Match Result
アトレチコ鈴鹿 1(0-0、1-0)0 クリアソン新宿
Member
Starting Lineup
GK 浅沼優瑠
DF 坂本修佑、上野正騎、赤井シャロッド裕貴、吉田将也
MF 池谷友喜、、中山雄登、今井聖士、前澤甲気
FW 齊藤和樹、小池純輝
Substitute
中島佳太郎、竹内諒太郎、瀬川和樹、石井圭太、小島心都、西山大輝、大﨑淳矢
58分:小池→瀬川、池谷→西山
76分:今井→竹内
87分:前澤→小島、中山(雄)→大﨑
Goal
73分:アトレチコ鈴鹿
Match Review
国立前、最後の試合はアトレチコ鈴鹿との対戦。第1回の「新宿の日」や昨年の「サッカーの日」など、国立での対戦でいずれも敗戦を喫している何かと因縁のある相手。

アウェイに乗り込んでのゲーム。小池が今シーズン初の先発。島田が外れて前澤がボランチにまわり、左サイドには今井が入った。立ち上がりから膠着した展開が続く。
17分、CKからピンチ。鋭いボールをニアで合わされるがこれはサイドネット。クリアソンは19分、スローインからゴール前に浮き球のボールを入れる。相手が処理を誤り、池谷、最後は今井が振り抜くがわずかにゴール左。この日、最大の決定機となった。

29分にはCKから混戦でチャンス。ゴール前にボールがこぼれるが、再三のシュートは相手にブロックされる。37分、中山(雄)の浮き玉のパスを池谷がうまく落として、齊藤が左足でシュート。これはキーパーがファインセーブ。44分にも右サイドを崩して齊藤がグラウンダーのクロスを上げるが、ファーで待っていた小池まで届かず。
クリアソンはチャンスを作るが得点には至らず。0-0で前半を折り返す。

渋い展開のゲーム、早めに交代カードを切る。58分に西山と瀬川を投入。前線の活性化を図った。
60分、CBの間に落ちたボールを相手に先に触られて、あわやキーパーと1対1。止めに入った赤井がイエローカード。ゴール前でFKを与えるが、ボールをずらして狙ってきた相手のシュートは壁がしっかりブロック。
73分、ゲームが動く。ペナルティアーク付近で一度はボールを保持するもミスから奪われ、ダイレクトでゴール前にスルーパス。キーパーの浅沼が飛び出してくるが抜け出した相手のシュートが早く、失点。

不本意な形で失点をしてしまったクリアソン。竹内、小島、大﨑を投入してまずは同点ゴールを奪いにいく。しかし、決定的なチャンスは作れず。終盤はCBの赤井が前線に残り、早めに前線にボールを送り込むが、そのままタイムアップ。
沖縄、青森に続いて3連敗を喫した。次回は国立での特別な試合。悪い流れを断ち切りたい。

Comments
監督 北嶋秀朗

―まずは試合の振り返りをお願いします。
内容としてはお互い良くなかった試合だったんだと思います。そういう中でも勝ち点3を取れるかが、昇格していくかどうかの分かれ目。その勝ち点3が、今日は鈴鹿にこぼれたことに悔しい想いでいっぱいです。
僕たちとしては(優勝のために)負けることができない状態なので、次のホームゲームに向けてやっていくだけかなと思います。
―失点シーンについては、どう考えていますか。
ヒューマンエラー、ミスからの失点になってしまいました。ゴール前ではプレーをはっきりさせることは強調したかったし、飲水タイムの前にポジションも変えていて、その流れの中での失点だったので混乱があったとしたら申し訳ないなと思います。
小池純輝

ースタメンとして出場して、自身のパフォーマンスはいかがでしたか?
久々にスタート、なかなかないチャンスだと思っていたので一矢報いたいと思っていましたが、結果的に得点は取れず。
プレーでは、(齊藤)カズキの良さもわかっているつもりなので、僕が背後をとってカズキの力強さを引き出すことを意識していました。
背後に出てくるボールは、最近出し手とタイミングがあってきている感触があったし、実際にそれが表現できた場面もありました。
ーそれでも得点に結び付かなかった理由、どのように分析していますか?
もう少しペナルティエリアの危ないところに入っていく回数を増やせればよかったかなと。背後は取れてたけど、その先までいくところに課題があったかと思います。
ーチームとしては3連敗と苦しい状況になりました。
3連敗して、昇格のために負けられない試合が続きます。ずるずるいくと、どんどん空気が悪くなってくる。過去に所属したクラブで8連敗をしたことがあって、そうなるとちょっとしたミスでも「またミスしたよみたいな」感じに、スタジアムの雰囲気も含めてなってきます。
そういうのはここでスパッと切らないと。国立はそういう試合になり得ると思います。本当は今日勝って迎えたかったですが、国立をきっかけに上向くようにしたいです。