて相見え、ロスタイムに被弾し敗れた相手。人一倍悔しさを感じる副将の川井がチーム全員に火をつける。とは言ったものの、長いリーグ戦ではメンバーが揃わないことがあるのも当たり前。今節ではここまで全試合出場の石川が出場停止、チーム得点王の増田が不在で揃って欠場。中心選手2人を欠き、これまた絶好のシミュレーションだと捉え、試合に臨む。

勝利に貢献した攻撃陣
勝利に貢献した攻撃陣

グラウンド開場がギリギリになったこともあってか、慌ただしくキックオフ。その影響もあってか、立ち上がりはどこかペースが掴めない両チーム。アウトオブプレーの際には声がほとんど聞こえない、Criacaoにとっては珍しい雰囲気でスタートした。

前半10分を過ぎると、互いにテンポを上げ始める。試合前に最大級の警戒をしていたTUプラスの14番がドリブル突破からクロスボール、そして25番のフィジカルを活かしたシュートにヒヤリとする。Criacaoも徐々に矢吹と川井の両ボランチがボールを落ち着かせ、大和田や山本がサイドで仕掛ける形が出始めるものの、大野や岡本のシュートが跳ね返され、チャンスまでは至らず。
難しい試合になると感じ始めた22分、給水タイム直前に試合が動く。自陣深い位置でルーズボールになり、敵のボールになりかけた瞬間、山本が素早くチェックしボールを奪取。矢吹が回収したボールをすぐさま左サイドの背後を狙う岡本へ。ペナルティエリア外に飛び出したキーパーをフェイントで交わすと、カバーに入るディフェンスを嘲笑うかのような絶妙なシュート。ディフェンス時には相手が狙ってくる内側を締め、マイボールでは攻撃的な敵の右サイドを前に速く突く。狙い通りの形から、最後は絶好調エースの4試合連続となる7得点目で先制した。
しかしそこからは相手の個の力が目立つ展開に。右サイドの13番、そして前半のうちに交代出場した11番が内側にカットインし、ペナルティエリアまで侵入。最後は金や土田が身体を張って守るものの、1点では危ない、そんな緊迫した展開で前半を終える。

ハーフタイムでも積極的に選手を交代し、流れを引き寄せようとするTUプラス。14番を最前線に配置し、機動力のある選手を揃えてCriacaoゴールに向かってくる。開始直後の後半3分、14番のペナルティエリア外左45度からのシュートはクロスバー。明らかに圧力が強まる敵の攻撃に恩田や剣持が積極的に声を出し、集中力を高める。Criacaoも大野に代え、9番原田を投入。前がかりになる相手ディフェンスの背後を取りに行く。原田が15分、20分とそれぞれ背後に抜け出しGKと一対一を迎えるも、決められない。後半25分を過ぎると、台風一過の酷暑の中、双方疲れが見え始め、オープンな展開に。ゴール前での攻防が多くなるが、システムを柔軟に変更し、穴を作らない。そして途中出場の須藤や伊勢、江幡が運動量豊富に動き回り、試合を引き締める。
大きなピンチもなく残り5分に差し掛かったところでアクシデントが発生。原田がキーパーへのラフプレーで一発退場。そしてロスタイムも5分と、厳しい時間が続く。しかし、10人になったことでむしろ結束力を増すのが今のCriacao。一人一人がプラスワンの積み上げを見せ、全く隙を見せない。ロスタイムも残り2分に差し掛かったところで、上村、伊勢、矢吹の3人で自陣から左サイドを崩し、最後は伊勢の横パスを矢吹がズドン。キーパーが一歩も動けないミドルが突き刺さり、勝負あり。

終わってみれば、4試合連続の完封勝利で5連勝。失点は11試合で5つのみと安定したディフェンス力を武器に、関東参入戦進出の4位以内確定まであと一歩とした。

台風一過のなか11時のキックオフと暑さの厳しい時間帯ではありましたが、無失点で勝利をおさめることができました。次節は昨年のリーグ戦にて敗戦を喫している東京海上FCさんです。12時キックオフというより酷暑のなかでの試合が予想されますが、1ヶ月しっかりと準備をし、勝利を掴みに行きます!

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