関東サッカーリーグ 1部 前期第3節
4月25日(日) 14:00 Kick-off
■ 試合結果
Criacao Shinjuku 2(1−1、1−0)1 VONDS市原FC
■ 得点(アシスト)
15分 #6 黄 誠秀
17分 VONDS市原FC
50分 #2 瀬川 和樹
■ メンバー
<スタメン>
GK:26岩舘
DF:2瀬川、3井筒、8須藤、15米原
MF:6黄、13高橋(滉)、16伊藤(大)、 24森村
FW:11伊勢、50岡本
<サブ>
1阿部、25千葉、20樋口、23西山、77大和田、9原田、28岩田
■ 交代
後半27分 伊勢 ⇒ 岩田
後半34分 森村 ⇒ 西山
後半41分 高橋(滉) ⇒ 樋口、岡本 ⇒ 原田
■ マッチレビュー(文= #26 岩舘 直)
「今節は、夢の島競技場で、クラブ史上最多の700名を超える観客の声援という、最高の雰囲気の中で戦える」選手・スタッフ一同 本当に楽しみにしていた一戦。
しかし、緊急事態宣言の発令にともない、クラブとして無観客での開催を決断することとなり、さらに前日には夢の島競技場の使用ができなくなり、一時は試合の開催すら危ぶまれた。
自分たちの試合を楽しみにしてくれている人たちがいることの喜び、自分たちの試合が選手や現場のスタッフのみならず、多くの人に支えられて成り立っているということを改めて感じさせられ、感謝の気持ちをもって迎える試合に。
前半から互いに積極的に仕掛けあい、両チームゴール前での攻防が続く展開となった。クリアソン新宿は、新加入の森村(#24)が今季初先発。伊藤大(#16)、黄(#6)とともに中盤でゲームの主導権を取りに行く。
一方、VONDS市原FCは、大型センターFWをめがけてロングボールを多用し、クリアソン新宿の陣地深くまで押し込もうとしてくる。
試合が動いたのは前半15分。クリアソン新宿のコーナーキック。森村が蹴ったボールは一度はじかれるものの、クリアボールを拾った高橋滉(#13)が中央で待つ伊勢(#11)につなぎ、シュートを放つ。伊勢が放ったシュートはDFにあたりゴール前の黄のもとへ。このボールを素早くおさえ左足を振りぬき、クリアソン新宿の先制点となった。
しかし、その直後の17分。クリアソン新宿は、自陣深くで相手ボールを奪うと短いパスをつなぎ相手をかわそうとするが、ゴール前中央付近でミスが発生。キーパーと1対1となり、すぐに同点とされてしまう。前半の残り時間はまだ半分以上。クリアソン新宿はミスからの失点となり、一度は流れが相手に傾きかけたが、取り戻し、追加点を取りにいく。しかし、決定機をつくれずにこのまま前半終了。
後半になっても、VONDS市原FCのロングボール主体の攻撃スタイルは変わらず。押し込みを図るが、クリアソン新宿DFがこれをことごとくはね返すと次第に主導権はクリアソン新宿へと移っていく。
そして、後半5分。クリアソン新宿がコーナーキックを獲得する。森村が蹴ったボールは相手DFにはじかれて、再度 森村のもとへ。このボールをサポートについた高橋滉がクロスを上げる。このクロスに米原(#15)がヘディングで合わせると相手DFにあたり、ゴール前にこぼれる。
このボールに両者入り乱れる混戦となり、相手DFがなんとか掻き出したクリアボールはペナルティエリアの外で待ち構えていた瀬川(#2)のもとへと転がっていく。
瀬川がこのボールを躊躇なく振り抜くと、ボールは圧巻のスピードで混戦の合間をすり抜け、相手ゴールへと突き刺ささった。
クリアソン新宿、待望の勝ち越しゴールとなり、瀬川は自身のバースデーを祝う得点に雄叫びを上げた。このゴールを最後まで危なげなく守り抜き、2-1で試合終了。リーグ戦では日立ビルシステム戦に続き、2連勝となった。
■ 試合の裏側
クリアソン新宿を支えてくださっている皆さま、いつもありがとうございます。今節のレビューを担当した岩舘です…
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この続き
・レビューを書いた選手が語る、試合の裏側
・今節のピックアッププレーヤーとその素顔
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