Criacao Shinjuku 待望の勝ち点3。関東1部リーグでの、初勝利を飾る。

Criacao Shinjuku 待望の勝ち点3。関東1部リーグでの、初勝利を飾る。

関東サッカーリーグ1部 後期第4節
Criacao Shinjuku vs 流通経済大学FC

第4節 試合レビュー担当 剣持 雅俊(#22)

● 試合結果
Criacao Shinjuku 3(2-0、1-0)0 流通経済大学FC

● 得点(アシスト)
21分 #8 須藤 岳晟 (#11 伊勢 太一)
34分 #50 岡本 達也 (#15 米原 祐)
53分 #13 高橋 滉也 (#50 岡本 達也)

開幕から3連敗で迎えた第4節。覚悟を持って臨んだ今節は、チームでやるべきことが統一されはじめた。

Criacao Shinjukuは前線から岡本(#50)、黄(#6)が積極的なプレスをかけ、序盤からペースを掴む。一方で、押し返したい流通経済大学FCは大きくDFの裏を狙う。前半13分に流通経済大学FCが抜け出しシュートを放つが、岩舘(#26)のビッグセーブ。その後はCBの米原(#15)、西山(#23)を中心に跳ね返すと、Criacao Shinjukuが徐々に中盤で時間を作る。

前半21分、西山からの岡本へ一列飛ばした浮き球のパス。収めた岡本から右サイドの伊勢(#11)に展開。ためを作り、落としたボールを須藤(#8)が中へ放り込むと、そのまま吸い込まれるようにゴールへ。待望の先制点。

勢いそのままプレスにいくCriacao Shinjuku。高い位置でボールを奪うとショートカウンターを重ねる。前半28分、高橋滉(#13)が縦にしかけて得た左のコーナーキックを、西山が合わせてボレーシュート。相手キーパーの横をすり抜けたが、カバーをしていたDFがブロック。そこをさらに黄が詰めるも、身体を張った流通経済大学FCの堅い守りに追加点はならず。

それでも縦と幅をうまく使って、相手の陣地へじわじわと押し込み、前半34分に再度コーナーキック。今度は右から伊藤大(#16)のボールをファーで米原が合わせる。キーパーが弾いたところを岡本が押し込み追加点。その後は両チーム一進一退の攻防を見せるがスコアは動かず、2-0で前半を折り返す。

後半、頭からプレスをかけるCriacao Shinjuku。ハーフタイムに選手を替えてきた流通経済大学FCは、シンプルに前線へボールを送る。斜めのロングボールやサイドの展開が繋がり始める。しかし、岩舘を中心にDFのラインは突破させない。

相手の攻撃を跳ね返し、逆押し込み返した後半8分、高い位置でボールを須藤が潰して奪うと伊藤大へ。右サイドに展開し、伊勢が岡本に折り返す。シュートを打たせまいとDFが勢いよく詰めるが、岡本は引き付けてから冷静に左の高橋滉へのパスを選択。完全にフリーになった高橋滉がゴールに流し込み、3点目をあげる。

4点目を奪うべく、後半21分、岡本、黄に替えて原田(#9)、渥美(#40)の投入、後半24分には伊勢、高橋滉に変えて高橋亜(#55)、剣持(#22)を投入した。前で時間をつくり、サイドを高い位置を取りにいく。須藤から右サイドの変わった高橋亜へ。そのまま縦へ切り込み、中で待つ渥美へパスを通してシュート。惜しくもキーパーに阻まれる。

点を取りたい両チームの、オープンな展開での押し込み合いが続く。左サイドでコーナーを奪うと、岡野(#27)から渥美。渥美がヘディングシュートを放つも、ゴールポスト右へ。前がかりになったCriacao Shinjukuからボールを奪うと、流通経済大学FCもカウンターで攻める。ペナルティエリアの外からシュートまでの形は作るが、シュートは枠外へ。

後半36分、千葉(#25)に替えて樋口(#20)、後半38分、伊藤大に替えて大野(#18)として、チームの活性化を図る。大きな展開での攻防を最後まで続けるが、両チームゴール前での大きな見せ場を作れずに試合終了。

4節目にして、待望の関東1部 初勝利をあげた。次節は東京カップで敗戦した東京23FCを相手に、勝利を目指す。

 


●レビュー担当選手コメント
いつも応援ありがとうございます。背番号22 剣持雅俊です。

3連敗をして、もう一度足りないもの、積み重ねてきて間違ってないと思えるもの、それぞれが自信を持って強みを練習でも発揮ができた一週間でした。勝利を目指すプロセスに大切に、どう在りたいのか向き合っていきます!

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