Criacao Shinjukuは10月1日、新宿区立富久小学校の5年生55名を対象に、サッカーを教材として仲間の大切さを伝える「太陽の授業」を実施しました。クリアソン新宿からは、講師として選手OBの上田康太と森村昂太が登壇しました。「太陽の授業」は、クリアソンのエンブレムが太陽を模していることから名づけられています。多くの子供たちが、この授業の中で仲間の大切さを学び、太陽のように光り輝き、周りを照らす人に育っていくことを狙いとして掲げています。
「幸せになるための4つの因子」を実践するには
前半の授業のテーマは「幸せになるための4つの因子」。幸せな人は4つのこと「”やってみよう”因子」「”ありのままに”因子」「”ありがとう”因子」「”なんとかなる”因子」を大切にしていて、それを実践していくために必要なことを学びました。子どもたちによるグループワークや、自分の考えを発表する時間も設けました。
後半の授業は、サッカーを教材として、主に仲間の大切さやチームワークの大切さを学びました。チームの仲間に対して、どんな声掛けや振る舞いをすれば伝わるのかを考えて、実際にやってみること。そして、それによってどう感じるかを体験しました。
コメント
5年生1組担任 菊池桂子先生
クリアソン新宿の皆様、素敵な「太陽の授業」をありがとうございました。身体を動かすことが大好きな子どもたちですので、今回の授業があると分かってから、とても楽しみにしていました。
教室では森村さんから「幸せになるための4つの因子」について、ご自身の体験に基づいた成功経験から、集中して課題に取り組むことと、相手に対してプラスの声掛けをし合うことの大切さを丁寧にお話しいただきました。後半の実技でも、プラスの声掛けを意識しながら楽しく身体を動かす様子がとても印象的でした。子どもたちにとってかけがえのない貴重な時間となりました。ありがとうございました。
5年生2組担任 伊藤聖矢先生
講師の上田さん、森村さんをはじめとするクリアソン新宿のみなさま、太陽の授業ありがとうございました。ご自身の経験や「幸せになるための4つの因子」等の貴重なお話を聞かせていただき、子ども達にとって有意義な時間となりました。
実技では、普段運動をあまりしない児童やボールが苦手な児童も積極的に運動する姿が見られ、体を動かす楽しさを体感していました。心と体を育てる素敵な二時間となりました。ありがとうございました。
Criacao Shinjuku 選手OB 上田康太
今日の課外授業では、できなくても、とにかく「やってみよう」というチャレンジ精神と、チームワークや仲間たちへの「ありがとう」の気持ちをテーマに、グループワークやサッカーの試合をしました。やったことのないことができた時のみんなの笑顔や、仲間を励ます声をかけている姿にパワーをもらい、最後の試合はとても白熱して、時間があっという間に過ぎてしまいました。
教室での授業では、4つの因子を自分の経験をもとに、感じてきたことや大事にしてきたことを伝えました。みんな真剣に聞いてくれて、難しいお題にも関わらず、自分でもしっかり考えて取り組んでくれました。恥ずかしがりながら答えてくれた回答には想像を超えるものがあったり、いろいろな個性が見えて、とても学びの多い素敵な時間になったと思います。明るくて素直な富久小学校の生徒たちの今後がとても楽しみです!
お互いのことを尊重しながらも、自分の意見もしっかり伝えられるような、そしてどんな時も前向きに頑張ってみようと思えるような、そんなことを考えるきっかけに少しでもなれていたら嬉しいです。
Criacao Shinjuku 選手OB 森村昂太
4つの因子に基づいて、自分がどのような状態だとサッカーに熱中できたのかということを、自分自身の原体験を交えながら話しました。富久小学校の生徒たちは、素直で元気で、自分の意見や気持ちを上手に相手に伝えることができる子が多く、とてもにぎやかで楽しい授業になりました。
後半の実践形式の授業では、皆が積極的にボールに関わり、熱いゲームが繰り広げられました。それを見ている私たちもパワーをもらうことができました。また、チームメイトに対してどのような声掛けや振る舞いをすることで、お互いの気持ちが通じ合い、力を与え合えるのかを学ぶ時間にもなりました。
今回の授業を通じて、生徒たちが仲間を大切にし、周りにポジティブな影響を与えられる人になってくれることを願っています。