Criacao Shinjuku 関東2部王者の桐蔭横浜大学FCに完勝。タイトル獲得まで、あと1勝|試合レビュー

Criacao Shinjuku 関東2部王者の桐蔭横浜大学FCに完勝。タイトル獲得まで、あと1勝|試合レビュー

KSL市原PENALTYカップ 準決勝
Criacao Shinjuku vs 桐蔭横浜大学FC

準決勝 試合レビュー担当 伊勢 太一(#11)

● 試合結果 
Criacao Shinjuku 2(1-0、1-0)0 桐蔭横浜大学FC

● 得点(アシスト)
21分 #27 岡野 周太(#13 高橋 滉也)
73分 #20 樋口 裕平

● 試合レビュー
「来季のJFL昇格に向けて、最も早く始動したチームでありたい。」その想いを胸にお互いを鼓舞し合い、試合を重ねる毎に成長を重ねるCriacao Shinjuku。タイトルを獲って今シーズンを締め括るためにも、絶対に負けられない一戦。

準決勝の相手は、2020シーズンの関東2部王者の桐蔭横浜大学FC。技術力に定評があり、トーナメント1回戦でも関東1部のジョイフル本田つくばFCを2-1で倒し、勢いに乗るチームである。

陽気な天候のなか、11:00キックオフ。試合序盤は鋭いカウンターを繰り出す桐蔭横浜大学FCに、やや押し込まれる展開。前半6分には右サイドから絶妙なクロスを上げられ、相手選手にファーで合わされるも、ここはDF樋口(#20)がギリギリまで身体を競り寄せ、シュートは僅かに枠を外れる。

徐々にCriacao Shinjukuも押し返す。MFの西山(#23)、岡野(#27)を中心に攻守両面での細かいコミュニケーションを図り続け、時間の経過とともに落ち着きを取り戻す。両サイドの攻撃からは何度もチャンスを創り出し、徐々にギアが上がる。

前半21分。ショートカウンターからMF高橋滉(#13)が左サイドを突破し、クロスを上げる。ニアでMF伊勢(#11)が潰れ、ファーで待っていた岡野が左足で綺麗なボレーシュートを放つ。これが見事ネットに突き刺さり、良い時間帯に待望の先制点を奪うことに成功。ここから流れはCriacao Shinjukuへ。

以降は前線のFW原田(#9)、岡本(#50)にボールを集め、相手を中に集めてから外へ展開とテンポの良い攻撃が続く。右サイドでDF千葉(#25)が果敢な持ち上がりからクロスをあげるなど、枚数をかけた厚みのある攻撃も見られた。
しかし、追加点とはいかず前半を1-0で終える。

後半は入りからCriacao Shinjukuが主導権を握る。後半5分、岡野のコーナーキックをDF井筒(#3)がドンピシャで合わせるもキーパーに弾かれる。後半10分には伊勢が抜け出し、鋭いシュートを放つもここも相手GKのセーブにより惜しくも得点ならず。

決定機を決められなかったことにより、相手も盛り返すが、しかしGK岩館(#26)、井筒、米原(#15)を中心に安定した守備で主導権を渡さない。

追加点が欲しいCriacao Shinjuku は後半21分に高橋亜(#55)を投入し、攻撃のリズムを変え勝負に出る。

すると後半28分、高橋亜から逆サイドで駆け上がっていた樋口にパス!これを樋口が胸トラップから左足を振り抜き、イブラヒモビッチのような豪快なシュートを右隅へ突き刺す!!!イブラヒモヒグチ!!!!

後半29分過ぎからはFW黄(#6)、MF伊藤大(#16)、MF剣持(#22)、MF大和田(#77)と前線にフレッシュなメンバーを投入し、更に前に圧力をかける。
後半43分には井筒の裏へのパスにFW黄が抜け出すも、ここは相手DFにクリアされる。

アディショナルタイムにはチームを鼓舞し続けていたGK阿部(#1)、MF江幡(#14)を投入し、試合のクロージングにかかる。アディショナルタイムは全員で守備から入り、GK阿部がパントキックで大きく蹴り込んだところで試合終了。2-0での勝利となった。

● レビュー担当選手コメント
11番の伊勢 太一です。いつも応援ありがとうございます!!まずは無事に決勝まで進出することができました。チームとして毎練習の質にこだわり、週末に臨めていることが勝利に繋がっていると感じています。

今シーズンもラスト1試合となり、このメンバー全員でできるサッカーも最後になるので優勝を掴み取るためにもしっかり1週間準備していきます!

引き続き、応援よろしくお願いします!

試合結果カテゴリの最新記事