先日行われましたCriacao vs アストラ倶楽部の試合は0-2、Criacao Procriar vs ZION FOOTBALL CLUBの試合は0-1でどちらも敗戦という結果になりました。次の試合はCriacaoが関東大会、Procriarがリーグ戦最終節と大きな一戦を迎えます。今から自分たちのやることを大きく変えることはできません。敗戦としっかりと向き合い、次戦の勝利へとつなげます。
■Criacao結果
Criacao 0(0-1、0-1)2 アストラクラブ
◆得点者◆
15分 アストラ倶楽部
90+2分 アストラ倶楽部
試合前にこの試合の重要性や立ち位置の確認をしてから臨んだ、関東に向けて非常に重要な一戦だった。
少し緩さはあったものの、試合の入りは決して悪くなかった。しかしディフェンスラインをかなり低く設定する相手に対してロングボールを跳ね返され、次第に相手ペースとなる。押し込まれる時間、中盤より前の選手が後ろ向きでディフェンスする時間が増えてしまい、15分には不運な形で失点してしまう。
相手のトップ下を捕まえることができない。セカンドが拾えない。ロングボールに対する対策をされている…課題を自分たちで試合中にピッチ内で解決することができなかった。前半はチャンスを作ることできず1点ビハインドで折り返す。
ハーフタイムに「サッカーはこんなに甘くない」などの声がかかり、今一度気合を入れなおすと、後半は前に前にクリアソンらしさが出てきた。徐々に中盤を制圧することで押し込む時間が増えたが、決定的なチャンスを作ることができない。怪我人が出る中で、交代選手がしっかり役割認識をしてプレーすることでチームに活力が出る。
しかし、最後まで相手ゴールを破ることができず。終了間際に再び失点を許し0-2で試合終了。準決勝敗退となった。
簡単な声かけや仲間がミスをした時に人1番走ってカバーするなど、当たり前のことが当たり前にできなければ負けて当然である。チームプレーの中で、自己満足のプレーではなく今この瞬間にどの選択肢がチームにとって最良なのかと判断すること。チームの勝利に最適な選択をすることの重要性やチームスポーツの有り様を実感することができた試合だった。
事実としてカップ戦準決勝敗退となったが、これをどのように受け止めるかが非常に大切である。優勝すると臨んだ中での結果。けが人やコンディションの問題、だれかがミスをしたからというように他責になるのではなく、関東大会を本気で勝ち抜くために5日まで取り組むことが急務である。
生半可な気持ちで関東は勝ち抜けない。泥臭く死に物狂いで挑戦し自身を持てるように関東まで取り組みたい。

■CriacaoProcriar結果
Criacao Procriar 0(0-0、0-1)1 ZION FOOTBALL CLUB
◆得点者◆
69分 ZION FOOTBALL CLUB
リーグ戦2連敗しているなか、絶対に負けられない一戦として挑んだ試合。
キックオフ直後はこの試合にかける意気込みが逆に固さとなってあらわれる。中盤でなかなかボールを拾うことが出来ず、相手に持たれる時間が長くなる。試合が進むにつれ、中盤からのスルーパスで裏に抜け出されるなどして幾度となくピンチを迎えるが、GK関を中心になんとか無失点におさえる。プロクリも前線からプレスをかけショートカウンターでチャンスを作り、対抗する。しかし得点を奪うことができず、そのままスコアレスで終わり、後半へと移る。
後半もじりじりとした展開が続く中、集中力を切らさずに積極的に相手ゴールへ迫る。しかし逆に相手の素早いカウンターで危ういシーンもあったが、関のファインセーブにより相手に得点を許さない。その後ペナルティエリア内のファウル判定によりPKを与えるも得点に至らず。
このまま流れを引き寄せたいProcriarであったが、後半29分にセットプレーで一瞬の隙を突かれ失点。杉浦、伊勢を筆頭に何度もシュートまで持っていくが、ゴールに繋げることが出来ない。最後まで攻め続けたものの点を決める事が出来ず、0-1での敗戦となった。
これで3連敗となってしまったが、このままでは終われない。今週末の最終節で今季積み上げてきたものの全てをぶつける。
Procriarは最終節まであと4日。Criacaoは関東大会まであと10日。その日はあっという間にやってきます。両チーム敗戦という結果となりましたがすべてを悲観的に受け止めるのではなく、しっかりと向き合い、さらにチームとして一丸となって今シーズンを最高の締めくくりにするために一生懸命頑張ります。