このたび、Criacao Shinjukuに所属しております髙橋亜聡が、2021シーズン限りで退団することとなりましたので、お知らせいたします。
<プロフィール>
◇ 氏名 : 髙橋 亜聡(たかはし あさと)
◇ ポジション : MF
◇ 生年月日 : 1999年11月9日(22歳)
◇ 身長 / 体重 : 170cm / 65kg
◇ 出身地 : 埼玉県
2018年 Criacao Shinjuku Procriar
2018年 – 2021年 Criacao Shinjuku
関東サッカーリーグ1部:15試合 4得点
関東サッカーリーグ2部:16試合 4得点
<コメント>
こんにちは。髙橋亜聡です。私はこのたび、クリアソン新宿を退団する決断をしました。
決断理由の前に、まずはクリアソン新宿を支えてくださるパートナーをはじめとした、ファンのみなさまに感謝をお伝えできればと思います。
「ありがとうございます。」
そして、私をチームの一員として認めてくださった丸山代表、成山監督、チームメイト、スタッフのみなさま。
「ありがとうございます。」
もちろん、ここまで自分を育て支えてくれた家族にも感謝を伝えたいです。
「ありがとうございます。」
たくさんの方々の優しさに触れ、充実した時間を過ごすことができました。また、様々な価値観を知り、多くの未知なる体験をしたことにより、人としてひと回りもふた回りも成長できたと感じています。
このクリアソンという組織が、私の人生に大きな影響をもたらしてくれたことは言うまでもありません。感謝という2文字では足りないほど、感謝しております。
それでは、どうして退団に踏み切ったかをお話しできればと思います。正直に話しますと、核心的な理由はありません。逆に継続することにも核心的な理由がありませんでした。
この文章を書いている最中に、何度も何度も理由付けをしようと思いましたが、できませんでした。
(小林)祐三くんの引退の言葉と重なりますが、私も理念の体現には「情熱」が必要だと思います。今までの私は100%でクリアソン新宿を上へ進めたい、より良いチームにしたいと情熱を持って活動していましたが、今は99%しかそう思うことができなくなってしまいました。
その大きな1%は、試合に出られなかった昨シーズン後半、「自分が出なくてもチームは勝てる。負けない」と思ってしまったことです。これは、自分が子どもゆえの甘さが原因だと感じています。
昨年のチームは、誰が試合に出場しても関係ない、チーム全体で戦っているということをコンセプトとして持っていましたが、自分はやはりそれでも試合に出たかったですし、苦しかったというのが本心です。
今年から、私は大学を卒業して社会人になります。きっと、今の甘さがある自分では、仕事のことを言い訳にしてしまうような気がします。そんな自分が嫌ですし、変えたいと思っています。
変えるためには何をすればいいか。そのためにはクリアソンで学んだように、新しい環境に自分を置き、もがき苦しむことが必要です。私は大学1年生のころにクリアソンという組織に入り、Criacao Shinjuku Procriar を経てここまで来ました。
当時は、クリアソン新宿にたった1人の学生として、元Jリーガーなど素晴らしいキャリアを持った方々に厳しく接していただきながら、もがきました。その結果、たくさんの体験をすることができました。そして、先ほど書いた通り、ひと回りもふた回りも成長した自分になることができました。
だから、私は新しい環境に進みます。強いて言えば、これが退団の理由なのかもしれません。新しい環境はビジネスなのか、他のチームなのか分かりませんが、必ずもがき苦しみ、成長して、この決断が良かったと思えるようにします。
これは勝手ながらに思っているのですが、自信を持った自分になれたら、プレイヤーとしてに限らず、またクリアソンに何かしらの形でお力添えができればと思っています。
最後になりますが、クリアソン新宿でプレーした約4年間、最高でした。楽しさ、嬉しさ、気持ち良さ、喜び、苦しさ、辛さ、嫉妬、苛立ち、悲しさ、他にも様々な感情を与えてくれる組織は、自分を高みに連れて行ってくれました。そして、かけがいのない仲間に出会うこともできました。
改めてではありますが、丸山代表をはじめクリアソンの方々には本当に感謝をしております。
「ありがとうございました。」
また、髙橋亜聡を応援してくださった家族、友人、クリアソンに関わる方々に心より感謝を申し上げます。
「ありがとうございました。」
今後、さらなる成長を求め、全身全霊で生きていきます。みなさま、こんな私ですが、これからも何卒よろしくお願いいたします。
必ずまたお会いしましょう。
2022年1月23日
髙橋亜聡