4発快勝で、待望の白星|選手が書く!マッチレビュー 関東リーグ 後期第3節 vs VONDS市原FC 文=#22 剣持 雅俊

4発快勝で、待望の白星|選手が書く!マッチレビュー 関東リーグ 後期第3節 vs VONDS市原FC 文=#22 剣持 雅俊

8月1日 (日)
関東サッカーリーグ 1部後期第3節

■ 試合結果
Criacao Shinjuku 4(1−0、3−1)1 VONDS市原FC

■ 得点(アシスト)
35分 50 岡本 達也(2 瀬川 和樹)
46分 19 大谷 真史
50分 50 岡本 達也(3 井筒 陸也)
65分 20 樋口 裕平(50 岡本 達也)
85分 VONDS市原FC

■ メンバー
<スタメン>
GK:26岩舘
DF:2瀬川、3井筒、15米原、51小林
MF:8須藤、13高橋滉、20樋口、24森村
FW:19大谷、50岡本

<サブ>
1阿部、22剣持、25千葉、17池谷、23西山、55高橋亜、77大和田

■ 交代
後半23分 須藤 ⇒ 西山、大谷 ⇒ 高橋亜
後半26分 高橋滉 ⇒ 千葉、森村 ⇒ 池谷
後半35分 瀬川 ⇒ 大和田

■ マッチレビュー(文= #22 剣持 雅俊)
後期第3節は、前期に2-1で勝利したVONDS市原FC。クリアソン新宿は、直近のリーグ戦4試合で2分2敗と苦しい状況。結果に向けて誰もが全力を尽くすことを改めて誓った一戦。天候は日差しの強い15:00キックオフ。

それでもアップから士気を高める声は途切れない。

開始から前へ。相手の最終ラインと前線の岡本(#50)、大谷(#19)を中心に競り合う。セカンドボールを森村(#24)、須藤(#8)、樋口(#20)が出足早く拾っていく。相手の大きなボールにはキャプテンの井筒(#3)が競り勝ち、前半15分まで押し込む展開が続く。

VONDS市原FCも横にボールを回して、クリアソン新宿が広がったところを縦に攻めてくる。

前半35分、左サイドでコンビネーションを作り、フリーになった瀬川(#2)の鋭いクロスに岡本がニアサイドで合わせて流し込み、待望の先制点1-0。

後半も開始から攻撃の手を緩めないクリアソン新宿。早々の1分、右サイドを高橋滉(#13)が深い仕掛けでクロス。一度はブロックされるが拾い直して岡本へ。岡本からワンタッチでファーサイドでボールが送り込まれると、待ち構えていた大谷がヘディングシュート。キーパーに弾かれるが再度のプッシュで押し込み2-0。

さらに後半5分には、井筒がパスカットからボールを運び相手自陣へ入り込む。大谷が縦に抜けて空けたスペースを岡本が走り込むと井筒の斜めの鋭いパスを岡本が収め、右足で冷静にゴールの右隅に決めて3-0とする。

後半20分、瀬川、須藤、岡本の見事なコンビネーションから最後は樋口が抜け出し冷静流し込み4点目、4-0。ここからクリアソン新宿は後半23分、後半26分と立て続けに選手を交代。再度前線からのプレスをかけるが、ボールを真ん中に集めてからうまくサイドに展開するVONDS市原FC。徐々に押し込まれ、左からのクロスにファーサイドがフリーでのヘディングシュートを岩館(#26)のスーパーセーブ。

後半35分には、大和田(#77) を投入し最後のカードを切るクリアソン新宿。替わって入った選手を中心に相手ゴールに迫るクリアソン新宿。しかし、負ければ首位が遠のくVONSS市原FCも1点を目指すことを諦めない。

サイドからはロングスローを起点にクリアソン新宿の陣地へ押し込むVONDS市原FC。後半40分、密集からクリアするがサイドのフリーの選手へ。千葉が体を寄せるもクロスが腕に当たりPKの判定。右上への強く速いシュートで1-4とされる。

その後も1点を取りにいく両チーム。一進一退の攻防を続けるが、クリアソン新宿の小林(#55)がゲームをしっかりと締め、4-1で勝利。4試合ぶりの勝ち点3を手にしたクリアソン新宿、首位に向けて勝ち続けます!次節、公式戦で一度も勝てていないブリオベッカ浦安との一戦です。全力で闘うことを誓います。

■ レビュー担当 剣持が語る試合の裏側
いつもクリアソン新宿を応援していただき、本当にありがとうございます!今回レビューを担当しました背番号22の剣持 雅俊です。今節は久しく試合から遠ざかっていたメンバーがベンチ入り…

1週間の練習でも自分が結果に貢献するという意識が一人一人にありました。「全力を出す」ということ。もしかすると当たり前に聞こえるかも知れませんが継続することは難しいことです。やるべきこてを機嫌よくやる、そんな一人一人が自立したチームを目指していきます。

■ レビュー担当が選ぶ、ピックアッププレイヤー

19 大谷 真史

<選出理由>
全力を尽くす、を誰よりも体現してくれていました。裏に抜けてチーム全体を押し上げる時間を作り、競り合いやポストプレーも身体を投げ出して闘う姿はチームに勇気をくれました。プレス1本も簡単には繋がせない、少しでもずれたら奪うという圧力が相手にも伝わっていました。

<メッセージ>
今季、クリアソン新宿に戻ってきてくれることを決め、年明けに肩の手術をして6月までのリハビリを経てゴールを決めてくれました。率先してチームを盛り上げる声、一人一人に練習での気づきをフィードバックしてくれていました。あんなにも輪の中心にいる怪我人はいないと思います。そして、自分の身体作りは練習の始まる前の時間も使って準備し続けた彼を心から尊敬しています。

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