大谷真史 現役引退のお知らせ

大谷真史 現役引退のお知らせ

このたび、Criacao Shinjukuに所属しております大谷真史が、2021シーズン限りで現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。

<プロフィール>
◇ 氏名 : 大谷 真史(おおたに まさし)
◇ ポジション : FW
◇ 生年月日 : 1994年6月14日(27歳)
◇ 身長 / 体重 : 184cm / 80kg
◇ 出身地 : 山口県

2013年 – 2016年 駒澤大学
2017年 FK Mladost(モンテネグロ)
2018年 FK Kom(モンテネグロ)
2019年 Criacao Shinjuku
2020年 いわてグルージャ盛岡
2021年 Criacao Shinjuku

J3リーグ:9試合 0得点
関東サッカーリーグ1部:11試合 8得点
関東サッカーリーグ2部:12試合 11得点


<コメント>

みなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。昨年は、みなさまの熱いご支援ご声援のおかげで「JFL昇格」という目標を達成することができました。クリアソンに関わるすべての人に、心から感謝申し上げます。

有観客が行われた地域CLの西が丘、そして入れ替え戦の名古屋で過ごしたみなさまとの時間は、言葉にできないほど幸せでした。ここまで頑張ってきたご褒美のような、僕にとって非常に贅沢な思い出となりました。

そして、2022年。JFL参入という歴史的な1年の始まりに、僕から一つ、みなさまにお伝えしなければならないことがあります。このタイミングで告げなければいけないことが非常に心苦しいのですが、昨年の入れ替え戦を最後に、大谷真史はサッカー選手を引退することを決意いたしました。

引退の理由は、昨年の1月から、サッカーと並行して進めていた、専門分野の勉学に身を振り切るためです。クリアソン新宿の一員として闘い続けることも、もちろん魅力的な選択ではありましたが、サッカーと勉学、今後はその両立が難しいと判断し、この決断に至りました。

今、確かに言えることは、クリアソン新宿でプレーしたこの1年が、僕にとって最高に幸せな時間だったということです。昇格を掴み取った瞬間だけでなく、それまでの長く険しい日々の中でさえ、僕はとても幸せでした。それは大袈裟な表現ではなく、クリアソンのメンバーと闘い抜くことで、本気でそう感じることができたのです。

監督、そして彼ら彼女らがいなければ、こんなに心は満たされなかったと思います。不恰好で綺麗じゃないかもしれないけど、言い訳をせず、どんなときも全力を出し切るこのメンバーを、心底尊敬しています。心から、ありがとうと伝えたいです。

20年と続いたサッカー人生、その中で非常に多くの経験をさせていただきました。大きな喜びだけでなく、時には、理不尽と思えるような苦しみも味わいましたが、今振り返ってみると、すべての経験に納得がいきます。

この幸せにたどり着くためには、どれひとつとして無駄な苦しみはなく、全てが完璧でした。20年目にしてそう思えている自分がいます。

「経験や出会いに良いも悪いもなく、すべての事象がマーシーを作ってくれている」

これは、昨年に成山監督からいただいたアドバイスですが、今はその言葉の意味を深く理解しています。一つ一つの経験や出会いが、間違いなく自分を育ててくれていました。今後もひとつひとつの事象に感謝しながら、目の前の勝負に挑んでいきたいと思います。

最後に、このチームに僕を誘ってくれた岡本達也さん、僕を受け入れてくれた丸山社長、成山監督、そして同志であるクリアソンメンバーのみなさんに、深く感謝申し上げます。多くの感情を味わうことができました。本当にありがとうございました。

また、どんなときも、温かい声をかけ続けてくれた家族と、支えてくださった周りの方々に、心から感謝しています。ありがとうございました。

これから、クリアソン新宿という組織が、より多くの人の心に行き着いてほしいと、強く願っています。クリアソン新宿が勝っていけば、きっとたくさんの人が、大切な何かに改めて気づいていく。チームスポーツの魅力、全力でやることの素晴らしさ、このクラブはそういったものを人々に気づかせてくれる。観た人の心を動かす、魂のフットボール。それが、クリアソン。

クリアソン新宿の今後の飛躍を、心より楽しみにしています。僕も負けずに頑張ります。

みなさん、また会いましょう!

みなさん、ありがとう!

2022年1月8日
大谷 真史

 

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