このたび、Criacao Shinjukuに所属しております村下将梧が、2021シーズン限りで退団することとなりましたので、お知らせいたします。
<プロフィール>
◇ 氏名 : 村下 将梧(むらした しょうご)
◇ ポジション : GK
◇ 生年月日 : 1993年10月14日(28歳)
◇ 身長 / 体重 : 187cm / 80kg
◇ 出身地 : 大阪府
2012年 – 2015年 関西学院大学
2017年 – 2021年 Criacao Shinjuku
関東サッカーリーグ1部:1試合
関東サッカーリーグ2部:18試合
東京都社会人サッカーリーグ1部:18試合
<コメント>
いつも応援ありがとうございます。村下将梧です。私は昨シーズンをもって、チームを退団することにいたしました。
この5年という月日は本当にかけがえのない日々として、私の心に刻まれました。思い返せば、大学を卒業して一度スパイクを脱ぎましたが、このチームなら「人として成長し、社会人になっても熱い仲間と本気でサッカーができる」と決心したことを今でも鮮明に覚えております。
加入当初は心を開くまで時間がかかった私を、クリアソンのみんなは誰一人放置することなく仲間として受け入れてくれました。
これまでのサッカー人生を振り返ると「自分がGKとして試合に出て活躍する」それがすべてでした。2年前から試合に出場する機会が減り、今まで以上にさまざまな葛藤がありました。
しかし、きれいごとではなく、クリアソンのために自分のすべてを捧げることが自然にできました。勝てば、自分ごとのように喜んでいる私がいました。私がクリアソンに関わり、人として大きく成長した部分です。
在籍時には、東京都1部優勝、関東2部優勝、関東1部優勝、そしてJFL昇格と普通のビジネスパーソンなら絶対に経験できないような成功体験を得ることができました。
私は、クリアソン新宿に関わるすべての人々が大好きです。これほどまでに私が大好きな組織はありません。これは胸を張って言えることです。
大学生までの私は、正直に言うとこれほどまでに人を信じることができていませんでした。
これは、代表の丸山だけにしか伝えていませんでしたが、中学・高校と大事なサッカー仲間を事故などで失った過去がありました。もちろん、私が直接関わったことではなかったですが、私と関わることによって仲間を失うのではないかと自然と心を閉ざすようになっていました。
しかし、クリアソンのメンバーは、そんな私の過去をかき消してくれるぐらい、私にとって必要不可欠な存在となっていきました。今、この文章を書いてる最中も色んな記憶が蘇ってきて、クリアソンの仲間を思い出します。
今後、これに勝る熱量を注げるものがあるかは自分自身でもわかりません。ですが、ここまで向き合ってきた経験を生かして新たなステージで頑張っていきたいと思います。
最後になりますが、ここまで私を支えてくださった方々に感謝申し上げます。これからはクリアソンOBとして、少しでも、何かしらの形で貢献できればと思います。今後のクリアソンの益々の発展を心より願っております。
本当に、本当に、ありがとうございました。
2022年1月28日
村下将梧