Criacao引き分け、Procriar初黒星

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8/3(日)にそれぞれ試合を行い、上位対決の負けれらない試合は引き分けと初黒星という結果に終わった。

■Criacao戦評

優勝を占う首位攻防となった第10節。対する早稲田ユナイテッドは勝ち点差わずか1で3位。
上位は混戦でどこが抜け出すか分からない中、お互いに絶対に勝っておきたい対決になった。

前半開始直後、フワッとした状態の早稲田に対してCriacaoが攻めたてる。中途半端なパスを前線から囲い込み、全体で圧力をかけ相手を自陣に追いこんでいく。
そのまま相手コートで試合を進めると前半2分、クロスを競った村井がヘディングでがら空きの中央に落とすと、そこに抜け出した原がキーパーとの1対1に。それを豪快に蹴り込んでいきなり先制点を挙げる。

良い勢いを継続するように得点直後も前線から押し込んだCriacaoだったが、前半5分、相手陣内のルーズボールを競り合った土田が相手DFと交錯し負傷。そのまま交代となり、急遽鈴木IN、剣持左SBという形に。

急な選手交代の影響もあって序盤の勢いが停滞したCriacaoだったが大きなピンチは作られないまま時間が過ぎたが、迎えた前半40分頃、Criacaoが遅れてアプローチをかけた一瞬の隙を突かれ相手の左サイドからDFラインの裏へ絶妙なスルーパス。
完全に裏を取られた形からキーパーとの1対1を沈められ同点に追いつかれてしまう。

そしてそのまま前半終了。

後半は立ち上がりから一進一退の攻防。酷暑の影響からお互いに運動量が落ち、終始緩いペースで試合が進むがピッチ上は疲労の色が濃く、お互いに決定機を作りきれない時間帯が続く。

しかし次第にボールを保持し始めたのは早稲田。前線からプレッシャーがかからなくなり始めた時間帯に、
ピッチをワイドに使いながら徐々にポゼッションを高めていく。

Criacaoも最終ラインとボランチで相手の攻撃を寸断するが、奪った後も前線との距離が遠く、我慢の時間が続く。この辺りで浅野OUT、大野INで前線をフレッシュにするが大勢は変わらず。

Criacaoも全くチャンスが無いわけではないが、中々相手ゴール近くでチャンスを作ることが出来ずに時間だけが過ぎていく。一方の早稲田も決定的に崩し切ることが出来ない。

互いにさらに苦しくなった時間帯で原に代えて四宮を入れるが、攻撃は散発で終わり続け、重たくなった大きな流れを止めることは出来なかった。

結果、互いに消耗し合った形で勝ち点を分け合った。

■CriacaoProcriar戦評

今節の相手は東芝イーグルス。強豪であるが、現在トップ争いをしている南葛SCは4-1で勝利を収めた相手であり、絶対に負けることが出来ない1戦。

先週に引き続き猛暑の中、いつも通り試合に入るProcriar、いい形を作っていたが、前半10分、相手のハーフウェイラインからの超ロングシュートが前のめりなっていたGK関を交わしてゴールを奪うと、失点をきっかけに段々と消極的になる。相手が元Jリーガーを要するだけでなく、チーム一丸の戦う姿勢に押されて簡単に1対1で負けてしまう場面に加え、セカンドボールを奪えない。耐える時間が続く中、前半27分相手CKのこぼれ球をヘディングで合わせられ、突き放されて前半終了。

後半立ち上がりから、息を吹き返したProcriar、丸山のフライングスルーパスに中村が一人交わし、絵に書くような綺麗なゴールを決めた。反撃モードかと思われたが、中盤での相手のボール保持力に押されて隙をつかれ、後半15分痛い追加点を取られる。
ラスト10分、戸田のアシストから山口がようやく一点を返したが、ラスト5分でダメ押しの4点目を入れられて試合終了。
痛い初黒星となった。

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