この度、Criacao Shinjukuは2020シーズン キャプテンが井筒陸也選手に決定しましたのでお知らせいたします。
■井筒陸也選手コメント
Criacao に関わる、すべての方々へ
いつもお世話になっております。Criacao Shinjuku の井筒陸也です。この度、2020年シーズンの主将を拝命いたしましたので、ご報告申し上げます。
私は、2014年に代表の丸山と出会い、人生を変えられた人間のひとりです。20代の前半という、おおよそ価値観の大半を規定されるタイミングで、絶えず浴びていたのは、Criacao の 理念に他なりません。
有難いことに、大学・Jリーグとも、たくさんの素敵な経験をすることができました。しかし、いついかなる時も、Criacaoの理念は 自分のドグマであり続けました。今も そしてこれからも、それは変わりません。
改めて、チームというものを考えています。思うに、チームとは「現象」です。”チーム作り” という言葉自体が、チーム作りを難しくしています。チームは「作る」のではなく、現象として「生じる」ものです。
サッカーというスポーツは、ひとりではできません。ルール的な意味に限らず、この複雑すぎるゲームは、他者との相互補完の必要性を迫ってきます。そうして、ごく自然に、Criacao Shinjuku(=チーム) という現象が生じていると、そう考えるようになりました。
誰かが自分の弱さを補い、あるいは自分が誰かの弱さを補う。その必要性、あるいは価値に対する気づきによって、はじめてそこにチームは生じます。
家族も、新宿も、世界も、きっとそうです。これらのチームも、作られるものではない。サッカーと同じように複雑すぎる、この人生というゲームが、他者との協力をもってのみ攻略し得ると気づいた瞬間に、生じるものです。
私たちがサッカーを通じてできることがあるとすれば、それは、人が決して単独では生きていけないことを、目に見える形で表現し、訴求し、また新しいチームを生じさせる因子を、ひとつでも多く引き起こすことです。
そのプロセスには、たくさんの困難が用意されていますが、頑張ります。JFL昇格に向けて、変わらない ご支援ご声援を、どうぞよろしくお願い致します。